ついに
12月15日(日)中山1Rで、小林凌大騎手がJRA初勝利を決めた。
浦和競馬で勝ったときのような、ゴール寸前の差し切り劇で、本当にこれがJRA初勝利かと思うような見事な勝利だった。
これがスタート地点だが、本当によく頑張ったと思う。おめでとう!
師匠の小西調教師も、そして大江原調教師も辛抱強く乗せ続けたと思う。
私は大江原調教師は、あまり評価していなかったのだが、こういった乗せ続ける姿勢を見ると、応援したくなってくる。
ところがである
あろうことか、こんな記念すべきレースで私は小林騎手の馬券を買えなかった。
それどころか、9時に今日の購入馬を更新したあとに、購入理由を書き加えていたころ、現場では、小林騎手が見事な勝利をあげていたという次第である。
ほんと、恥ずかしくて消したいくらいなのだが、事実は事実である。どうぞ見ていただきたい。
最近の
パターンだと、小林のクソ野郎と書くのが当ブログのトレンドなのだが、まったくそういった気持ちにはならないし、心底お祝いしたいというのが本心である。
それには、いろいろな理由がある。
1.買えなかった理由が私の中ではっきりしている
なんで、買わなかったのかなと慌ててJRA-VANと馬三郎を読み返したのだが、この馬、中間の調教でD評価とC評価だった。
もちろん、9月新潟・雷光特別のピカピカのようにD評価でも勝負するときはあるのだが、やっぱりD評価は買いづらい。
コメントを信じれば、買えたのでは?という後悔は自分の中でとても強いのだが、まぁ仕方ないのかなと思う。
ただ、3Rで木幡巧の馬を買うくらいなら、小林騎手の馬を買うべきなんじゃないかなぁと思う。やっぱり木幡巧は相性が悪いことを再認識したし、岩戸調教師に対する信頼はこの1件でガタ落ちである。
2.単勝配当が思いのほか低かった
「小林凌大騎手、初勝利!」の実況を聞いた瞬間、これ、ものすごい高い配当になるんじゃないか?と一瞬、自分の中で電流のようなものが走った。
ところが、おそるおそる配当を見ると、単勝はなんと860円。
正直、これくらいで済んでよかった・・・と思った。すごくホッとした。
一方で、やっぱりみんなよく見ているなと思った。
3.関係者のことを思うと・・・
何度も書いてきたが、所属の小西調教師や、大江原調教師、そして何より父の小林淳一元騎手のことを思うと、今年中に初勝利を決めることができて、本当によかったと思う。
なかにはひどい騎乗もあったのだが、本当に惜しいな、頑張っているんだけどなという騎乗も多くて、まったくの部外者である私でさえ、気を揉んでいたわけだから関係者の気の揉み様はかなりのものだったと思う。
この勝利で
馬券的な相性は、とてもよいとは言えない感じなのだが、私は12Rで小林騎手の単勝を買っている。1勝で満足するのではなく、この勢いでなんとか2勝目を決めてほしい。
そして最終週のヤングジョッキーのレースでも活躍して、来年こそ飛躍の1年にしてほしいなと思う。
前回のブログで調子に乗って、青山学院大の原監督の真似をして、ゴーゴーゴー大作戦とか書いちゃったから、勝負の神様からバチが当たってしまったのかなと思う。
でも勝負事って勢いが大事だしなぁ・・・カラ元気でもいいから気持ちを高めていくっていうのも大事だよなぁ
いずれにしても、やっぱり小林騎手の単勝を決められなかったのは後悔だなぁ。
レースが始まる前に(後悔の念に襲われる前に)今日すべての馬券を買っておいてよかった。
もうとても正常な気持ちで予想なんかできる状態じゃない。