土日の中央競馬が
終わった。17時を過ぎても随分明るくなった。
前回の記事にも書いた通り、今週は競馬ができない状態だった。
手段を選ばなければ(週明けに払う住宅ローンとか、管理費を入れるとか、消費者金融に新規契約して借りるとか)やることはできたが、そこはさすがに堪えた。
前々回の記事だけで、9名の方からコメントをいただいた。ここ数週の記事を含めると10名以上の方からコメントをいただいている。
実は、これが一番の抑止力だった。
もし、このブログなしで、この土日を耐えられたかと思うと厳しかったんじゃないかなと思う。
とはいえ
競馬のことはずっと頭の中から離れなかった。
土曜日も、土曜の全レースが終わってからレース結果を確認したし、日曜日の分も全レース結果確認済である。
土曜日は、もしかしたら勝てたんじゃないかなと思っている。
小倉1R、山田騎手のコパノラクラクは仕留められたかもと思っている。前回の記事のコメントの中で、山田騎手の話題が出ていたので。
ただ、このレースを勝負レースに入れていれば買えたと思うが、他に強い馬がいたので見送りレースにしてしまったかもなぁと思っている。
これは、なんとも言えない。賭けてないから言えることであって、実際に金を賭けるとなると、また全然違う気持ちになってしまうかもしれないし。
小倉は他にも、ノーブルプルートやタンレイを買ったかもしれないがいずれも2着。
複勝なら大勝利といったところだろうが、単勝だと非常に悔しい結果だ。
日曜日は、まず間違いなく負けている。
ルメール6勝という時点で、もう全く勝てる気がしない。賭けないでレース映像を見ていると、本当に上手いなぁと思う。
こんなのを敵に回したら、厳しい勝負になるわなぁとも思う。
あと、驚いたのが、小倉でまたまたスターオブフォースが小林騎手で出走していたことだ。
出馬表を見た時点では、ここで勝たれたらどうしようと思ったが、2着で正直安堵。
こういう結果をつきつけられると、他の記事のコメントにもあったが複勝のほうが私の馬券スタイルには合っているというのかなという気持ちになる。
単勝のほうが華やかさはあるが、もう45歳という年を思うと、複勝で地道に人知れずに的中を積み上げるほうが性にあっているのかなという気持ちになってきた。
ウィナーズサークルのような華やかさはなくても、3着までに入って、戻って来た馬を検量室前で「よくやった」と関係者みんなで称えるといった、ささやかな喜びをわかちあうのもいいよな、とも思う。
今日はルメール騎手よりも、長岡騎手にとって忘れられない1日になるだろう。
今週こそは
競馬をやらないという先週日曜の自分の誓いは守れたが、表題にもあるとおり競馬のことが気になって気になって仕方がない2日間だった。
仕事もこういう時間があるときに段取りだけでも整理しておけば、週明けの仕事がずいぶんラクラクになるのだが、せっかくの休みに考えたくもない。
資格の勉強でもすれば一番いいのだが、なかなか本を広げる気分にもなれない。
当然300万円のことも気になる。そもそもラーメン一杯を食べにいくのも憚られるくらい金がない。
となると、結局は朝寝や昼寝をするしかなかった。
土曜は13時から17時まで昼寝。日曜は12時起床という始末である。
あとは、風呂洗いや皿洗いをやったり、息子とドッチボールの練習をやったことくらいか。
息子や妻と、ちゃんと目を見ながら会話することができたことくらいだ。先週と変わったのは。
なんかブログも、勢いがないというか、爆発力がない。
ブログを楽しみにしているというコメントをたくさんいただいて、とても嬉しかったのだが、やはり生きる楽しみを失ってしまうと・・・
でも
ルメール6勝とか、やっぱりおかしいと思う。
今日1回だけだったら偶然だと思うが、こんなことが日常茶飯事とか絶対におかしい。
若い世代のファンは、これが当然と思うかもしれないが、もし今の競馬を亡き戸山先生が見たら、どう思うかなと思う。
自分の厩舎の馬については、いつも調教をつけている所属の小島貞騎手と小谷内騎手に任せる。そのスタイルでミホノブルボン、フジヤマケンザン、レガシーワールド、ドージマムテキらを勝たせてきた。
もしかしたら時代の流れと割り切って、外国人騎手を乗せるのかな。
でも、戸山先生が著した「鍛えて最強馬をつくる」を何度も読んで、今も本棚の最前列においてある自分には割り切ることができないな。
あとJRAにも矛先を向けたい。
私がもし今年いっぱい競馬を止めることを耐え続ければ、JRAは約1,500万円売り上げを失うことになる。
まぁたかが1,500万円という話なのだろうが、もし私を10年間生かさず殺さず遊ばせ続ければ、1億7280万円売り上げられたのに、その売り上げを失うことになる。
若い人が競馬に参加してくれたほうがイメージはよくなるのかもしれないが、20代より40代のほうが投資額はどうみても多いだろう。
そしてこの40代の中には、私のようなオグリキャップの頃に競馬を覚えた人が多いはずで、今の競馬の流れについていけない人も多いのではないだろうか。
もし私のような人間が100人いて、その100人が競馬を止める状況に追い込まれると、JRAは10年で172億8000万円の売り上げを失うことになる。
馬券のハズレは自己責任なので、JRAに忖度しろとは言わない。
ただ、自己責任だからといって、自分たちは何も見直さないというスタンスは将来、自らの存続を揺るがす事態になりかねないのではないか。
・騎手の実力に比例しない歪んだリーディング
・若手騎手の育成と外国人騎手の免許交付の歪んだバランス
・増やす一方で減らすことのないGIレース(増やすなら減らせ。GIがどんどん安っぽくなる)
・あからさまなヤラズへの見て見ぬふり(走れる状態でないなら取り消しを認め、敢闘精神のない騎手への制裁を)
・20%以上控除しておきながら、払戻金に対して税金を払わせるというファンを犠牲にした姿勢(宝くじと同様に非課税にできないならWin5なんかやめろ)
・即日加入できて、何度も追加入金できてしまうPAT(競馬の最中に熱くなるなとか言っても無理なのを、JRAは一番よく知っているくせに)
私の現状は、10年後のJRAの姿ではないかと思う。
でもJRAは、どうせこんなこと言っても戻ってくるんだろう?と思ってるんだろうな。それが一番悔しい!