競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代父親のブログです。

鬼手及ばず

いつにも

増して、的中への扉が重く感じられる土日の競馬だった。

土曜は惜敗で踏みとどまったが、日曜は完敗である。

かろうじてルメール騎手のおかげで零封を免れただけという、残念な日曜日。

ただ

そんな中でも、一瞬やったかと心が高ぶった。

函館12Rである。

菱田騎手のメイショウオニテが2番手から最後の直線で堂々と抜け出したときである。

私の心の色が一瞬でブラックからレインボーに変わったし、私の負けを願っている人にとっては、嫌な気持ちになった一瞬だったと思う。

結果的には、逃げ馬を追いかけすぎたのかもしれないが、菱田騎手らしい積極的な騎乗でよかった。

あそこで脚を溜めたところで、馬群に飲み込まれるいつものパターンになってしまう可能性が高かったわけで、やっぱり1勝クラスで全然通用するよねというのを見せてくれただけでも嬉しい。

メイショウオニテ自身の連敗は22に伸びてしまった。

ところで、私がなぜメイショウオニテのファンになってしまったかというと、デビュー2戦目の未勝利戦で単勝馬券を仕留めたからである。

新馬戦でレッドルゼルと競り合い9着に敗れてしまったのは、超ハイペースによる失速と敗因がはっきりしていたので、2戦目の未勝利戦で単勝を買ったのだが、ズバッとハマってすごく気持ちがよかったのを覚えている。

2戦目は一転5番手からの競馬で、前とは随分離されてしまったのだが、直線での伸びがすごくて、これは強くなりそうだなと感じたからである。

秋山真騎手に惚れてしまった理由も、このへんにある。本当に勝つ時は綺麗に勝つんだ。中毒性のある勝ち方をする騎手なのかもしれない。

ただ、そのあとの走りが本当にもどかしくて。

毎回人気になるもなかなか結果が出なくて、私も今度こそ今度こそと1万円ずつ入れるも、そのお金が戻ってくることはなかった。

自分の見る目が間違っていたことを認めるのが嫌で、意地になって買い続けていたというのも事実だ。

石橋調教師も、武豊騎手に託したり、ダートを走らせたりいろいろやってみたものの結果が出ない。テレビ越しで見る限り、気持ちの問題なのかなとも思ったり。

もう未勝利勝ちからまもなく3年になろうとしているし、それでなくても1勝クラスは3歳馬が有利な状態。

それでもどこかで一発決めてくれるんじゃないかという望みは捨てられなかった。

絶対スピード負けすることはないし、1勝クラスで終わってほしくないと思っていて、今回久しぶりに買いたくなった次第である。

穴馬券を仕留める方法について、きっとAIはその傾向を掴んでいるのだろう。

でも確固たる方法を持っていない私のような人間は、負けを覚悟して勇気を持って狙っていくしかないのかなと思う。

そしてその勇気の源は、自分の見立てを信じ続けることなのかなと思う。

レースを見て感じたこと、データを分析して感じたこと・・・

あとはどこまで突き進むべきかの塩梅が難しいんだけれど。

でも、今日はいい勇気を出せたんじゃないかと思う。

ただ一方で

団野騎手のブロンズレッドを買えなかったことを悔いる自分もいる。

2走前はブロンズレッドを買っていて5着、前走は買わずに10着。

今回、気にはなったんだけれども、2走連続で買っていたスマイルアモーレのほうが気になってしまい、24.6倍がすり抜けてしまった。

ブロンズレッドもスマイルアモーレも、ともに3歳牝馬で北海道3戦目。戦歴も似ている。

ただ終わってみれば、かたや中5週でかたや中1週。一息入れて立て直した馬と上がり目は望めない馬。

もっと言ってしまえば、同じ北海道の古馬1勝クラスでも、ブロンズレッドが2走した6月のほうがレースレベルは高かったわけで、私の馬券に隙があったと言わざるを得ない。

そう思うと悔しさがこみ上げてくるのだ。

予想をしていると、買いたいなと思う馬が3頭・4頭と同じレースに集中してしまうことがある。

これはどういうことかというと、馬券が外れる=自分の狙った馬が勝ち上がれず、狙い馬が飽和状態になってしまっているのかなと思う。

ちょっと穴を狙いすぎている証しなのかなと思う。

もっと単勝馬券の勝率を上げていかないと、今日のような悲劇が繰り返されてしまうのかなとも思う。

函館8Rのエアサージュのように、低配当が見込まれても勝つ可能性が極めて高いと思えるのであれば、しっかり決めていきたいと思う。

そういう点で見ると、私の単勝勝負もきゅう舎運営と似ているところがあるなと思う。管理馬(勝負馬)が勝ちきれず2着・3着ばかり積み重ねていると、2頭出ししなきゃいけなかったり、放牧にも出せず管理馬の入れ替えが遅れて、きゅう舎スタッフも馬主もイライラするようになって成績下降みたいな。

なんかいろいろ書き綴って読みづらくなってしまったかな。馬券の成績が悪くなると、いろいろ支障が出てきちゃうんだってさ。

そんなこと言われて超悔しいけれど、この世界は結果が全てなのでね。敗者に反論の資格はない。

年間288開催日、3,456レース。

長いようなんだけど、有馬記念が終わって振り返ってみると、あっという間に感じるんだよな。

残るは112開催日、1,344レース。

実際に中央競馬をやる日は42日(土曜20・日曜20・他2)

1開催日につき5レース勝負とすれば、今年自分に残されたチャンスは560レースで投資額は2,240,000円。

資金はギリギリだが、なんとか最後まで走り抜きたいし、目標払戻は2,688,000円、目標回収率は120%、目標的中数は残り開催日と同じ112といきたい。

これくらい頑張らないと、借金に打ち克つことはできない。今の私にとってドローは敗北を意味するし、今週のような負けは屈辱の極みでしかない。

この目標を達成できるように本当に全力を尽くすしかないし、結果を出してギャンブルだって立派な投資と叫びたい。

投資にも闘志が必要なのだと思う。

もちろん競馬に全力を尽くすためには、仕事や家庭が無事に回ることが大前提。

オリンピックも終わり、年末に向けて世の中もどんどん難しくなっていくんじゃないかなと思う。

それでも、事実は事実として受け止めて、うまく行かなかったときの悔しい気持ちを忘れずに、諦めることなく目標に向けて進み続ける。

競馬からも逃げ出すつもりはないし、当然人生からも逃げ出すつもりはない。苦しいときであっても鬼手を繰り出せる、そんな逞しい人間になりたいものである。