負けた!
また負けた・・・
いろんな意味であと一歩のレースが多すぎて、頭の中が煮えたぎっている日曜の夕方である。
36戦5勝、2着7回、3着7回。マイナス85,000円、回収率76.3%。
先々週までの、まったく当たる気配が感じられない冷え切った空気は去って行ってくれたが、僅かの差で届かないもどかしさが身体中にまとわりついている。
いい予想はできている、そして今週は私が願っていた波乱のレースも多かった。
それでも「お前、まだまだ甘いよ」というのが勝利の神様からの回答だった。
キツい現実である。
惜しい
という言葉には2つの意味がある。そこをゴチャゴチャにしてしまうと、反省しようにも訳が分からなくなり、来週以降の糧にならない。
1.着順、着差的な惜しさ
2.検討の俎上にのぼっていたのに、単勝購入に至らなかった惜しさ
まず1.から振り返るが、ただこちらは振り返ったところでどうしようもない。
これについては、私の力ではどうしようもないからだ。
あと2着、3着に来た騎手だが、みんなよくやってくれたと思う。
どちらかというと、普段来ないくせにこういうときだけ来やがって、勝利目前の私の馬を差し切った団野とかは本当に腹立たしい。本当に相性が悪い騎手とかきゅう舎とかってあるんだよな(ブツブツブツ・怒!)。こいつもNG騎手認定だ。
一方、前回の記事で、秋●騎手や内●騎手の悪口を書いてしまったが、今日については、意図がよく伝わる騎乗だったし、馬の持っている力は出し切ってくれたと思う。
あと福永騎手は土曜で2着が多かったが、トラブル対応に追われていたのも影響したのかなと思う。
その分、土曜・阪神12Rのシェパードボーイの騎乗はもう絶対勝つぞ感がヒシヒシと伝わってきた。
ちなみに、ここまで福永騎手にこだわっていたのに、なぜワイドファラオを買わない?と疑問に思う方もいると思うが、これは私の中の馬券ルール的に対象外だったからである。
問題は2.のほうである。
こちらは私の中では、超がつくほどの大問題である。
今に始まったことではないのだが、しっかり意識改革していかないと本当にまずい。
今週正しかったことが来週も正しいとは言えないのが競馬の難しさだし、振り返るのは本当につらいことなのだが、しっかり記録しておきたい。
土曜・東京1R ミャゴラーレ(野中・黒岩) 単勝1,140円
土曜・函館10R ジャディード(古川・小島) 単勝790円
日曜・東京12R マテリアルワールド(木幡育・中川)単勝1,770円
日曜・函館11R カイザーメランジェ(江田照・中野)単勝1,570円
なんかもっと10頭くらいいたような気がしたのだけれど、冷静に書き出してみるとこんなものだったかというのが実感だ。
他に、惜しいなと思ったレースが多々あったんだけど、それは「惜しい」ではなく、レースが終わってから、しまったと気付く「見落としい」なのかなと思う。
「惜しい」は的中まであと一歩と言えるが、「見落としい」は的中アンテナが反応しなかったわけだから、実力不足、努力不足と素直に認めるべきである。
本当につらい作業なのだが、こうやって頭の中でモヤモヤしているものを見える化して、反省して、どうすればよかったのかを考えて、終わってしまったことなのであきらめる。
この悔しさは来週にぶつけるしかないのである。
ただ、そのぶつけ方が難しいんだけど。
最後に
ちょっとだけ、嬉しかったことを書かせてほしい。
少しでも高配当を、と願って精一杯の予想をしたのだが、結果として今週の最高配当となったのが、5頭立ての5番人気、日曜阪神8Rのアルファライズだった。
このレースに限っては、頭の中に入っていた情報を信じて、自分の意志を貫き通すことができたのかなと思える単勝馬券となった。
重馬場の未勝利戦を勝ち上がった馬だけに、今回の馬場は有利に働くと思ったし、斎藤新騎手に手が戻って49キロというのも、いい材料だと感じた。
これで私が買ったときは、2戦2勝という非常に個人的に嬉しい結果となったし、今週は惨敗を覚悟しただけに本当に助かった。
負けてしまったが、先週の儲け分を全部持っていかれるという忌まわしい事態だけは避けることができた。
もう本当に来週、東京最終週となるが、悔いのない予想をしたい。