競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

10,000円の使い方(東武動物公園)

最近、息子が動物を見たいというので、先週の土曜は東武動物公園に行ってきた。

休日に息子と2人で出かけると都合がよいことが2つある。

1.競馬のことを忘れられる

2.妻が自分のやりたいことができる

さらに今回の場合は、もうひとつ

3.2018年12月期限のこども商品券が使える

会社の方から、こども商品券をいただいたのだが、なかなか使い道が限られてどうしようと思っていた。

入場時に使えるとのことで、妻から商品券の束を渡され、背中を押し出され出発!

 

パーク内は物価が高そうなので、食事はいつもの散歩で使う駅そばで済ませ、飲み物もコンビニで買った。

東武スカイツリーラインに乗り、東武動物公園駅に到着。

駅前は建物も少なく、静かだが、それでも家族連れが数組おり、その人たちについていく。

カップルも2、3組。

2人きりで出かけるのは初めてなのかな・・・と思わせる距離感。

男の立場としては、仲良くしたいんだけど、これ以上近づくと警戒されちゃうかなという微妙な気持ちはとてもよく分かる。

駅から15分くらいで到着。

入口でワンデーパス(入場+のりもの乗り放題)を買う。

大人が4,800円、うちの子は3歳なのでこども3,700円。計8,500円

今回はこども商品券で全部賄えたのでよいが、もし4人家族だと17,000円かと思うと、競馬で万札を次々と投入していた自分でもキツイなと思う。

マイナンバーカードを活用した割引制度とか作れないものだろうか。

カード内にある氏名・住所・生年月日・性別の4情報を提供するかわりに、割引サービスが得られるなら使いたいという家族もいるだろう(当然だが、マイナンバーは提供しない)。

話を戻す。

入場すると、手首に緑の輪をはめてもらい、これが乗り放題のサインとなる。

30年ぶりの東武動物公園は、僕にとっても初めてのようなものだ。

公園内を走る列車に乗ったり、メリーゴーランドや空に浮かぶ乗り物にのったりするが、驚いたのは、息子が全然怖がらずに乗ろうとすることだ。

土曜の午後だったが、一番並んだのは観覧車で30分くらいだった。他も10~20分くらい並んだのがほとんど。おとなしく並んでいてくれたのは助かった。

動物園にも行った。

ホワイトタイガー、ライオン、ペンギン、象、かば、羊、ラクダ、バクを見た。

100円で買ったエサ(枯草)を、息子は怖がらずに羊にあげていた。

あとトイレについてだが、多目的トイレ内に幼児用の洋式便座があり、そこで済ませることができた。

施設は古いけど、掃除は行き届いていて気持ちよく使用できた。

3月末なのに25度近くあったので、飲み物を追加で購入したり、ソフトクリームを食べたりしたが、10,000円で遊園地と動物園を楽しむことができた。

最後は動物の着ぐるみさんと握手をして退園。

慣れない場所で身体は疲れたが、いい気分転換になった。

息子も満足げな顔だった。

競馬で負けたとき、こういったお金の使い方をしたいと強く思ったのだが、やっと行動に移せたと思うと、ほんの少し安堵な気持ちになるのである。