競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

小林凌騎手の単勝、初的中

楽天カード

入会時にもらった、7月末までの期間限定ポイントが約5,000残っていた。

どうやって使うかなとここ数日思っていたのだが、結局ジュンク堂書店で本を3冊買って、あと今日マックで使って全消費した。

なんかポイントに振り回されているなと思いつつ、借金に振り回されていると書店で本を買うことって最高の贅沢なんだよな・・・ということに気付いた。

もしカードローンの借金がなくなったら、何ができるのかな。

もう借金歴が長すぎて、きっと意識すらしていないことがいっぱいあるんだろうなと思う。

ちなみに買った本は・・・

楽天ブックス: 己も国も自信を持たなきゃ! - 江本 孟紀 - 9784898318362 : 本 (rakuten.co.jp)

2週間ほど前に大宮駅ビルの書店でちょっとだけ立ち読みして、家でゆっくり読みたいなと思った本。

会社帰りに聴くニッポン放送ショウアップナイターの解説が個人的には好きで買ってみた。なので江本さんの解説は苦手だなと感じる方はきっとこの本を読むのも苦痛かと思われる。舞の海との対談形式。900円+税。

楽天ブックス: ai分析でわかった トップ5%社員の習慣 の検索結果 (rakuten.co.jp)

えっ、AIを毛嫌いしておいて・・・と思う方もいるかもしれないが、真冬の頃、ジュンク堂書店でちょっとだけ立ち読みして、家でゆっくり読みたいなと思ったけど、本当にお金がなくて買えなかった本。

目次のタイトルがすごく自分の心に刺さって、気になっていた本。競馬をやり続けたいのなら収入を上げるしかないだろうという思いが自分の根本にあって、何か一つでも自分の行動に反映できて収入アップにつながれば。1,500円+税。

楽天ブックス: 1%の努力 - ひろゆき - 9784478108499 : 本 (rakuten.co.jp)

以前、論破力という本を買って、何度も読み返す本になっているので、今回もそういう本だといいなという願いながら中身も見ずに買ってみた。

20万部突破ということで、いろいろ批判されつつもやっぱり人の心を惹きつけるものがあるんだろうなと思う。1,500円+税。

さて

ここからは競馬の話である。

やっぱり今日は、小林凌騎手の馬で初めて単勝を仕留めたことが一番の収穫。

私にとっては収穫というよりは、悲願達成という感じである。

もう嬉しくて喜びを爆発させるというよりは、背負い続けた重い荷物をやっと降ろすことができたという解放感に満ち溢れた土曜の夜である。

小林凌騎手は、今日の勝利で通算21勝目だが、過去20勝はことごとく取り逃した。

そのかわり悔しい2着・3着が私の馬券史に山のように積み上げられた。

チェリートリトン、グレートコート、スターオブフォース、レイチェリー、モズマゾク。

追い込んでも届かず、先行抜け出ししても差され、逃げても最後の最後で止まる。

一番気持ち的にきつかったのが、昨年(2020年)冬の小倉開催で、スターオブフォースを買い続けるも、どうしても苦しい展開になってしまって最後懸命に追い込むも惜敗。

冬の小倉だけで連闘含めて4回使ったんだよ。スターオブフォースも辛かったと思うが、僕も本当に辛かった。

いや、昨年(2020年)夏の福島でチェリートリトンが逃げるも、最後の最後に武豊騎手に差されたり、雨の不良で小林脩騎手に競りかけられながらもレイチェリーが逃げて、それを振り切ってついにやったかというところを藤田菜七子騎手に差されたのもキツかった。

その一方で買わないと、しらっと来るときがあって。

もう買うも地獄、買わぬも地獄という無間地獄に陥ってしまっていた。パチンコで言えば海物語で2,000回ハマった末に魚群予告が出たけど、それでも当たらない感じ。

でもね、やっぱりテレビ越しでも見続けていると、少しずつうまくなっているのは伝わってくるんだ。

前は、ペース配分も全然できていなかったし、3キロ減なのにどんなに手綱をしごいても逃げられなかったし、もう馬券を買っている立場として胃がキリキリするばかりだったのだが、徐々に位置を取れるようになって、逃げることもできるようになって、そして時にはズバッと差し切るシーンも見られるようになって・・・

