日曜1Rの
3番勝負は、なんとか1勝することができた。
しかし、私の心の中は、悔恨とコンチクショウの気持ちでいっぱいである。
率直に言うと、東京2Rのプロバーティオ(単払1,970円、複払540円)を買えなかったことが、10時35分頃からずっと頭の中から離れない。
プロバーティオは、初ダートでしかもトランセンド産駒。変わり身があるかどうかは分からないけど、変わるとしたらここしかないだろう。前日予想の中でも超・超・超・気にはなっていた。
初ダートを積極的に狙っていく私が、なぜこの馬券を仕留められなかったのか。
一番の理由は、2回負けていることである。
これが、プロバーティオでなく、東京1Rのシゲルセンチュリーを選択してしまった理由である。
変わり身が大きいのは、デビュー3戦目よりはデビュー2戦目だろうという考えが私の心の中にあって、2回使っても、初戦と代わり映えしない着順ではちょっとね・・・という考えが働いてしまった。
あと、小木曽さんではないが、ラジオの解説で「1戦でスパっと芝に見切りをつけて、ダートに矛先を向けた馬のほうが結果が出やすいんですよ」という言葉が、すごい心に残っていて。
そんなこともあって私の中では、芝を何回も使って結果が出なくて、芝に未練タラタラ&渋々ダートに矛先を向けた感のある馬を軽視することにしている。と同時に、決断の遅いきゅう舎だなという評価もしてしまっている。
でも、馬柱をよく見ると、初戦は6月の東京、2戦目は9月の中山。
本当に早い時期のデビューなので、1戦でスパッと芝に見切りをつけなくても、もう1戦試してもいいかという、決断が遅いというよりは、時間的にも心にも余裕がある状況だったのかなと思う。
それで2戦目もやっぱりダメで、これで芝への未練も完全に捨てて、そしてトランセンド産駒だから、渋々ではなく期待を持ってスパっとダートに矛先を向けた結果だったのかなと今さらながら思う。
それに比べてシゲルセンチュリーは、1戦でダートに矛先を向けた点はOKだとしても、初戦は10月の中山。
スタートラインが、プロバーティオと4ヶ月も違うんだ。やっぱりこの差は大きい。
この2頭のどちらが能力上位なのかは、今の時点では分からないが、人間に置き換えても、6月からアルバイトしているプロバーティオ君と、10月から入って来たシゲル君。
まだ成果は出せていないが、仕事(=レースに向かう)の心構えとか、ルーティンの理解度とかは、やっぱりプロバーティオ君のほうが上と判断すべきだったなと思う。
ちょっと、私の判断が甘かった。
ここからは
余談だが、私のこだわりというか過去の成功体験に引きずられてしまったところもある。
正直、馬券的に相性が実に悪い田中剛きゅう舎よりは、ミルファームの馬でお世話になっている石毛きゅう舎のほうが、どうしても買いたくなる。
岩田康騎手も、「ちょっとムラがあってなぁ・・・昨日のカツジで運を使い果たしてしまったんじゃないの?」という誤ったジャッジをしてしまった。むしろ逆だった。
私の思考回路もちょっとおかしくて、福島1Rのフォルツァンドは「カツジと同じカナヤマホールディングスの馬だし、勢いに乗って決めてほしい」という願望もあったりして、なんか矛盾しているなとは思った。
ただ、一方で「菱田騎手で決めてほしい」とか「1戦で芝を見切った潔さ」を評価するという、自分の拘りを貫けたわけで・・・ホント微妙なバランス感覚だなと思う。
※追記※
それなら、シゲルセンチュリーとプロバーティオ両方買えばよかったじゃないかという案もあったな。
でも、後ろのほうのレースに楽しみを残しておきたいという気持ちがあったんだ。あとは取れるレースをしっかり決めたいという思いもあって。
これでリリーピュアハートが飛んだりしたら、ホント悲しいし苛立つ。
1着になってくれれば、ベストの選択とは言えないかもしれないが、よしと思いたい。
※追記ここまで
こんな
細かいことをクドクドと1,500字近くも書いてしまって、そういうお前が、一番未練タラタラ人間なんじゃないかと言われてしまいそうだが、初ダートの馬を見極める力って、競馬で勝つには絶対に必要な力。
まとまりもなく、思ったことをそのまま書いてしまったが、このブログを読んでくださっている方に伝えておきたかった。
もちろん未来の自分に対するメッセージでもある。思ったときに綴るのは大事なこと。
そうこうしているうちに、お昼である。本日残り9レース!勝負はここから。