競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

今週も競馬はお休みします(追記あり)

この土日は

出勤せずに済んだが、身も心もボロボロになってしまった。

お金もなくなり、たまっていくのは疲れだけ。

今週も競馬はお休みします。

ひたすら暖かい布団で眠りたい、そんな気持ち。

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結局

この週末も、100円も賭けずに日曜の夜を迎えることとなった。

しかし、競馬ができない苛立ちか、週明けの仕事に対する恐怖のどちらかにずっとつきまとわれる週末となった。

冷静になって「借金の利息分はともかく、負けてはいない」「仕事だって心配なことはあるだろうけれど取りこし苦労をしても仕方ない」と思えればいいのだが、なかなか。

なんか苛立って、なんか刹那的な気持ちになって・・・

ぜんぜん楽しくもない、癒されない週末になってしまった。

せめてもの救いは、暖かい布団で12時間くらい眠れたことである。

実は

土曜のレース終了後と日曜のレース終了後に、全レース、エア馬券で単勝1点予想をしてみた。

その結果、負けた。

土曜は7割くらい回収できたのだが、日曜は36レースやって2個しか当たらなかった。

しかも、その単払いは150円と180円である。回収率1割未満である。

やらなくてよかったのは確かなのだが、私の馬券力はそこまで地に堕ちたかと、暗澹たる気持ちになった。

希望としては、回収率100%くらいになって、まぁ賭けても賭けなくても同じでしたね、ハハハ、みたいな感じになればいいのにと思ったのだが。

私の中では、どんなに不調なときでも回収率50%は死守したい。そうすれば好調時に挽回できると考えているのだが、とてつもなく遠い目標に感じた。

エア馬券でも、気持ち悪くなって、最終レースまでやるのがとてもしんどかった。

単勝

勝てない人間が、他の券種で勝てるわけがないと私は思っている。

ギリギリ3着に入れそうな馬を狙う術を持っていれば、複勝や3連系馬券でどうにかという話もあるかもしれないが、私には単勝より難しく感じる。

私の買った馬、とにかくよく出遅れる。

神の存在を信じたくないし、もっと言ってしまえば神様が泣こうがわめこうが、そんな思いをねじ伏せて勝つくらいの人間になりたいと思っているのだが、最近、特に今年の私の行動を振り返ると、ひとつひとつのレースを粗末に扱ってしまっていたのかなと思う。

新馬戦ならともかく、単勝馬券にぶち込むのであれば、せめて前走のリプレイくらいちゃんと見ておけば、出遅れ回避できる馬券もあったんじゃないのか?と思う。

汚い馬柱を好むのはいいけど、馬柱だけでなくレースリプレイを見る手間を惜しんでいたのではないのか?

いや、明らかに手間を惜しんでいたのが2020年の私。

以前の記事にも書いたが、レースリプレイを見直すって結構しんどい作業だと思う。

将棋なら詰将棋、野球なら素振り、情報処理試験なら過去問・・・

やったからと言って、何かポイントが貯まるわけでもない、いわゆる無報酬作業。

ボランティアのように人の役に立つ作業でもない。

自分の身体に覚え込ませるための作業。

生き物が走るのだから、せめて映像で何か感じ取らないといけないだろう。

すごくしんどい作業だし、日本中で見られている映像なので、そこから自分だけの情報を得るということは無理だ。

でも、自分だけではないけれど、よく見ておけば、2割くらいの人しか気づかない情報なら得られるかもしれない。

これくらいのレベルなら、多少は役立つ。高配当にはならないかもしれないけど、おいしい配当と言えるくらいにはなるだろう。

レースリプレイだけでなく、リーディング順位とか、昨年の同開催の傾向とかも、自分だけ知っている状態は無理でも、平均以上に頭に入っていれば、少しは根拠のある思い切った予想ができる気がする。

あとはその情報や閃きを信じられるかどうかなのだが、そのときに揺れ動く心を支えるのが、いかにしんどい思いを乗り越えてきたかなのかもしれない。

眠くてしんどい中、レースリプレイを見てきたことが、自分を信じる最後の一押し、ぶれない馬券を買える分かれ目になるのかもしれない。

といろいろ

綴ったが、この記事を更新して、布団に入って目が覚めれば、また一週間の始まりである。平日も地獄、休日も地獄、会社で気持ちは休まるはずもなく、家に帰っても気持ちが穏やかになることはない。家族に満足なお金を用意できない一家の主に、気持ちを休める資格などないのだから。

唯一、気持ちを緩める場所があるとしたら、それは帰りの電車で座席にありつけたときか、カフェ・ヴェローチェか、あとはあそこかな。