もう本当に
振り返れば後悔ばかりの日曜競馬である。
特に、京都の1R~4R、6R、7Rは、特に悔やまれる。そしてチグハグだった。
もっと自分の気持ちに素直に貫けば、1R・藤岡佑騎手、4R・岩田望騎手、6R・藤井騎手は取れたんじゃないかなと、モヤモヤした気持ちになる。
裏を言えば、この3つのレースでは目先の的中のために買いたくもない馬券を買ってしまったということだ。
そのへんが私の意志の弱さというか、焦りというか、器の小ささというか・・・
買いたくもない馬券を持って、応援したい馬が1着で駆け抜けていくということほど、惨めで悲しくて苛立つことはない。
競馬で勝てるかどうかはともかくとして、買いたくもない馬券を買って負けるという辛さを、このブログを読んでくださっている方には味わってほしくない。
負けが込んだり、お金がなくなりかけたり、どんなに厳しいときでも、自分が買いたい馬券を買うという気持ちだけは貫き通してほしい。
目先の小さな勝利のために、自分の思いをないがしろにした先に待っているものは、金銭的な喪失だけではない。自分で自分を裏切ってしまったことによる、生きる気力の喪失である。
世の中では前者の喪失が問題視されるが、本当に怖いのは後者の喪失である。
36連敗が現実に近づいてきて、もうダメだと思ったが・・・
生きる気力だけは
取り戻すことができた。
ウインマリリン、本当によく走ってくれた。
そして横山武騎手、本当によくエスコートしてくれた。
フローラステークスは、ルメール騎手、レーン騎手が相手ではちょっと荷が重いかなと思ったが、先週コスモシークレットで決めてくれた、横山武騎手に託すことにした。
位置取りも手ごたえもよくて、あとは4角で前が捌けるかだけだったが、本当にコースロスなく内枠を生かす騎乗をしてくれたと思う。
4角ではもしかしたらお父様のサポートがあったのかもしれないが、きれいに内側を抜け出してきた。
迷いのない追いっぷりもよかった。ガッツポーズもメチャクチャ格好よかった。
本当に気持ちのよい的中だった。
横山武騎手にとっても手塚きゅう舎にとっても会心の勝利だったろうし、私にとっても先週のよい流れを今週にも繋げられたという点では、よかった。
先週、コスモシークレットでのハナ差での勝利がなかったら、果たしてウインマリリンを買えたかどうか。そう思うと本当に助かった。
ただ、横山武騎手は10Rも12Rも勝ってしまって・・・ちょっとやりすぎだよ。さすがについていけないよ。
とはいえ
本日だけで66,000円、週トータルで246,000円のマイナスという事実は厳然と残る。
先週の稼ぎを、ほぼ失ってしまった。
やはり先週決めたルールは、まだ粗くて、長い間の使用に耐えられるかは微妙だ。
それでも、ルールがないより、藁のようなルールでもよいので、何かしら精神的な拠り所になるようなルールは絶対にあったほうがいいと思っている。
週末はどうしても沸騰野郎になってしまうのだから、せめて週中の頭が熱くなっていないときにルールを決めておくのは私にとっては大事なことだ。
厳しい、想像よりひどい週末になってしまったが、フローラステークスの最後の直線だけは、全てを忘れて「ヨコヤマ!」と叫ぶことができて、気分は晴れやかな日曜の夕方である。
喪失した金銭は、明日からの仕事で、そして次の週末で稼げばいい。