の日、私は予想をしつつ、いろいろなHPを見て回ったのだが、その中で一番勇気をもらったのが、南関東地方競馬公認の競馬予想士のHPだった。
この中のプロフィールを全員分読ませていただいたのだが、やはり予想を生業としている人の視点は、私のような素人とは違うということを改めて思い知らされた。
それは当たり前の話なんだけど、特に勉強になったのは、一度出した予想を天候やパドックなどのその後の状況によって変更するかしないかの考え方。
頑なに変更しない人、変更する人様々なのだが、どちらにしてもやっぱり実際に現場でやっている人だからこその説得力ある意見だなと感じた。
税込1,100円の1日分の本紙予想を買ってくれた人を慮るか、レースの直前に予想台に足を運んで200円を出してくれる人に向けてギリギリまで見極めるか。
これは正解がない。例えが悪いが目玉焼きにソースかけるか醤油かけるかと同じ話。
ただ、どの予想士も共通の意見だったのが、当初の時点で無印だった馬をいきなり直前に本命にするようなことはしません、順序を変えるくらいです、ということ。
他にも
いろいろ勉強になったことはあるのだが、読後の感想としては、やっぱりAIには負けてられないと思った。
人工知能といっても所詮はコンピュータ。教えられたことだけでなく自ら学習していくというけれど、コンピュータである以上、元をたどれば人工知能のタネは単なる0と1の羅列である。
感情、勘、ひらめき、執念・・・人間にはAIにないものをたくさん持っている。
たくさん持っているがために誤った判断をしてしまうこともあるのだが・・・
競馬は、異なる意見のぶつけ合いなので、AIを排斥しようとしたり全否定するのはよくないなと思うのだが、存在や優れたところを認めつつも、やっぱり競り勝つために何ができるかというのは考え続けないといけない。
駅伝やマラソンで身体的に優る外国人選手にどうやって喰らいついていくか。日本人選手にとっては厳しい課題だと思うが、乗り越えた先には幸せが待っていると信じたい。
まぁ、相手は人間じゃねぇからな。とは言え最終的には賭けているのは人間だし、誰かのPAT口座が紐づけされているのだから。
いくら優秀なAIであっても、負けたとき、AIそのものに感情はないが、それを操っている人間は絶対に動揺するはずで、自分のAIに疑心暗鬼になって、いろいろイジリ出してバランスを崩してしまう。
それは結局、今までの数多くのギャンブラーが辿ってきた道。
まぁハッキリ言わせてもらえれば、勝ってもいいけど、目立たない程度にやってほしいなということ。あんまり賭場を荒らし過ぎると、自分の首を絞めることになる。
一方で
自分の思いを押し通そうとして、自分の首を絞めてしまっている46歳の男がいる。
貯金を全て失い、借金も山盛り。やめるといっては再開、自宅を賭場にしないと誓っても再開してしまう。
自分でもクズ人間だと思う。
しかし、さきほどの予想士軍団のHPの「ゲートイン」のプロフィールの中で、
『馬券を買う自分を通して、自信を買っているんじゃないかな』という言葉があった。
ホントそうなんだよなと思う。
やっぱり、自分を含めた家族3人のために自分の気持ちを抑えて、ストレスいっぱいの中、どうにか給料をもらう毎日。
そのうえ今はコロナ禍（コロナそのものではない！）に圧迫される日々だ。
借金はよくないことだと分かっている。以前は「借金は悪くない、返済できないのが悪いんだ」とか言っていたが、それは流石に甘かった。
借金が積み重なると心は荒む。そして借金の背後に隠れている利息の存在が、どんどん悪い状況に誘導するんだということがよく分かった。
今の日本で抱えてもよい借金は住宅ローンだけ。
住宅ローンだけは、唯一、所得税の税額控除になる借金。会社に知れても恥ずかしくない借金。
それでも
競馬をやるのなら、自分が最善だと思った手を打っていくしかない。
正直、負けたらと思うと怖い。
しかし、勝てば自信も金も取り戻せる。
日曜の夕方、どうなっているか分からないが、とにかく自分の予想を信じるのみ。
1頭あたり単勝2,000円・複勝2,000円の計4,000円。
土曜・東京
2R アウリッシュ（永野・伊藤圭）
6R オリアメンディ（杉原・斎藤誠）
8R オーロラフラッシュ（ルメール・藤沢和）
11R ディオスバリエンテ（石橋・堀）
12R シゲルタイタン（永野・伊藤圭）
土曜・中京
1R メイショウカークス（幸・池添兼）
4R トーホウロゼリア（幸・谷）
5R ウインメイユール（松若・大久保）
8R モントカイザー（角田・小林）
12R トモジャドット（泉谷・小笠）
土曜・新潟
2R ロワンディシー（秋山真・北出）
4R アーバンキッド（蓑島・武井）
7R フォギーデイ（勝浦・水野）
10R ラピカズマ（丸田・安田隆）
11R プリンスリターン（原田・加用）
