競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

気持ちのバランスを保つ難しさ

またまた

金曜日の夜がやってきた。

嬉しくもあり、怖さも感じる夜である。

3週前のブログを見返すと、心が燃え滾っていて「なんとしてでも勝つ」という気持ちがビンビンに伝わってくる。


 その甲斐あってか、会心の的中を決めることができ、私の心は充実感で満ち足りることになった。さらに2週前も12番人気のアイアムジュピターの単勝を仕留めることができた。もう身体中に麻薬が行き渡ったような気分になれた。

麻薬を吸ったことはないが、気持ちよすぎて意識がちょっと朦朧としてしまった。

しかし

先週あたりから、ちょっと怖さを感じるようになった。

それは、この儲けがなくなったらどうしようという思いである。

今まで私は大きく勝ったお金を、何度も失ってしまった。

10万円勝っても、翌週に5万、さらに次の週に10万失うという感じである。

実際には5万円の負けなのだが、雰囲気的には15万円負けてしまったという気持ちが強くなってしまうのである。

そうすると心は腐る。とことんまで腐る。

何週も何週も負けが続く。

最初のうちは強気に穴馬券で勝負するが、負けが続くと的中が恋しくなる。

目の前にある本命馬に託す。しかし期待は裏切られる。

力負けなら仕方ないが、出遅れたり、ハナ差で届かずといったタチの悪い負け方だ。

だから先週は、本当に本当に慎重に予想した。

その結果、2日間トータルではマイナスになったが、かすり傷程度で済んだ。

45歳目前になって、ようやく自分も成長したなと感じた。

そして、再び

金曜日を迎えた。まだ油断は禁物だというか、生きている限り油断は禁物だ。

3週前のような元気はなく、なかなか狙う馬も浮かんでこない。

浮かんできても、こんな成績で今回勝てるのか?と不安になる。

3週前のような冒険心も大事だし、先週のような慎重さも必要だ。

バランスを保つのが難しい。しかし競馬を休もうという気持ちは全くない。

競馬歴30年の重みというしかない。

30年かけて築いてきた習慣を捨てるには30年かかると私は考えている。

こういう人間は、ギャンブルを断ち切るよりも、ギャンブルとうまく付き合うことを考えた方がよい。

なんとか

土曜分の予想を終えた。

本当は心が荒ぶる前に日曜分の予想まで終えたかったのだが、さすがに疲れた。

なんとか、この18頭に頑張ってもらいたい。

中山

1R アペタイザー(大野騎手・栗田徹きゅう舎)

2R インターロード(三浦騎手・伊藤伸きゅう舎)

4R コスモターンブルー(山本騎手・鈴木伸きゅう舎)

10R メイショウエイコウ(蛯名騎手・荒川きゅう舎)

11R ペイシャフェリシタ(ミナリク騎手・高木きゅう舎)

12R グッドヒューマー(石川騎手・高橋裕きゅう舎)

阪神

2R セデックカズマ(川田騎手・西浦きゅう舎)

3R インナーハート(岩田康騎手・吉村きゅう舎)

4R ヒルバーゼルシュタルケ騎手・西村きゅう舎)

5R タガノスプモーネ(福永騎手・鈴木孝きゅう舎)

8R メトロポリス(岩田康騎手・吉村きゅう舎)

10R ライジングリーズン(シュタルケ騎手・奥村武きゅう舎)

小倉

2R オイシイナア(丹内騎手・本間きゅう舎)

4R リーチザサミット(的場騎手・的場きゅう舎)

6R キクノロージズ(藤田騎手・吉田きゅう舎)

7R メイショウトラマツ(西村淳騎手・南井きゅう舎)

8R キャスパリーグ(柴山騎手・浅見きゅう舎)

11R スズカモナミ(中谷騎手・吉村きゅう舎)