今日は
久しぶりに、18時過ぎに会社を出ることができた。
1年で一番つらい仕事を終えた。
まだ、気は抜けないし、やることは山積みなのだが、なんか気持ちを一瞬でも緩めたくて、カフェ・ヴェローチェに寄って、210円のブレンドコーヒーを飲んだ。
若き日に築いた財産を全て失い、借金300万を積み上げた男に気持ちを緩める資格がないことは重々承知しているが、たまにはいいかなと。
小銭も心もとないので、クレジットカード払いである。
本当に普通のコーヒーだが、うまかった。一瞬だけど幸せだった、ホッとした。
この1ヶ月、頑張ってきてよかったなと思った。
確かにタリーズや喫茶店に比べたら簡素な調度品かもしれないが、210円で店内でくつろげるんだから、格安だよな、ありがたいなと思う。
一杯のコーヒーで、全てが解決するわけではないけれど、明日も頑張ろうという気持ちになった。
このブログには
時々、私と同じような大きな借金を重ねた方がコメントを入れて下さることがある。
このブログだけで、私を含めて10人以上はいるわけだから、日本全体で考えると、これは個人的な問題というレベルではなく、もはや社会問題といっていいだろう。
ネット投票の副作用が、世の中で爆発するのも時間の問題だろう。
と思ったが、表に出ることはないだろうな・・・
だってマスコミはどこもかしこも・・・
朝日杯、毎日王冠、読売マイラーズカップ、日経賞、東京新聞杯・・・
ラッタッタ♪の広告代もハンパないだろうし。
唯一、広告ではなく皆様の受信料で支えられているあそこなら、と思ったが。
NHKマイルカップ・・・
JRAはさすがである。コロナ禍での最大の勝ち組と言っていいだろう。
リスク対策も万全である。
話変わって
今の私には、世のなか納得できないことだらけなのだが、一番腹立たしいのが、株価が世の中の景気と全く連動していないことである。
もはや私の目には、細工を施しまくった賽で偏った目が出続ける丁半博打にしか見えない。
さらに腹立たしいのが、その市場という名の賭場にはせ参じるものを、投資家ということである。
同じネットでクリックしているのに、競馬だとギャンブラーで、株だと投資家。
何が違うのかなと思う。偉そうにと思う。
株価は上がり続けているのに、街中ではギャンブルとか浪費をしているわけでもないのに、苦しんでいる人たちがいる。
私のような人間は、苦しむべきだと思うが、仕事を求めている人間が苦しみ、仕事もせずに利益を上げている人間が、ほくそ笑む世の中は正しくない。
今の世の中、株式市場以外にも資金調達の方法がいくらでもあるのではないかと思う。
借金を抱えている立場から言えば、国も国民も借金まみれになって、借金棒引きみたいな展開になればいいのにとも思う。
借金を重ねると、人の不幸を願うという、このように財布だけでなく心も貧しい人間になっていくのである。
心が貧しい
ついでに、私がなぜルメール騎手を忌み嫌うのかについて、改めて考えてみた。
一言でいうと、同じプロ騎手でそんなに技術の差がないのに、勝ち鞍を見ると数倍、数十倍、下手すると数百倍の差がついてしまうことである。
今年のシンザン記念、プリンスリターンの原田騎手は、悲願の初重賞制覇をルメール騎手に阻まれた。
あのときの原田騎手は最高に上手く乗ったと思う。それでも勝てなかった。
そしてあれから11ヶ月。ルメール騎手193勝、原田騎手3勝。約65倍差である。
ルメール騎手の方が技術的に優れているのは認めるが、納得いかねぇよなと思う。
チャンスは平等とか、ホント適当なことを言う人間のなんと多いことか。
そして、あそこでプリンスリターンの単勝を決められないのが、私の持ってなさの象徴であり、あれで完全に浮上のきっかけを失った。
ただ、心の奥底では
私のなりたい理想像は、まさにルメール騎手のような立ち位置。
他人と大した差もないのに、接戦をモノにし、まさに独り勝ちといった状況を作り出したい。他者の願いを打ち砕き、自分だけが我が道を行く。
トップを走る者には、前に目標がなく、後ろから追いかけられるという厳しさはあると思うが、前を走る者からの泥を受けることのない、見晴らしのよい世界。
この今の、泥を受けまくっている状況を抜け出すには、厳しいけれど自分が成長するしかない。
そんな
厳しい道のりを歩み続け、明日(12月10日)を待っているのが、西田騎手。
いよいよ調教師試験の合格発表日である。
どんな結果になるのか知る由もないが、どうかいい結果が出ればと思う。
もし合格したら、どんなきゅう舎にしたいのかなとかいろいろ話を聞いてみたい。
もう直線競馬での手綱さばきを見ることはできないのは寂しいが、ぜひアイビスサマーダッシュを調教師としても制覇してほしい。
今は人の心配より自分のことを何よりきちんとやらないといけない立場なのだが、彼の活躍で何度も励まされただけに、とにかく吉報を願うのみ。