競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

待望の週末

また

オウマタイムがやってきた。

賭け金は限られていて、華やかに遊んでいたころを思い出すと正直悲しい気持ちになるのだけれど、そんな日を夢見ながら、今は参加できる幸せを噛みしめつつ、今週こそ勝利を掴みたいと思う。

先週は100円競馬なのに4,030円も負けてしまって、100円競馬を甘く見てしまったなというのが実感である。

本当はスッパリやめて競馬以外のことに打ち込むのが正しい答えなのかもしれないが、競馬をやっていなくても競馬のことで頭がいっぱいになってしまって、結局何も手につかなかった。

となると、本当に少額でそのかわり多くのレースに参加するというのが、私の心を満たしつつ財布を守る一番の方法なのかなと改めて思う。

まぁあまり期待できないが、もし2度目の定額給付金の支給があっても、100円競馬が自分の中で定着していれば、その額はそのままカードローンの返済に回る。

うーん・・・カードローンっていう言い方だと、なんか罪悪感が感じられないんだよな。特に私のようなケースはやっぱり「サラ金」と表現するのが正しいと思う。

『競馬でこしらえたサラ金300万に追われる45歳のおっさん』

これでいい。これが今の私を一番きちんと表した日本語である。

もし

このブログに社会的使命があるとしたら、私のような状況にある人がどうすれば立ち直れるかというのを考えるための教材になることかなと思う。

立ち直るというのは具体的に言うとサラ金の完済を言っているのだが、当たり前のことだが完済の第一歩は利息に負けないことである。

月単位で見たときに、利息 < 返済額 の状況に持ち込むことが、コロナ禍でいうところの実行再生産数を1未満にすることと同義になる。

私はそれを競馬での勝利で実現しようとして、一時は成功したかと思えたときもあったが結局は大失敗してしまった人間である。

今の私には仕事で得たお金でそれを実現するしかないという状況である。一番正攻法ではあるが一番気が遠くなる選択でもある。

その気が遠くなる感覚を、少しでも競馬で癒せればというのが私の現在地。

だからこそ10円でも勝ちたい、また次の1週間を頑張れる希望がほしい。

いま

笠松競馬が騒がしい。

確かにけしからん話だとは思うし、僕もヤラズ騎乗に対してはこのブログで何度も思いを吐き出してきた。

とは言え、そういう悪い意味での人間くさい面も含めて競馬なのかなと思う。

人間だけやる気があってもダメ、馬だけやる気があってもダメ、人間も馬もやる気があって初めて勝利の可能性が出てくるのかなと思う。

馬の気持ちを読むことは困難だけれども、正しい知識と観察と推理で人の気持ちはある程度読むことができるのではないかと思う。

言わせてもらえれば、ヤラズを読むくらいの気持ちで競馬に向き合うべきだと思う。

競馬が競艇・競輪・オートと違うのは、動物が関わっているということだけでなく、レースに直接参加しない関係者が多岐に及ぶ点である。

調教師、馬主、生産者。特に調教師と馬主は賞金を得るという意味で非常に重要な存在である。

世のなかには餌やり調教師と言われている人もいるが、それでも賞金を1円でも多く稼ぐことが、きゅう舎で働く人たちの生活を守ることにつながるわけで。

私はサラ金を抱えることで、人それぞれの立場によって考え方も大きく左右されるということを実感するようになった。

自分の感情を殺してでも、過労死寸前まで働かされても1円でも多く稼ぎたいと考える人もいれば、自分の気持ちを捻じ曲げてまで仕事はしたくないと思う人もいる。

でももしかしたら10年後には、全く逆の考え方に転じる可能性もあって。

自分の気持ちを捻じ曲げたくなかった人も、借金まみれになって1円でも多く稼ぎたい人になることもあれば、自分の感情を殺してきた人が精神的に病んでしまった結果、自分の気持ちに正直に生きようと思う人になることもあるだろう。

