競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

惨敗の中つかみとった的中

泥沼の

8開催日連続敗戦から2日。

競馬とは反対に、仕事は予想に反して順調に進んでいる。

私も頑張っているのだが、周りの人たちも自分の役割をしっかり果たしているからこそ、疲れた中にも充実感があるのである。

もちろん全員とうまくやれているわけではなく、離れたところで文句ばっかり言っている野郎やババアもいるのだが・・・

そういうのは気にしなければいいのだが、なかなか無視もできず気になってしまい・・・

今までは全部気にしまっていたが、なんか最近は時々だけど(本当に時々だけど)気にせずに流すこともできた。

直接言われたのなら、一旦耳を向けるべきだと思うが、勝手に言っているときは言わせとけだなと思う。

結局、自分を信じることができれば無視できるのだと思うし、無視できないということはまだまだ自信を持てていないのかなと思う。

もっと上級は、文句なんか完全無視で必要なときだけ意見を聞くみたいなことができればいいんだけど、僕にはハードルが高い。

競馬の

話に戻す。

先週、予想した42レースのうち、ただ一つといってよいだろう。

よくぞ的中させたというレースがあった。

日曜・中山12R リモンディの単勝馬券である。

もう土日で徹底的にやられてしまい、日曜日夕方の時点では焼け石に水としか思えなかったが、改めて振り返ると、なかなかいい予想だと思う。

7ヶ月ぶりの出走で、前走13着。さらに7か月前の前々走は除外、その前は未勝利、500万、1000万と3連勝。

この太字の部分のどこを重視するかというのは人それぞれだ思うが、私は何とも判断がつかなかった。

ただ、気になって仕方がなかった。

結局買うという決断を下すことにしたのは「木村きゅう舎」だったからである。

木村きゅう舎はプリモシーンをはじめ、関東ではトップクラスのきゅう舎と私の中では評価している。

そして何より、今年はバスタキヤという馬で単勝3,850円という高配当を的中させていただいているきゅう舎だ。

このバスタキヤという馬も前走14着から4ヶ月の休み明け、初ダート、しかも去勢明け初戦という中で見事勝利を決めた。

となると、リモンディもキッチリ仕上がっていてもおかしくないと思えた。

そして、騎手は自きゅう舎の新人・大塚騎手。

木村きゅう舎は有力馬が多いので、私の推測ではあるが、なかなか新人騎手は乗せづらいのだろう。

そんな中で、休み明けながら勝てる可能性がある馬を、ダート1200Mという減量騎手が活躍しやすい舞台で乗せてきたところに勝負気配を感じた。

そして中山ダート1200で8枠15番は絶好枠ともいえる。前回ブログで書いたファムファタルとは真逆な状況である。

その結果

ヤサシサに先頭を奪われ、どうなのかなと思ったが無理に競らずに2番手を追走。

直線で堂々と抜け出し、最後も詰められながらも首差残して見事優勝。

この勝利は大塚騎手の初勝利だけでなく、木村きゅう舎の通算200勝というダブルメモリアルとなった。

大塚騎手にとっては、1ヶ月待って初めて依頼された自きゅう舎の馬で勝てたことで、視界が開けたと思うし、木村調教師にとっても、今後大塚騎手を他の馬にも乗せやすくなったのではなかろうか。

社台の吉田和美オーナーの馬を一発回答で勝たせたというのも、イメージがよい。

私にとっても

自分の馬券を見つめなおす的中になった。

最近オッズに流されるのがイヤで、オッズを見ないで予想しているのだが、やはりオッズのことが気になって、「この成績じゃ単勝1倍台だ。買えない」とオッズにながされてしまっていた。

実際のオッズを分析した結果、オッズに流された馬券になるならともかく、見えないオッズを気にして、オッズに翻弄されている自分に気付いた。

私が目指していたのは、今回のリモンディあるいはバスタキヤのように、なんか気になるぞ、頭まであるぞという馬がいたら、オッズなんて関係なく買うんだという姿勢だ。

今回の的中で、少し自信を持つことができたし、自分で勝ち取った的中実績は、これから先、気になった馬で勝負するための勇気につながってくるはずだ。

そうあってほしい、と切に願う。