競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

平成最後の浦和競馬

10連休も

早4日が終わろうとしている。

このブログを見てくださっている方は承知だと思うが、先週の3日間競馬は散々だった。

42レース中、的中3レース、216,000円のマイナスという受け入れがたい結果となった。

特に月曜日は的中なしという有様で、心が腐り始めている感じがした。

現に月曜日の夜は、家の中でよくない態度をとってしまった。

ほんと、このままだと僕の心だけでなく、家全体が腐ってしまいそうな気がした。

めったにない10連休である。

もちろん今度の土日にリベンジのチャンスは残されているが、火・水・木・金の4日間を後悔の念を抱えながら過ごしたくはない。前向きな気持ちで過ごしたいと思った。

そこで

妻に1日を暇をもらうことにした。もちろん行き先は浦和競馬である。

丸1日、子供や妻を家に残し、自分だけ遊びに行っちゃうのはどうかと思ったが、10連休のうち1日、自分へのご褒美として、いいのかなと考えた。

さいわい妻も気持ちよく送り出してくれた。また天気が不安定で外出しづらいというのも好都合だった。

何より、私が悶々とした気持ちで家にいたら、私の心も家も腐ってしまうので、外出するしかない。

もちろん勝てれば気分もリフレッシュされるし、負けたとしても気分転換になったり、何か今後に向けてのヒントが得られればいいなという気持ちで、朝を迎えた。

丸1日

浦和競馬を楽しむのは25年ぶりくらいだろうか。

まだ大学生のころ、今はなき1号スタンドで観戦した記憶がある。

10:30開門ということだったので、指定席がほしくて10時前に競馬場についたのだが、すでに行列ができていた。整理券の番号は160番台だった。

10時半に開門したときには300人~400人位いたような気がする。

入場門がごったがえす浦和競馬場を見たのは初めてである。

そもそも開門前に参上したのが初めてだ。

入場すると、ファンサービスで繁田騎手がレース前にもかかわらず来場プレゼントを配っていたり、開催執務委員長が、率先して朝の挨拶をしていた。

最近はもっぱらPATでの参戦なので、こうして現地に足を運んで雰囲気を知るというのはとても新鮮だ。

今日は3号スタンド4階の指定席。2000円である。

最前列だったのだが、走路との距離が近くて1400Mのスタート位置が立ち上がらないと見えない。

しかし、高い位置にあるので向こう正面や3角、4角はしっかり見渡せるので満足。天気も悪く客も多いので、とにかく席があってゆっくり予想できる場所があるだけで御の字だ。

パドックと指定席の往復は大変だが、今日は何かしら今後に向けてのヒントをつかみたくて、一生懸命歩き回った。

いつもは1日6レース単勝1万円勝負なのだが、今日は1レースにつき、単1点1万円と、馬連4点(軸1頭で1点2,500円)で1万円、計2万円とした。

総額24万円という結構な勝負だが、的中もしたいし、大きく儲けたいし、今日はとにかく気持ちよく遊んで帰ろうと思った。

まず最初の的中は、第2競走。

軸にした吉留騎手の馬が2着に入り、馬連830円が的中した。

吉留騎手は、ウルヴズグレン号でJRAでの勝利がある騎手だ。

なぜ、そんなことを覚えているかというと、そのレースの2着が岩部騎手騎乗のヤナギムシで、私はヤナギムシの単勝で勝負していて、僅差で敗れたのが印象に残っているのである。

しかし第3競走以降はなかなか当たりが来ない。というかどうも迷ってしまい、気になったけど買わなかった馬に勝たれてしまうという悪い状況が続いた。

30分置きに2万円なくなっていくのは、さすがにつらいものがある。

次に的中したのは、第8競走。

保園騎手のドウドウキリシマが、圧倒的1番人気のエコロディアマンテを5馬身ちぎって1着になった。

単勝650円、馬連380円で少し息を吹き返した。

JRAではドウドウキリシマが未勝利、エコロディアマンテは500万下からの転厩だったのだが、ドウドウキリシマは転厩後に着々と力をつけてきた感じがしたし、エコロディアマンテは500万下での成績がボロボロだったので、逆転の目もあるかなという推理が的中したのがうれしかった。

そして第9競走。

吉留騎手のダイワリアクションが中団待機から外を回って良く伸び、1着となった。

単勝1,450円、馬連1,800円が的中した。

これは嬉しかった。久しぶりの会心の的中となった。

浦和だけだと、10着→5着→3着と着順を上げてきたので、なんとか連突入を願って勝った馬券が1着になってくれた。

買いたいな、気になるなぁと思った馬をしっかり馬券に反映できて、それが実になるというのは本当に気持ちがいい。今日は足を運んでよかったと思った。

さらに第10競走。

保園騎手のマイネルアンドゥミが勝馬に2秒以上離されながらも2着。

馬連690円が的中した。

ただ、これについては、馬連4点買いでなく大本命の馬1点に絞って買ってもよかったのかなと思った。

でも、馬券のフォームを崩して後悔することだけは避けたいという気持ちもあったので、仕方ないのかなとも思う。

こうして、浦和競馬での1日を勝利で終えることができた。

ケツの毛まで抜かれて帰ることも覚悟していたので、浦和競馬という魔界から勝って帰ってこれるというのは、私にとっては快挙である。

帰りは浦和の伊勢丹で妻と息子にケーキを買って帰ったら、二人とも喜んでくれたので、本当にいい1日になった。

うちの妻は、ナンバーズ4のセットのボックスが当たったようで、家の雰囲気もよくなって一安心である。

これで、明日からの水・木・金曜日は明るい気持ちで過ごせるし、週末の競馬でもいい予想ができる下地が整った気がする。

買いたいなと思った馬を買える勇気の大切さを再認識したり、馬柱だけからは読み取れないコース取りや運の流れなど、すごい勉強になる1日だった。

以前のブログで連休中の回収率150%とか宣言してしまったが、とりあえずは回収率100%を死守したい。

 

lifespring.hatenablog.com

せっかくの10連休である。

競馬も楽しみたいし、家族とも楽しい時間を過ごしたいし、休み明けの仕事に向けてのアイデアも考えたいし、ゆっくり休みたいし、いろんなことを満喫したい。

えっ

明日からの浦和競馬はどうするのかって?

まぁ今日せいいっぱい頑張って満足したので、今開催はここまでにします!(今のところ)