競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

もう止めないと人生まで破綻する・・・

ダービーウィークが

終わった。

もう思い出せば思い出すほど、悔しくて悔しくて、もう居てもたってもいられない。

今週は本当に荒れた。単勝でもたくさんの穴馬券が出た。

そして土曜日は大穴まであと一歩の2着が続出した。

本当に少しずつ少しずつ的を外してしまって、結局何も残らなかった。

というか、借金だけが山のように残った。

記述式試験のような部分点というのがあれば、かなり点数を稼げたんだと思うが、あいにくにも競馬はマークシートの選択式試験である。

間違えた者からは情け容赦なく全額没収だ。

これが何度目の

引退宣言になるか分からないが、もう競馬を止めるしかないと思った。

あの大仁田厚に「お前、またか」と言われても何も言えない。

もう本当にこんなことを書くのは屈辱だ。自分にとって最高の屈辱だ。

悔しい、本当に悔しい。死にたくなるほどに悔しい。

いろんな悔しさがある。

今週勝てなかった悔しさももちろんあるし、自分の心の歯止めができなかった悔しさもある。

そして最高に悔しいのは、今年途中までは順調にプラス収支を積み重ねたのが、ちょっとしたバランスの崩れで、もろくも崩壊し、結局立て直せなかったことだ。

ハナから全然歯が立たなかったということであれば、あきらめもつきやすいが、一度うまくいって軌道にのりかけたものをぶち壊してしまったのが最高に悔しいのだ。

しかし

今、私が抱えている妻に内緒のカードローンの金額を思うと、もう少し粘るとかいう選択肢はなくなった。

A銀行:150万円

B銀行:100万円

Cカード:30万円

明日はCカードの引落日であるとともに、住宅ローンとマンション管理費と、リフォームローンの引落日である。(この3つは妻も知っている)

なので、競馬後は金策に追われ、ようやく明日なんとか全部引き落とせる状態になった。Cカードは利息が高いのだが、Cカードの50万円の枠があったおかげで、どうにか明日の払いができるので、助かったという気持ちでいっぱいだ。

妻に内緒のカードローン280万円は、私が入社以来積み上げてきた持株会を全部崩すしかなくなった。

持株会を崩すときは競馬をやめるときだと思っていたが、まさか本当にこんなことになってしまうとは思っていなかった。

一生懸命積み上げてきた過去の自分に対して申し訳ないのだが、何か困ったことがあったときは・・・と思いながらやってきたことなので、やむを得ないだろう。

もう

ここで止めておかないと、金銭の問題だけでは済まなくなるという危機感もある。

マンションから飛び降りたくなってしまったり、仕事にも集中できなくなったり、心の余裕が全くなくなってしまっているなと、ここ数週は自分でも感じていた。

競馬を止めたら、絶対物足りない気分になることは容易に想像できる。

でも、今週も先週も、わずか1的中だ。

当たっても嬉しいという気持ちは全然なくて、ホッとしたという気持ちしかない。

あと、ここ数週は出遅れが多くて、そういうときの苛立ちは本当に気分が悪いし、普通に発馬してくれただけで嬉しい気持ちになるとか、もうなんなんだという感じだ。

昨日の夜も、50倍や30倍の馬券を頭差やクビ差で逃したこともあって、カバンを床に5回くらい床にたたきつけてしまった。

買った馬が出遅れると、なすすべなく終了なのに、買わなかった馬が出遅れて喜んでいたら、最内からぶっこまれて30万円がぶっ飛ぶとか、どういうことなんだ!

今日も息子に当たってしまったり、妻が一生けん命作ってくれた晩ごはんを不愉快な顔をしながら食べてしまったことを思うと、やっぱり止めないと・・・

つらいよ、悔しいよ。