競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

明日はきっといい日になる

日曜・東京

5R アエローザ(ミナリク・池上)

6R トーホウラデン(福永・高橋亮

7R アルスラーン(北村宏・小西)

8R ウメタロウ(江田照・伊藤大)

10R ハーグリーブス(大野・尾関)

11R レッドヴェイロン(ルメール石坂正

日曜・京都

1R コマノウインクル(加藤・庄野)

4R ホウオウアクセル(北沢・宮)

7R スペースクラフト(武・松永幹)

8R アヴァンセ(和田・吉村)

9R スピリットワンベル(シュタルケ・牧田)

12R アスターソード(国分恭・中竹)

日曜・小倉

2R アメリカンソレイユ(酒井・藤岡健)

3R ゼットグローリ(菱田・池添兼)

4R セイウンラストヘイ(勝浦・宮本)

5R スターオブフォース(小林・土田)

11R ワイプティアーズ(松若・加用)

12R イルーシヴゴールド(西村・西村)

土曜競馬は

散々の結果になってしまった。

的中まで近いような、でも限りなく遠く感じる1日であった。

ハナ差の負けもあったし、前回まで追いかけていた馬に勝たれたレースもあった。

とにかくチグハグ、40代でギャンブルに明け暮れた男の無様な1日である。

前回の記事で「バランスの取れたいい予想」とか書いてしまって本当に恥ずかしい。

エッ、その結果当たったのは350円の単勝ひとつだけですか?

もう何も言えない。本当に糞予想になってしまった。

その結果

またEカードのATMで、日曜分の145,000円を借りてしまった。

片道切符2枚目である。

私は借金をすること自体は、悪いことだとは思っていない。

毎月の返済さえ滞らなければ、よいだけの話だ(愚かなことだとは内心感じてはいるが)。

しかし、それが滞るとなると弁解の余地はなくなる。

正直、昨日と今日借りた、計245,000円については何とも・・・

たしか

昨年9月の終わりの土曜日。

私は全てのカードローンを返済した。

競馬で抱えた借金を競馬で返済するという、自分でも信じられない体験をした。

残念乍ら翌日大敗してしまい、また借金生活に逆戻りしたのだが、ほんの1日だが借金のない日を作ることができた。

あの日、銀行のATMに札束を入れて、残額ゼロの明細を見たときの達成感は忘れられない。

これで一生僕は競馬を続けることができると思った。

ところが今となっては、

A銀行 150万

B銀行 100万

Eカード 24.5万

計274.5万のカードローンを抱えてしまっている。

正視したくないけれど、これが現実である。

私には

小遣いがない。

さらに、マンション購入した際のリフォーム代をこっそり借金返済に充ててしまったため、毎月リフォームローン(無利息)を33,000円くらい払い続けている。

なので競馬で月30,000円くらい(年換算だと36万くらい)儲けて、ようやくプラマイゼロに手が届くかどうかという状況だ。

それで確立した(と思われた)のが、単勝1万、年間1,728レース、目標回収率102%、目標年間収支+36万というスタイルである。

ただそのスタイルも、仕事のピークをどうにか乗り越えた昨年暮れ以降、崩壊してしまい、ようやくスタイルこそ元に戻したものの結果は見てのとおりである。

教訓として

老婆心ならぬ、老爺心としてこのブログを読んでくださっている方に伝えたいのは、ことギャンブルにおいて、一度スタイルを崩して、そのときの勝負に敗れてしまうと一気に今まで築き上げてきたものが根こそぎ奪い取られるということである。

昨年どんな苦しいときでも守り抜いたスタイルを、私がちょっとした気の緩みで崩してしまったのは、家族3人で中山に行って下辰そばと肉豆腐を食べ、イルミネーションを見に行った中山大障害の日である。

ずっと追いかけていたヒストリーメイカーを、畑端騎手から藤岡騎手への乗り替わりを嫌って見送ったら勝たれてしまい、ちょっと私の心には波風が立っていた。

そして阪神カップではルメールがぶっちぎりの圧勝を決めて、私の心はどうにもザワザワした気持ちが止まらなかった。

そこで、うちの息子に中山12Rの馬柱を見せて、気になる馬がいるか?と聞いてみた。

そうしたら、ダンシングチコを指したので、それを口実に馬券を買うことにしたのだ。

複勝で5,000円

これが来れば、私の心も静まって、帰りに美味しいものでも食べられるなと思った。

しかし丸田騎手のスタートから全く敢闘意欲の欠片も感じられない騎乗の甲斐あって、ダンシングチコはぶっちぎりの最下位でゴールを駆け抜けた。

さすがに息子もショックだったようで、泣きべそをかいてしまった。

それでも、金額的には0.5レース分負けただけと考えれば、なんでもないことだ。

ごちそうは食べられなかったが、イルミネーションを見て、帰りにセブンイレブンでご飯を買って、家で楽しく食事ができたのだから。

ただ

このわずかな心の隙が種火となって、私の心はどんどん暴走していくことになる。

翌日、有馬記念デーの空気を感じたいという口実で、再び中山競馬場に足を運んだ。

午前中のレースで的中を味わいたいと思ったのだが、歯痒いレースが続いた。

そうしているうちに、私の中でザワザワした気持ちがどんどん大きくなっていった。

午前中最後のレースとなる、阪神の障害戦で昨日の複勝の負けを挽回しようと思った。

抜擢したのは、障害2戦目、北沢騎手騎乗のピースプレイヤーである。

私の中では、障害未勝利戦は障害2戦目の馬が一番のねらい目と考えている。

そんなわけで、また現地で馬券を買ってしまった。

複勝で40,000円

しかし、ピースプレイヤーは前半こそ好位置につけたものの、徐々に後退し7着という結果がつきつけられた。

モヤモヤした気持ちで帰宅し、結局本来の勝負でも的中なし。

それでも2日後のクリスマスイブの浦和競馬で、いい思いをしてどうにか無事に年を越せると思ったが、最終日の中央競馬で的中なし。

これが、相当私の中ではカチンときたのを覚えている。

必死に年末まで仕事を頑張ってきて、ようやくここまで来たのに、的中なしとかありえないと、すごい苛立ちというかマグマが自分の中に沸きだしていた。

誰にもぶつけようのない怒りをどうしようもなかった。

最終日に勝てないまでも、少しでも結果を出せていればなぁと今でも後悔している。

あとは書くだけでも、気分が滅入る。忌まわしい毎日が続いた。

 







 

 




もう完全に

デッドラインは越えてしまったのだが、せっかく木曜日に組み立てた予想だ。

今は、全く見えない勝利のゴールテープだが、一つでも、二つでも当てることで景色は変わると信じたい。

こんな負けばっかじゃ、仕事だって全然手につかないし、切り替えるきっかけもあったもんじゃない。絶対勝ちたい。このままでは到底納得いかない。

先のことは、明日の競馬が終わってから考えればいい。

バランスの取れたいい予想はできている。結果はついてくるはずだ。