競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

また苦しい状況を作ってしまった

やはり

まだまだ力不足だと感じる、土曜日の夜である。

先週土曜の的中なしのような事態は避けたいと思って臨んだ土曜競馬だったが、最初の1個の的中をつかみ取るのが精一杯だった。

少しは馬券がうまくなったと思っていたのだが、今までと何ら変わっていないことが露呈してしまった。

ただ、それでも5月・6月と頑張れたのはナゼかと自分に問いかけてみた。

5月上旬の自分が教えてくれたのは「ハングリー精神がなくなっちゃいましたね、今のあなたには」という一言。

さらに教えてくれた。

「負けてもあんまり悔しさを感じないとか書いちゃっているくらいですし、最近は会社でランチも満喫しているみたいですね。4月や5月の頃は本当にお金がなくて、会社帰りでも週1回立ち食いそばをすするのが物凄い贅沢な時間でしたけど、なんか最近はミスドでのんびりドーナツとコーヒーを飲んで気分転換しているのを見ちゃいましたよ。あと久々に浦和競馬にも行ったようですが、久しぶりに浦和競馬の門をくぐったことで満足してしまって、買いたてのスマホで動画を撮ることに夢中になっていたんじゃないすか。グルメも本場ならではの楽しみですし、東京トウィンクルファンファーレの皆さんも来ていましたし、かわいいなと思うのは分かりますけどそれで肝心な馬券のほうがおろそかになってしまって、一度は新聞に◎印をつけた吉留騎手の馬をやっぱりダメだと思って消して、安全な馬券を買ったら、吉留騎手がズドンと頭に来たそうじゃないですか。単勝で3,860円もついてしまって、もうそれで意気消沈してしまってましたよね。馬連とか3連単とかチマチマ買って一発高配当を狙っていたみたいでしたけど、それなら2点買いとか3点買いでもいいから吉留騎手の単勝でズドンと勝負してほしかったですよ。本当だったら単勝馬券を握りしめて最後の直線で「吉留!」と叫ぶ最高の瞬間を味わえたはずなのに、なんで・・・もしかして先週のカラーズオブラヴの的中でなんか少し安心しちゃっているんじゃないんですか。本当にもう一度ネジを締め直さないと大変なことになるって分かってますよね。なんとしてでも踏みとどまらないと」

安全な馬券ほど

危険なものはない、と思う。そもそも馬券というのはいかなる場合であっても刃物のように危険なものだと考えなければいけない。

危険だという気持ちがあるからこそ、真剣に接しようとするし、気を引き締めて予想に臨むことができるのに、安全な馬券と思ってしまう時点で間違いだ。

堅い馬券であっても、穴目の馬券であっても、どんな馬券であっても危険と隣り合わせ、でもそれでも勝負してみたい、一戦交えてみたいという気持ちが抑えられなくて勝負するというのが、正しいギャンブルとの接し方。

具体的に

土曜競馬を振り返ってみると、函館競馬はレース結果を見直してみても、自分的には取れる馬券はなかった。

あと小倉競馬は、4R・川田騎手のダノンバジリア(単払690円)、9R・中井騎手のロードクラージュ(単払490円)は一度は◎をつけた馬。

これに、唯一的中した12R・浜中騎手のスティクス(単払320円)をあわせればドローには持ち込めたはずで、木曜の浦和競馬から始まった気持ちの迷いというか揺らぎが止められない状況が続いている。

11R・テンザワールド(単払1,940円)が悔やまれるところだが、このレースは他にも気になる馬がいて絞り込むのが難しかったので、仕留められなくても情状酌量の余地はある。ただ終わってみて言えることだが、国分優作騎手を買うくらいなら・・・という気持ちは残る。

あと、4R・シーフードパイセンについて、前走は見せ場があったと感じて、あれが精一杯かなと思いつつそれでも勝負してみたいと思った馬だ。不完全燃焼な残念な結果に終わったが、こういう勝負を続けることがいつか実を結ぶはずだ。

最後に福島競馬だが、悔やまれるのは12R・ココラだ。

菅原明騎手の買い時を間違えたし、3歳馬を過信し過ぎたし、4歳以上の馬を軽視し過ぎた結果がこれである。

福島で大和田という名前を見て、ピクっと身体が反応する人は、相当のキャリアの持ち主。私にとって単払7,670円を仕留める唯一の手掛かりだった。

馬柱を見たとき、一瞬ピクっと身体が反応したんだけどな・・・あと一歩前へ進めなかった。ハングリー精神がなくなってしまい、自分の器の小ささを改めて思い知らされた。

それでも、まだ日曜競馬がある。なんとか踏ん張りたいところだ。

勝負は午前中。

 

日曜・福島

1R ヴァプンアート(武士沢・堀井)

乗り難しそうな馬だが、武士沢騎手なら力を出し切ってくれると見た。

2R リュウノクララ(永野・小野)

2歳秋の東京であれだけ走れれば、アッサリまである。減量3キロも後押し。

3R エコロワカ(菅原明・深山)

前走先行でき、脚質が広がった。今日は菅原明騎手の狙いを間違えないように。

7R セイウンオードリー(内田・深山)

使い詰め感あるが、今日は3Rともども深山きゅう舎に期待してみる。

11R ノースブリッジ(岩田康・奥村武)

葉牡丹賞の勝ち方がよく、岩田康騎手に手綱が戻ってみちのくひとり旅に期待。

日曜・小倉

2R エイシンイシュタル(川須・矢作)

逃げられるかは微妙だが前目にはつけられると見て。

3R ヒキガネ(城戸・本田)

城戸騎手に手綱が戻って仕切り直しの一戦。2番手から直線抜け出しだ。

4R ガムラン(松若・高橋義忠

前走地方条件交流でもレベルが高い大井で2着なら、中央でも通用の余地はある。

8R ラジョーネ(鮫島駿・渡辺)

小倉だと巧みな手綱さばきを見せる鮫島騎手。一度叩いての上積みに期待。

9R テーオーフォルテ(藤岡康・藤岡)

今や絶滅危惧種となった降級馬。馬場適正どうかも実績ある条件で一発ないか。

日曜・函館

1R ジョーブリッラッテ(横山武・清水久)

調教がすごかったと聞く。ジョーストリクトリが兄ならここはあっさり決めてほしい。

2R メイショウイッコン(小沢・高橋亮

前走悪くない。2歳時の実績あればここは勝ち負け。

3R ルーマーミル(秋山稔・小島)

去勢明け4戦目、ようやく馬体重が戻ってきた。そろそろ能力全開。3キロ減もヨシ。

9R コスモサンレミ(丹内・中野)

前走やや物足りないが、ここも積極策で押切れないか。

10R ロッシュローブ(菱田・田中克)

手綱が合う菱田騎手。トップハンデとなるがここは決めてほしい。