競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

理想の週末のはずが(競馬を再びやめて3週間)

今週も

何はともあれ競馬を休むことができた。これで3週連続。

月~金の仕事が毎日21時か22時に終わるという状況で、とにかくゆっくり休みたかったので、自分の強い意志でやめたというわけではないのだが・・・

土曜日は

朝もゆっくりできたし、昼もぐっすり布団に入って休むことができた。

いっぱい寝ても疲れはとれないのだが、とにかく布団に入って好きなだけ寝れたのは、心の底からありがたいと思った。

日曜日は

午前中に家事を片付け、久しぶりに妻と息子と3人で外出した。

さいたま新都心ヨドバシカメラで加湿器を買い、帰りは浦和ロイヤルパインズホテルのディナーバイキングを楽しんだ。

バイキングは1万円を少しオーバーしたが、息子も、華やかな料理を見て食が進んだようだ。辛いと言いながらも、うまそうにカレーを食べていた。

食わず嫌いのところもあるのだが、食べたことのなかった料理にも口をつけていたので、親としては嬉しい。

妻も「どれもおいしい」と満足な表情だったので、家族全員が暖かい気持ちになれたような気がして、幸せな気持ちで帰途についた。

1万円あれば、家族3人幸せな気持ちになれるのである。

それなら

これで競馬ともお別れできるか、というと、またそこが難しい話なのである。

土日のレース結果を見て、私の心はにわかに曇り始めたのである。

「あぅっ」と声が出てしまったレースが2つあったからである。

まず1つ目は、土曜・ターコイズステークスのミスパンテール

昨年の優勝馬である。

しかも私は昨年、このレースを単勝で取った。

横山典がゴール直前神がかり的な末脚で抜け出したレースである。

レース結果を見て、昼寝している場合じゃなかったと思った。

出馬表を見なくても、出走していることは容易に想像できた。

先月末に失った10万円や15万円は、ここまで取っておくべきだったかと思った。

昨年優勝馬単勝9.9倍。美味しすぎる馬券である。

そして2つ目は、日曜・南総ステークスのアルマエルナト

中山1200専用馬である。

しかも私は前回勝利時(21戦前)、単勝で取っている。

この馬は中山1200なら走るということはバリバリ頭に入っていた。

昨年の南総ステークスも一昨年の南総ステークスもたしか買っている。

単勝12.6倍。これも私の中では美味しすぎる馬券である。

過去に的中させた馬というのは、相性がいい馬であることが多い。

来なそうなときは自然と馬券から外せるし、来そうなときは、どんなに近走が不振でも自信を持って迷うことなく買うことができる。

賭ける側からみると、過去の的中馬というのは貴重な財産(持ち駒)ともいえる。

たくさんのレースに挑戦しただけあり、私にはまだたくさんの財産があるのだ。

もし、この週末

仕事の疲れをいやし、家族との幸せな時間を過ごせた上に、これらの馬券を取ることができてたらと思うと、ちょっと心の中がざわつきはじめた。

1場につき3レース程度に絞り、朝のうちに馬券を買い、夜寝る前にレース映像を見るようにすれば、日中に機嫌を悪くすることなく、家族に迷惑をかけずに競馬を楽しめるのかなとか考えたり・・・

150万のカードローンも、おとなしく月7,000円前後の利息を払い続けていれば、平常の生活は送れるものの元本は減らない。

これを打破するには、やっぱり競馬しかないのかなとか考えたり・・・

上の2レース以外にもアドマイヤマースは前回も単勝取ったし、これも的中できたかもとか考えると、心の中は大騒ぎである。

来週は、中山大障害有馬記念。それを乗り越えてもホープフル。更にその先に金杯

どこまで過去の自分との約束を守れるのだろうか。

来年はプラス収支にしようという思いが、沸々とわきあがってしまっているのが実情だ。