今日は
朝7時半から11時半までの勤務で、午後は有給休暇をもらった。
やっぱり半日でも休暇がもらえるというのは嬉しい。
労働者の権利なのだから「取った」という表現が正しいのだと思うが、悲しいかな私にとっては「いただいた」という方がしっくりくる。
会社からは「取る」でいいんだけど、一緒に働く人たちからは「いただく」って感じなんだよな。お互いさまとは言え、やっぱり負荷をかけることになってしまうわけで。
予定通り、11時半に会社を出ることができた。
まず向かったのは郵便局である。だいぶ昔に実家からもらった50円ハガキ63枚と、50円切手34枚を、63円ハガキに交換してもらうためである。
・50円ハガキ×63枚=3,150円
・50円切手×34枚=1,700円
・端数が出たので現金を足して63円ハガキをもう1枚=45円
計4,895円相当。
・交換手数料5円×97枚=485円
計485円。
4,895-485=4,410
4,410円÷63円=70枚
63円ハガキ70枚になって戻ってきた。
50円切手は1シートでつながっていたのに、これも1枚5円の手数料かと思ったが、計算も複雑だし、窓口の人にも手数をかけてしまったので仕方ないよなと思う。
でも日本国内には、テレフォンカードにしても古いハガキや書き損じハガキにしても、膨大な量が人知れず眠っているんだろうなと思う。
やっぱりね、本当にお金に困るとそういう細かいところにも目が行き届くようになるんだよな。
お金がないことで観察眼が鋭くなったり、多くの人が気付かないことに気付くようになるのかなと思う。金がないなら知恵を絞る。チリも積もれば山となる。
本当にその通りだと思う。
しかし何度も繰り返しになるが、今まで貯めてきたものがゼロになるのはともかく、借金(マイナス)はしんどいよなと思う。アリ地獄から上がろうとしても、アリ地獄の底には利息という魔物がいて、ジワリジワリと足を引っ張るんだ。
だから観察眼が鋭くなろうが、知恵を絞っても、チリを積んでも1か月後には結局元通りになる。
今はとにかく借金の苦しさを身体に覚え込ませるしかない。苦しい目に遭わないとダメな男なんだ。
そのハガキを
金券ショップに持ち込み、1枚50円で買い取ってもらった。
70枚で3,500円の現金が手に入った。
計4,895円相当が1,395円目減りしたことになるのだが・・・
こうして富む人間はますます富み、貧しい人間はますまず貧しくなっていくのだなと思う。
とはいえ、こういう作業そのものは断捨離の一部なのかなとも思うし、小物入れがスッキリしたと考えれば、100%悪いわけではないのだけれど。
あと63円ハガキを50円で買い取ってくれるというのは、手紙を書かない人にとってはそんなに悪い条件ではないよなとも思ったり。
家への帰り道
丸亀製麺に寄った。
昨年の大晦日にかき揚げ天を買ったときにもらった釜揚げうどん半額券が1月いっぱい有効だったので、これで久しぶりに昼ご飯を食べようと思った。
大盛400円が200円。これじゃ店が赤字になってしまうと思いつつ、釜揚げうどんを食べた。
ただ、最近茹でる人によって美味しく食べられるときとそうでないときがあるんだよな。今日は残念ながら後者の方。
でも200円で夕飯まで何もいらないくらいお腹が持つんだから有り難いよ。
それに引きかえ、最近のセブンイレブンはなんか量が減ってるような気がするんだよな、特に麺類。私がおっさんになって大食漢になってしまったのか、本当に量が減っているのかは分からないけれど、なんか物足りない。
街中のそば屋さんよりは安いけれど、立ち食いそばより全然高いし。
家に着いてからは
ブログを綴りつつ、勘の鋭い方ならお見通しだったと思うが、久しぶりに川崎競馬をやってみた。
浦和競馬場での現金投票だけと誓っていたが、まぁ100円で遊ぶなら。
後半6レースやって、3つ当たって、600円が840円になった。
回収率140%じゃん、なかなかだと思って今日はここまでにしようと思ったが、あろうことか高知もやっていたんだ。
ついつい手を出してしまった。
後半6レースやって、2つ当たって、600円が360円になった。
結局は川崎の儲けを全部吐き出してしまった。
一個ね、13倍の馬券を取り逃してしまったのが悔やまれるが、結果的にプラマイゼロ。
勝ち逃げできなかったのは悔しいが、負けなかったという事実は大きい。
ただ最高の後悔は、なぜ100円でもこれだけ楽しめるのに、もう少し早くこういう楽しみ方にシフトできなかったのか。
今までの負けを取り戻すことを諦めることができなかったのか。
レートを下げた途端に当たりだすんじゃないかという不安には怯えるくせに、借金が増えるかもという不安には真正面から勇敢に立ち向かってしまってしまったんだろう。
逆であってほしかった。
1レース100円でも、1レース10,000円でも、SPAT4で行う作業は入金、投票、出金・・・全くといっていいほど同じである。
極端に言えば、0を押す回数が2回多いことくらいである。
100円でも10,000円でも自分の買った馬が勝つことを願う気持ちは共通。
100円だからと言って、思いが弱くなるわけではないというのはここ数週でよく分かった。
特に今日のような場合、0を押す回数が何回でも最終結果は同じ。
それなら、賭ける側としては0を押す回数は少ないほうがいい。もっとも競馬組合の方は1桁でも多く0を打ってほしいだろうが。
こうして
まもなく23時、私のプチ休日は終わろうとしている。
こうしている間にも借金は、またムクムクと増え続けるわけだが、なんか乾ききった喉にコーラがしみわたるような感じで、ちょっとリフレッシュできたかなという感じ。
また明日から頑張るしかないし、来週もこんな日がある予定。