あとこの人、3場開催より2場開催のほうが活躍すると感じるのは気のせいか。

ジャパンカップデーの東京でも勝利を決めたことがあったし、先週も2場開催の函館で2勝したりと結構意外性があったりもする。

そして今日の函館3Rのダート1000メートル戦。

まずまずのスタートを決め、1番枠から最初の100メートルは手綱を激しく動かしてハナを奪うと、自分のペースに持ち込んだ。それだけでもいい感じなのだが、あぁうまくなったなと感じたのが4角で他の馬が外から勢いよく来ても、慌てている感じが全くしなかったときだ。

今までの負の歴史が多すぎて、もしかしたら余裕ぶっこきすぎ?と疑念も抱いたが、コーナリングも無駄がなくて直線を向いてからいいタイミングで追い出せていたと思う。

最後の直線は、僕は声が出なくて、ただそのままと静かに念じ続けていた。

早朝の時点では10倍以上だった単勝オッズも終わってみれば5.2倍となったが、まぁ妥当なところなのかなと思う。

とにかくホッとした。ただそれだけだ。

一方で

反省材料としては、函館6R・ロックユー(藤岡佑騎手、単払1,590円)を買えなかったことがある。

去勢明け2戦目、終わってみれば絶好のねらい目だった。

実は、私も去勢明け2戦目というのは把握していて非常に気になっていたのだが、去勢してから本調子に戻るまでには半年かかるという認識があって、もう1走待ってもいいかなという判断をしてしまったんだ。

前々走のレースから5ヶ月。ちょっと早いと思ったのだが、逆に言えば本調子に戻っていないと思われる6月末の時点で6着とソコソコの競馬をしていたと考えれば、完調じゃなくても足りるかもという柔軟な発想ができなかったか?

ましてや、馬券での相性が比較的よい藤岡佑騎手ということであれば、飯田祐きゅう舎を気にするのもいいけど、こっちのほうが見込みはあるという判断はできなかったか?

でも終わってみて、言えることなんだよな。

そう考えると土曜競馬は、小林凌、団野、岩田望の同期騎手3名の馬券を決められたことを喜びたいと思う。

今日のロックユーの悔しさは、日曜競馬にぶつけることにする。

 

日曜・新潟

3R メイショウハマユウ(秋山真・飯田祐)

 2走前の2着・3着・7着馬は既に未勝利V。一息入れてもうひと押し。

7R キョウジ(西村淳・友道)

 3走前の3着・5着・7着馬は既に未勝利V。実績ある新潟コースで。

9R ダノンドリーマー(岩田望・藤原英)

 前走で復調の兆し。長休明け3戦目で能力全開。

9R ワイドエンペラー(藤岡康・藤岡)

 前走8着は重賞で仕方なし。一息入れてリフレッシュ。

10R メイショウヨカゼ(菅原明・荒川)

 昇級初戦&休み明けで5着好走。菅原明騎手でさらに前進。

日曜・函館

3R ゲンパチムサシ(大野・佐々木)

 前走最後方から4着まで押し上げる。距離延長がいい方に出れば頭まである。

3R アダムスマイリー(横山武・青木)

 春の中山でもいい末脚を見せていた馬。横山武騎手2戦目でさらに前進を。

8R シンヨモギネス(菱田・伊藤圭)

 未勝利勝ちは菱田騎手。手が戻って2戦目でここは決めてほしい。

12R ラフリッグフェル(藤岡佑・寺島)

 藤岡佑騎手と10戦ぶりに再タッグ。ロンドンではなくこちらを選んだ点を重視。

12R ロンドンデリーエア(ルメール・武英)

 藤岡佑騎手から更に鞍上強化で並々ならぬ勝負気配を感じた。