競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

絶望的な気持ちになる敗戦

最近

妙に調子がよかった日曜競馬だが、しっかりその反動が出てしまった。

1勝35敗、マイナス3,250円。大惨敗である。

かろうじて、ルメール騎手のおかげで零封を免れた。

このブログを

よく読んでくださっている方なら、私が特に悔いている2つのレースをお見通しかなと思う。

東京でひとつ、小倉でひとつ。信じ切れなかった・・・

この2つが決まれば、土日トータルでもプラスになったのにと思う。

と同時に、やっぱり私のスタイルでは穴を決めないと勝ち切れないというのを改めて思い知る1日になった。

死ぬ

つもりは毛頭ないが、毎日が苦しいなとは思うようになった。

仕事もうまくいかない、競馬もうまくいかない、借金もうまくいかない。うまくいっていることが何一つない。

逃げ場がないって、本当に苦しい。

自分で蒔いた種だということは分かっている。本当に自分に腹が立つ。

でも、あんまり自分を追いつめることもできなくて、自分を正当化して自分をごまかさざるを得ないというのが現実だ。

結果はついてくるはずだ、と書いても全くついてこないのが現実。

せっかくコメントをいただいても、全然聞く耳を持てなくて。

それだけなら、まだ許されるかもしれないが、最近は自分の返信のコメントもすごく刺々しい感じになってしまっていて。なんか人としてダメだと思う。

相手を受け入れない人間が、相手に受け入れられるわけがない。

相手を信じない人間を、相手が信じるわけがない。

借金の恐ろしさというのは、こういうところにあるのかなと思う。

お金の余裕だけでなく、心の余裕までもぎ取られるのが借金の本性。

もし競馬で負けてしまっていても、まだ借金がない方は、私から見れば超のつく勝ち組である。

「貯金が尽きてしまっても?」と疑問に思っているあなた。

まぁ気持ちはよく分かるけど、とりあえず勝ち組だと思っていいかなと。

過去のことと割り切ってしまえば、というか心の持ち方ひとつで解決できる範囲だし、もし貯金が尽きたことを悔やむなら、その悔しさを仕事とか自己鍛錬にぶつければいいだけの話だから。

来週から(もしかしたら明日からという人もいるかもしれないが)、過去の自分を否定するようで本当に辛いことだと思うけれど、賭け金のレートを極限まで下げて、やってみてごらんなさい。

1日でもいい、できれば1ヶ月。

あぁ辛かったけど、よかったなと100人中99人は感じてもらえると思う。

残りの1人は「レートを下げてしまったばっかりに・・・」と思うことになるかもしれないが、もう1ヶ月続ければ、きっと99人の仲間に入れることだろう。

今の日本で、唯一抱えてもいい借金は住宅ローンだけだと思う。

この借金だけは、税額控除があるから他の借金とは一線を画してもいいと思う。

ちなみに無利息の借金というのも、麻薬で言えば合法ドラッグのようなもので、心のバランスを乱す借金。

与信枠というのが出来てしまった時点で、人の心って麻痺してしまうんだ。

次の有利子の借金に手を出す環境が心の中で着実に整いつつある状況である。

と言っておきながら

私の心の中は、ギャンブルのことで渦巻いているし、仕事の不安も借金の不安も渦巻いている。まさに傷だらけの状況である。

100円競馬をはじめたときは、100円でも賭けられるだけで幸せだったのだが、これだけこっぴどく負けても「こんな筈はない、100円競馬をやる状況に陥ってしまったのはこの上ない屈辱」という思いでいっぱいなのが現実。

今日だって、あの2つをきっちり買えていれば負けることはなかったと反省なんだか言い訳なんだかよく分からない心境。

ただ反省だろうが言い訳だろうが、そんなの関係なく今日3,250円、昨日2,010円、土日トータルで5,260円負けたという事実は厳然と残る。

やはり事実に勝るものはなくて、どんなに重度なギャンブル障害であったとしても、その事実は受け入れざるを得ない。

これがエア馬券だと、もしかしたら買えていたんじゃないかという仮定が発端になってしまい、余計モヤモヤした気持ちになってしまうのだと思う。

この文章、実は自分に言い聞かせるためにも綴っているのだが、100円で36レースやって3,600円使うのも、以前のように10,000円で18レースやって180,000円使うのも、基本やっていることは同じなんですよと思いたい。

特にインターネット投票であれば、金額のところに『001』と入れるか『100』と入れるか、1の場所がちょっと違うだけで指の操作量は変わらないんだ。

「いやいや『100』って入れて当たれば、復活への足掛かりができるんだよ!お前なら分かるだろ?」と言いたい人もいるだろう。

その気持ちは心底分かる。もう友達の立場としたら最高に分かる。でも一緒に仕事はしたくない。

こんな人、職場にいたら近づきたくないと思う。

ただ逆に僕の気持ちを一番理解してくれる存在であるとも言える。

私も、マークシートの『万円』のところをマークして、復活への足掛かりを作れたことはあった。しかし結局は、この有様である。

与信枠を広げただけで、復活への道はますます遠ざかることとなった。

もう

100円競馬で土日で5,000円負けてしまったというのは、自分を信じられなくなるレベルである。

まともに現状に向き合うのは耐えられない。

あさってを楽しみに、とりあえず明日1日気持ちを振り絞って仕事をしてくるのみ。