競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

3週連続の敗北、そして惨めで辛く長い夜がやってくる

終わった・・・

中山競馬で3つ的中させたが、今日も勝てなかった。

これで3週連続、6開催日連続の敗北である。

3週で約50万円やられた。

しかし

昨日の日記にも書いたように、予想はしたものの、いまひとつキレがない予想だったのも確かだ。

「キレのある」予想ってどんな予想?と聞かれるとなかなか難しいのだが、

「馬柱から放たれるオーラみたいなものがあって、見た瞬間に私の心の奥底にある勝馬判定センサーが反応する」予想

というのが文字で書いた場合の精一杯の表現だ。

「オーラ」と「センサー」の両方が強ければいいのだが、オーラは放たれてもセンサーは全く反応しないとか、その逆の場合は、どちらを信じるかを客観的材料で判断することになる。

しかし今週は馬柱を見ても、オーラもセンサーも反応が弱かった。

オーラを感じ取れなかったのは、集中力が足りなかったのかもしれない。

ボーッとただ見ているだけで、オーラを感じることができるほど甘くはない。

勝ちたいという強い気持ちと集中力がある人だけにオーラは感じられるのだろう。

私は最近負けが込んでいて、勝ちたいというよりは絶対に負けられない気持ちの方が強くなってしまっている。

方向性は同じなのだが、「勝ちたい」と「負けられない」はなんか違うんだよなぁ

負け続けているとセンサーも自信をなくしてしまうというか、疑心暗鬼になってしまうというか、なかなか強いシグナルを発信することができなくなるのかな。

そうすると、予想の拠り所がなくなり、「ふわふわ」で「ぼんやり」した「期待より不安のほうが大きい」予想が「長い時間かかって」導き出されてしまうのである。

その結果、次々と見せ場なく敗れ去り、たまに当たってもクソみたいな低配当。

今週当たった5本は、全て500円以下の単勝配当だった。

好調時だと

「ビシッ」と「これしかないと明確」な「不安より楽しみの方が大きい」予想が「一瞬のうちに」導き出される。

3週前までは、それがハナ差などの僅差の勝利で高配当の馬券となってきたのだが。

明日から

4月。新元号が発表され、まさに新しい時代が始まろうとしている。

その前夜に、惨めな気分で夜を過ごさないといけない。

そして明日からまた長く厳しい1週間が始まる。

辛い、ほんとうにキツイ。

しかし一番辛いのは今日の就寝時と明日の朝だ。

今日は布団に入っても、後悔や怒りや週明けの不安で寝苦しい夜になるだろう。

明日の自分に対して、いい心理状態で引き継げなくて本当に申し訳ないが辛抱してもらうしかない。

競馬を止めればとりあえずこんな嫌な思いはしなくて済むのだが、今の私には止めたいという気持ちは全くなく、一刻も早く一発決めたいという思いだけだ。

これが

ギャンブル障害の典型例なのかもしれないが、今年になって1点だけ守り続けているルールがある。

負けていても、最終レースに大勝負をしない

ということだ。

正直なところ、年明け初日であやうくルールを破るところだったが、ヴォージュのおかげで踏みとどまることができた。

最終レースに大勝負をかけてしまうと、前日に時間をかけて予想したこと自体を否定してしまうことになると感じたからだ。

今週も負けたが、今日は470円・480円・360円という3つの的中のおかげで、13万1千円の払戻は受けることができた。

これでもし最終レースで今週の損を取り返そうと10万円逝ってしまったりしたら、オーラもセンサーも反応しない中で必死に予想した昨日の自分に対して合わせる顔がない。

苦しい中でつかんだこの払戻を、来週こそ活かしたいと思う。