日曜競馬は
的中なしに終わった。
穴を狙いすぎたという反省点はあるが、それにしても早々に勝負圏内から脱落する馬の多いこと多いこと。
私の負のオーラが、馬の背中に乗ってしまったかのようだ。
競馬関係者も、このブログに自分の担当馬が単勝購入馬に入っていたら、すごくイヤな気持ちになるだろうなと思う。
先週くらいで「落ちるところまで落ちた、後は昇るだけ」と思っていたが、まだ苦難は待っていた。
今の生活は完全に地獄だなと思った。
平日は仕事に、土日は競馬に身体も心も痛みつけられて・・・
まもなく
日が暮れる。
日中は興奮していて、隠れていた現実が改めて目の前に突き付けられる。
A銀行、B銀行、Cカード・・・
全て、限度額いっぱいまで使い切ってしまった。
100+150+50・・・
果たして株を売っても全部埋めることができるのだろうか。
冷静に計算すると、ちょっと難しい気がしてきた。
次に仕事。
来週も月曜から息つくひまもない忙しさになりそうだ。
時間に追われる仕事もあるし、未来に向けての判断を迫られる仕事もある。
今の自分に、いい仕事ができる予感は全くない。
もう出勤するのが精一杯というのが現実だ。
うまくいかなければ、周りからの視線は厳しくなるばかりだ。
競馬だけでなく仕事も悪循環の波に巻き込まれている。
そして
最後の砦は家庭となるのだが、ここもいろいろ心配の種がある。
息子は5歳になったのだが、なんだか生意気な言動が目立ってきた。
前は、お手伝いも積極的にしてくれたのに、疲れたとか眠いとか言い訳をするようになってきた。
あと、あちこち痒がるようになってきているのが気になることだ。
時々キツく当たってしまうことがあって、そういうのがストレスになってしまっているんだとすると、本当によくないなと思う。
ちょっと悪いことをしただけなのに必要以上に怒鳴りつけてしまったりとか、そのあとに競馬の負けの腹いせで物を投げつけてしまったりしたら、息子にとっては必要以上にストレスになってしまう。
自分より弱い立場にぶつけてしまう。
悪いことだってよく分かっているんだけど、それは今の自分が悪いのではなく、そういう状況を作り出してしまったときの自分が一番悪いんだと思う。
人生というのは一瞬一瞬のツミカサネであり、過去の行動や言動というのが、結局は自分に跳ね返ってくるということだ。
そう思うと、人生って一瞬たりとも気を抜けないのかなと思う。死ぬまで気がぬけないんだなと思う。生きていくって大変なことなんだなと思う。
話を
競馬に戻す。
最近、私が買った馬をレースで見ると、ほんとみんな重苦しそうな走りをしているように見える。本当に私の重圧がのしかかっているんじゃないかと思うくらいだ。
特に今日は前に行ける(と思われる)馬を買ったのだが、なかなかいいポジションを取れずに馬群に沈んでいく馬が多かった。
もう今は不調なので、せめて4角先頭で見せ場をつくってほしいという願いをこめて勝負することが多いのだが、それすら叶わないことが多くて、余計腹が立つことが多いのだ。
4角手前で手ごたえを失うシーンを見るのはつらいし、追い上げる脚は残っていても前との差が絶望的に開いているシーンを見るのも苦しい。
そして、極まれに接戦に持ち込んでも、結局タイム差なしで負ける。
熱く応援できるシチュエーションなのに、大きな声を出してもいいシチュエーションなのに、全く勝てる気がしないのだ。
根気も続かない。
以前は、一度単勝で勝負して負けても、もう一丁、もう一丁と買い続ける粘り強さがあったのだが、最近はそれも一貫できていなくて、惰性で買い続けると結局また負けて、買うのを止めると途端に走られてということも多い。
買うのを止めたとたんに走られると、凄くダマされたという気持ちが湧きあがってきて、前走まで応援していた馬が逆に憎たらしくなる。
結局、ダメな子がかわいくなってしまって、買い続けて負けが込むという一方である。
とにかくもう私の頭は混とんとしてしまっていて矛盾にあふれていて、しかも凝り固まっている状態だ。
先日いただいたコメントで馬連やワイドとかも活用してみればいいというアドバイスがあった。
現実、土曜の東京では2着が3回あったので、そうすれば取れたかなという馬券もあった。
しかしもう自分の中では柔軟な気持ちは消えてしまっていて、競馬についても続けるか、撤退するか どっちだ!という二択しかなくて、額を減らすとか買い方を工夫するとかいう思考が全くできないのだ。
単勝一本で貫き通して一発決めるか、もう全部捨てて一切競馬から身を引くか・・・その2つで頭がいっぱいになってしまうのだ。
同じく先日いただいたコメントで、センスがあるというお褒めの言葉をいただいた。
なんか自分の努力が認められたようでとても嬉しいのだが、一方でセンスがある人がこんなにひどく負けるか?という冷めた思いもある。
ただ、一発決めるための引き出しはいろいろ用意しているつもりではある。
今日の競馬だと、阪神6Rのオーロペスカは、勝利こそならなかったが、キャリア3戦目、前走で前に行けて、まだ伸びしろありと見込んだ馬だった。
結果は4着だったが、今回も前目の競馬ができて着差も1秒以内となかなかいい走りをしてくれた。
なんとか未勝利を勝てるかというところまで来ていると思うのだが、今日の競馬でさすがに次は人気になってしまいそうだし、いやだなぁという気持ちもある。
ただ、オッズが下がってしまったとしても、しっかり次も買って、その結果1着になってくれれば、万々歳なのであるということを未来の自分に伝えたい。
その一方で、前走11着、前々走14着という馬を単勝で買うというのは、やっぱり無謀なのは事実であり、このレースにおいては3キロ減の斎藤騎手に乗り替わったトゥプエデスに目をつけるというのが、本当にセンスのある買い方だと思う。
コメントでも「もまれるとフワフワするので」とあれば、ここは逃げるかもと気付けるかどうかが勝負の分かれ道だった。
もう本当に勝負も仕事も人生も紙一重であり、微妙なバランスの上に成り立っているものだというのを思い知らされた1週間であった。
さて
来週の競馬はどうするのかということだが、ダービーが終わって止める絶好のチャンスだった今週、手を出してしまった以上、人生の破綻覚悟でやり続けるしかないというのが、今の時点での思いである。
もうギャンブル障害の典型的な姿になってしまった。