正解というのは存在しなくて、しいて言えば、1日1日を一生懸命生きることが正解なのかなと思う。

ヤラズだって、心底やりたくてやっている人はいないと思いたい。生活を維持するための必死の選択だったのかなと思う。

だから当事者の自浄作用や良心に任せるのには限界があるわけで、そこは主催者がヤラズを許さない、させない仕組みを作り維持しなければいけない。

今回の件は主催者がレースで起きた小さな綻びをやり過ごした怠慢の積み重ねなのかなと思う。

清濁併せ呑む

という気持ちを持つことが、勝利に向けての一歩になるのかなと思う。

とは言えこれが難しいことは私も重々承知している。

土曜の1レースを迎えるまでは、そういうおおらかな気持ちでいられるが、レースが始まってしまえば理不尽な結果や不都合な出来事が次々と起きて、そんな気持ちはあっという間に吹っ飛んでしまうというのが競馬の厳しさ。と同時に僕のハートの弱さ。

それでも競馬をやめられないのは、やっぱりその厳しさを乗り越えた先にある勝利の快感を得たいため。

今週もどこまで勝利に近づけるか分からないけれど、また来週からの仕事を気持ち新たに頑張れるような結果を出せればと思う。

 

土曜・中山

1R リュヌダムール

 前走は相手が悪かっただけ、今度こそ

→4着:3キロ減から減量無になったのが大きかった。小林凌騎手でもう一度見たい。

2R ターニングアップ

 休養明け2走の実績を素直に信頼

→4着:逃げたが2番手のマークが厳しかった。現状これが精一杯と見た。

3R アラカザーム

 低レベルの一戦で混戦模様、実績ある騎手・調教師・馬主で一発

→5着:1番枠で出遅れてしまっては。末脚は目立っていて発馬さえ改善すればと思うが、1分14秒台の決着でやっぱり低レベルの一戦か。

4R キャッツミュー

 母・オルフィークは短距離ダートで活躍、減量効果で一発

→15着:この騎手に新馬勝ちを期待したのが間違いだった。私の勉強不足。

5R トピックス

 前走不良馬場4着も、2・3着馬は次走良馬場で即勝ち上がり

→11着:1番枠のデメリットが存分に発揮された騎乗。これも私の不徳。

6R サムライブレード

 ダンカーク産駒、正月競馬の成績良い伊藤大きゅう舎で

→10着:公開調教に投げ銭してしまった、参考外。

7R ルメス 単払 340円

 ハイペースを逃げての前走2着が好内容

→1着:ハイペースの流れを先行して快勝

8R アメリカンフェイス

 実績断然、関東リーディングの戸田きゅう舎で

→2着:伸びずバテずで安定の2着

9R ルトロヴァイユ

 立志賞はレベルが高い500万下、ここでも即通用

→3着:自分の競馬はできた。このクラスを勝てる力はある。

10R ピクシーメイデン

 力量上位、ルメール騎手の今日4勝目はこの馬と見たが

→9着:逃げの展開に持ち込んだがペース早かったのかな、次走への評価が難しい

11R ハーメティキスト

 木村きゅう舎は今週この1頭、この馬のベスト条件で

→8着:良馬場でこその馬か。今日の負けはノーカウントでもよいだろう。

12R ビートザウイングス

 ここも立志賞組から、ウイングレットの孫でまだまだ上に行ける器

→ 着:道悪巧者かと思ったが手ごたえがよくなかった。敗因が見つからない。

土曜・中京

1R ユキノフラッシュ

 兄がユキノグローリーならダート歓迎、目覚めの一発に期待

→9着:追走一杯という感じでダート適性は感じなかった。

2R イサチルプリンス

 1勝クラスであれだけやれれば、未勝利なら勝ち負け

→3着:1勝クラスであれだけ走れた割には期待外れ、末脚には見所あったが、次走も買いたいという気持ちにはあまりなれない。

3R メイショウクシナダ 単払 300円

 全兄・メイショウワザシなら、素直に信頼

