競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

土日トータルプラス、願いは届いた

日曜競馬は

12レース中2レース的中で、土日トータルで6,400円のプラスに持ち込むことができた。

正直嬉しい、本当に嬉しい。

土曜の夕方に、土曜競馬が全滅ということを知り、私の心は苛立ちと絶望でどうにもならない感じだった。

もう何やってんだよという感じ。

ただ、それでも日中はグリーンチャンネルは一切見ずに過ごしたので、息子の自転車練習もしっかりできたし、家事も少しだけどこなしたし、昼寝もできたし、セブンイレブンのとみたの冷やしつけ麺はおいしかったし・・・

なんとか気持ちを保ちつつ、でもやっぱり早く的中が欲しいという焦りとまた借金を重ねてしまった罪悪感となんで思い通りにならないのだろうという怒りといったネガティブな気持ち満載で夜遅くから日曜分の予想に取り掛かった。

ただ、もう本当に勝てる力があると思える馬だけを買おうと思っても、なかなか簡単に見つけ出せるものではない。

もうとにかく自分の思いとしてあったのは、過去の成功体験にこだわっていてはダメだ。来てほしいっていう気持ちは捨てて、来るだろうという馬に絞ろうという気持ち。

なので、城戸騎手のアッシェンプッテルも、杉原騎手のネクストストーリーも切った。自分らしさを消してしまうかもしれないけど、もうとにかくなりふり構わず行くしかないと思った。

ただ、ネクストストーリーは2勝馬で、私は正直1番人気がエリザベスタワーで2番人気になるのかなと思ったが、全く人気がない。

なんか20年前とかだったら、馬柱とか収得賞金に比例して人気も決まっていく感じがしたんだけど、なんか全然違うんだなと思った。

で、結局ネクストストーリーは13着、殿負け。なんか自分の人気を読み取る物差しが今の競馬に全然通用していないんだなと思った。

アッシェンプッテルは2番人気で3着。こちらはだいたい思ったとおりだし、脚質から考えても新潟ダ1800で3着はよく来た方という感想である。

城戸騎手と杉原騎手。2人合わせて今年7勝なのだが、もう少し成績が伸びてもいい騎手だと思うんだ。それでもまだ27歳と28歳。でも当人にとっては「まだ」じゃなくて「もう」なのかな。人生はまだ長いのかもしれないけど、騎手人生って考えると折り返し点が近い気もするし・・・

そんな中、ズバっと結果を出して私の闇を切り裂いてくれたのが、藤岡佑騎手のキュールエサクラである。

デビューから6戦ずっと人気を背負っていて、ようやく前走あたりで人気が落ちて、今日が休み明け2戦目。フィリーズレビューで2番人気に推された馬。勝つ素地はあると見て、一発狙いで抜擢した馬である。

逃げの手に出たのは意外だったが、馬券を買っている立場としては後ろでグズグズしているよりはよっぽどいいと思って見ていた。

そして4角で2番手以下の馬が手綱を激しく動かしているのを見て、おぉこれはと久しぶりに心が湧きたった。

それでもいつも直線に向くとガックリということが続いていたので半信半疑だったが、なかなか逃げ足が衰えず、100メートルを切ったところで勝利を確信した自分は思わず「藤岡ッ」と大きな声を出してしまった。

なんか久しぶりに的中したなぁという感じがした。よっしゃーという気持ち。

本当に気持ちのよい逃げ切り勝ちだった。こういう馬券をもっと取りたいなと思った。

ただ、ちょっとこの喜びに水を差したのが、オッズが17倍だったのが14.9倍になってしまったこと。

またどこぞのAIが、余計なことしやがったんだと思う。本当に忌まわしい存在である。

あとはなんとかもうひとつ的中を積み上げたかったのだが、斎藤騎手のサイレントスウープの的中もあわせて土日トータルプラスにできたので、まぁこれで上出来なのかなというのが正直な思いである。

とにかくホッとしたというのが今の思い。今晩すっきりした気持ちでぐっすり眠れると思うと本当に嬉しい。

この土日、久しぶりにしっかり大金を賭けたことで、今後に向けてのヒントも見つかった気もするし、一方で課題山積みなのも分かった。

最近ブログの更新頻度が落ちていたのだが、心の中では書きたいことが山積み。少しずつ更新していければと思う。