日曜競馬は
一番あってはならない結果になってしまった。
12戦的中なし。
けっこう精神的にやばい、日曜の夕方である。
やっぱり
馬券の収支において、下降線をたどるというのはイヤなものである。
と同時に、土曜日の的中で気持ちが一気にハイテンションになってしまっただけに、気持ちの落ち込み方がキツイのだ。
そのうえ、まだ18時前なのに、もう外は真っ暗だ。
なんか、すごく追い込まれている感がある。
とても
気持ちの置場が難しい、土曜の夕方から日曜の夕方までの24時間だった。
いままでは、「土曜日問題」と称してきたように、土曜日の馬券がとにかく当たらず困っていたのだが、土曜の1Rで勝利を決定づける一発を決めてしまうと、平常心ではいられなくなるんだなと思った。
「こんなチャンスは滅多にないのだから、もっと押せ押せで行かないといけない」
「細かい的中を積み重ねていくのも大事だ」
ちょっと自分の中で、方針が定まらなくなるのだ。
なので
今朝、中山競馬場に久しぶりに足を運んでみた。
たまには、実際のコースや馬を見るのも必要かなと思ったのだ。
しかし、現地に足を踏み入れても、なんか他人事という感じしかしないのだ。
土曜日にあまりにも圧勝してしまって、変な心の余裕ができてしまっているのだ。
中山2Rでは杉原騎乗の、ミルファームのルドラクシャが好スタートを切り、4角を先頭で回ったのだが、惜しくも半馬身差の2着というレースがあった。
これ、負けが込んでいるときだと、すごく悔しい気持ちになるパターンなのだが、なんかすんなり心の中で結果を受け入れてしまっているのだ。
すごく危ない心の兆候だと思った。
早く気持ちを入れ替えないと、また惨敗地獄に引きずりこまれてしまう。
でも、今もあんまり危機感を感じていない自分がいる。
とはいえ、土日トータルの勝利に浮かれているわけでもない。
そして、今日は12万負けて、精神的にちょっとやばいなと感じている。
もう自分でも何を言いたいんだか分からなくなってきた！
思えば
相当ムリをしてきたのかなと思う。
8月10日（土）終了時点で、年間収支は1,677,000円のマイナスだったのだが、9月28日（土）終了時点で、309,000円のマイナスになっていた。
その甲斐あって、銀行のカードローンはついにゼロになった。
仕事では、人付き合い、難しい業務、台風対応など悩んだり、気を張り詰めて対応したことが多かったが、どうにか乗り切り、できるだけ精神的によいコンディションをキープすることを心掛けた。
上半期が終わり、査定用の自己申告シートを先週末に会社でまとめていたのだが、絶対昨年の自分より成長したと思った。
競馬で勝つための努力が、仕事にここまで作用するとは思わなかったな。
もちろん競馬の予想においても、自分なりにいろいろ意識を変えた。
前回記事で書いた手順もそうだし、あとは内枠をこわがらなくなったことかな。
インで詰まるんじゃないか？と思って、以前は内枠の馬を避けることが多かったのだが、インを回って詰まってもいいからコースロスなく回ってきてほしい！と考えられるようになってきた。
長年しみついた意識を変えるのは、とてもパワーが要った。
夏の暑い中、睡眠時間を削って頑張ってきた甲斐はあったが、やっぱり疲れたな。
カードローンがゼロになったことで心の張り詰めた糸が切れたのかもしれない。
あとは
すごい大勝なのに、あんまり気分が浮かれないのは、昨日の的中はラッキーパンチだったのかなという思いがある。
夏の福島・新潟で決めた西田騎手での的中とは、かなり違う。
西田騎手で決めた単勝は、ひとつひとつに思い入れがあって、まさに精神的に血のにじむような思いをして勝ち取った馬券だという思いがある。
あと日曜の最終レースという舞台設定も、一層思い入れを強くさせたのかもしれない。
きりがないので
まとめる。
まずは今週は、せっかく土曜の1Rから高配当を取れたのに、その後が続かなかった。
でも、そういう慣れない事態に気持ちが対応できず、日曜は的中なしという悲しい結果になってしまった。
気持ち的に落ち込んではいるし、このラッキーパンチがなかったらと思うとゾッとするが、結果的には土日トータルで勝ったわけだから、しっかり喜びたい。（丸山騎手や稲垣きゅう舎や、ロジウインド号に感謝しないと！）
カードローンはいったん完済したものの、またちょっと残高が発生してしまった。そこは来週以降、これまでどおり必死な気持ちで完済していくしかない。
あとは、どんな展開になっても一定の精神状態をキープできるよう鍛錬するしかない。
馬券は心のスポーツ。特に単勝馬券はちょっとした心の揺れも大きく影響する。
今週の経験も、ぜったい今後の糧になるはずだ。
最後に
中山競馬場の地下にある下辰で、久しぶりに下辰そばと肉豆腐を食べた。
何度食べてもうまいなぁと思う。
私にとっては青春の味といっても過言ではない。
来週は再び3場開催だ。そしてまた直線競馬がやってくる。
年間収支は、マイナス429,000円。
年間収支プラスに向けて、精進あるのみだ。