→1着:血統通りの走りで快勝。きっちり力を出し切った和田竜騎手もよかった。

4R ミスズグランドオー

 1勝クラスで揉まれて、ここなら力上位

→3着:力を出し切っての3着、1勝クラスの安定勢力というのが現在の立ち位置か。

5R シャンブル

 2戦順調に使われ、僅差の競馬、走りごろ

→4着:見せ場はあった。人気がなければこの先も買ってもいいかなという印象。

6R イクスプロージョン

 休養明け一度叩かれ、今度は能力全開

→3着:1周目ゴール前で他馬にぶつけられたのが大きかった。未勝利は勝てる力あり。

7R サリーバランセ

 4戦連続2桁着順も5走前が好内容、力は足りる

→13着:これで5戦連続2桁着順、前には行けたが追ってサッパリ、厳しいのかな。

8R エカテリンブルク

 デビュー10戦目で初ダート、いい方向に出ると信じて

→11着:最悪な方向に出た。ダート向く感じはしない。

9R アングルティー

 一度叩いての上積みに期待、松山騎手への乗り替わりも追い風

→8着:全然向かい風になった。出遅れてしまい心に響かないレースだった。

10R ウインアグライア 単払 1,080円

 ただ1頭の牝馬も、ソダシ相手に走ってきた経験で

→1着:今まで戦ってきたレベルが高かった証、コースロスなく乗った和田竜騎手の判断もよかった。

11R ムーンチャイム

 2勝クラスVは中京コースであげたもの、末脚切れる

→6着:3勝クラスだと勝ち切るまでは厳しいのが現状か。武豊騎手でこその馬か。

12R ダンケシェーン

 新馬勝ちの実績あり、休み明けのほうが走りそう

→7着:休み明けのせいか気持ちが入っていない競馬だった。次は変わる可能性ある。

土曜・小倉

1R ヴェールアップ

 前走初ダートで一変、小倉得意な鮫島克騎手で今度こそ

→4着:積極的な競馬はよかったが、追走に余裕がなかった。現状はこれが精一杯か。

2R アレレブルー

 ここも鮫島克騎手、休み明け・デビュー2戦目で大変身を

→3着:敗れたが先行力は確か。まだ伸びしろはある。

3R スパークリングアイ

 前に行ける脚はある、前走15着からの一変を

→2着:馬の力を出し切ったいい競馬。次も買いたい。未勝利脱出見えた。

4R エイシンクリック 単払 190円

 もう一度だけ信じてみる

→1着:ここでは力が違った。ただ乗り難しい馬なんだなとは感じた。

5R ドゴール 単払 1,860円

 昇級休み明けの前走は度外視、一発期待

→1着:叩き2戦目で一変、飛越時もスピードがあまり落ちないのがいい。

6R グルーヴビート

 早い時期からのデビューでここなら、6ヶ月休養がいい方に出ると信じて

→2着:団野騎手は上手く乗ったが展開が向かなかった。次は人気かな。

7R メイショウカスガ

 前走地方交流も、今回減量効果で

→14着:減量効果が全く生かされず。地方交流6着というのが実力か。

8R サトノファビュラス

 前走は内枠で少しスムーズさ欠いた感、未勝利の勝ちっぷりよく、ここでも

→5着:なんかチグハグな競馬、1200は忙しいような気がする

9R ゴールデンスターズ

 未勝利馬も条件大幅好転、能力的には足りる

→9着:条件は好転したが能力が足りなかったようだ。

10R テーオーメアリー

 前走は昇級休み明けもまずまずの競馬、ここは能力全開

→13着:消極的な競馬で前が詰まるという見ている側としては一番不愉快な騎乗。

11R ロングファイナリー

 前走・妙見山特別の2・3着馬はすでに勝ち上がり、一度叩いて上昇必至

→16着:なんとかしたい気持ちは感じられたが、展開に恵まれなかった。仕方なし。

12R パイプライナー

 芝替りも、力を要する馬場になってよい方向に出そうな気配、一発

→13着:内側の苦しい場所に閉じ込められてしまった、ちょっと芝では荷が重かった。