先週
7月19日(日)の競馬が終わった時点で、積み重ねた借金額は300万となった。
(加えて、親に借りた分もある・・・)
計3か所、全て限度額いっぱいまで使ってしまった。
・A銀行 年利3.475% 1,000,000円
・B銀行 年利11% 1,500,000円
・Eカード 年利18% 500,000円
借金額的にも、もうすでに精神崩壊なのだが、加えて負けっぷりもひどかった。
プリンスリターンが馬群に沈んでいくのは、まるで今の自分の姿を見ているようだったし、チェリートリトンが最後の直線で懸命に前に迫るも及ばない姿を見て、私は心身ともに完全に力尽きた。
一方で、小牧騎手のニホンピロランドが豪快に直線一気を決めたのを見て、目の前にあったチャンスを掴めない自分を責め、そして悔いた。
いつも、負けたときに感じる「来週こそ」という気力や、悔しさや、思い通りの結果が出ない怒りは芽生えず、自然の力というか、私ひとりではどうにもならない勝負の厳しさを思い知らされた。
もう二度と感じたくない、逃げ出したくなる時間だった。
そして日曜の就寝前、この日の自分の思いを壁に貼った。これが45歳の男の現実。
一番
精神的に堪えているのが、Eカードの500,000円である。
ここには手をつけてはいけないと思っていたのだが、すぐ当てて返すつもりで手を出したのだが、あと一歩のところで完済に至らず、この有様である。
7月だけで、無傷から500,000円である。
ここは利息が高いので、ここで借りると精神的なストレスが一気に大きくなると過去に経験済なのに、また手を出してしまった。
本当に、この50万だけは防ぎたかった。6月末の時点で決断ができていれば・・・
ただ、今こうして思うのは、本当にやめるためには、心底耐えがたい思いをするという過程を経る必要があるのかなということ。
6月末の時点だと、まだ心の底では、なんとかできる、なんとかするという気持ちが残っていた。
でも今は、券種を変えてもダメだったし、地方競馬でも結果が出なかったし、もうなんとかできるという気持ちにはなっていない。
賭けたいという気持ちはある、というのが本当のところ。
たしかに私の手元には、週明けから月末に支払う住宅ローンや借金の約定返済のためのお金が160,000円ある。
しかし、これで勝負しようという気持ちにはなれない。
やっぱり先週の自分の思いを無にするわけにはいかないし、木曜・金曜の浦和競馬と土曜のJRAを乗り切った以上、あと1日耐えればという思いがある。
とにもかくにも、まずは1週間断ち切らないと、いつまでも改善に向けての第一歩を踏み出したことにはならないし、新しい景色を見ることはできない。
もう一生競馬をやりません、とは言わないが、今年いっぱいは借金を減らすことに全力を注ぎ、先が見えない現状を、どうにか先が見通せるくらいにはしなければと思う。
競馬という心のギプスがなくなって、果たして仕事で厳しい状況に晒されたときに耐えられるのか?というのはすごく不安である。
と同時に、追いかけるのをやめた瞬間に「あぁもう少し続けていれば」という後悔をするのではという恐怖も、ものすごいものがある。
やり続けるのもつらいが、やめるのも、逃げ出すのもつらい。
とはいえ、自分の人生を断ち切る勇気もないのは、このブログを読んでくださっている方なら重々承知の助だろう。
次回以降の記事では、借金に立ち向かうために取った行動を綴っていきたいと思う。
しかし、繰り返しになるが、やっぱり最後に作ってしまった500,000円が重くのしかかるのだ。