前回の
記事で、同じ立ち位置でないと真に分かり合えることはないと綴った。
しかしそうなると、全く違う立ち位置にいる人とはいつまでも分かり合えないことになってしまう。
ちょっと自分の論理には無理があるな、粗い書き方をしてしまったと反省しているところである。
このブログのコメント欄まで読んでいただいている方は気付いていると思うが、いただいたコメントに対して苛立ってしまったというのが本当のところである。
競馬なんてやれる立場ではないことは私だって分かっている。
それでも、借金返済のために、仕事を続けられる心を維持するためになんとかしないといけない。
馬券という名の麻薬を数万円払って手に入れて、バシバシ注射していくしか自分を保つ方法がないのだ。
ギャンブル障害の現実である。
そして今日も、バシバシ注射を打ってもほんの一瞬しか快楽は得られず、ますます自分の不甲斐なさをつきつけられ、そんな中でようやく日曜分の予想を終えたところである。日曜日の2時過ぎである。
最初の
話に戻す。
前回の記事では、真に分かりあうことに重きを置いた書き方をした。
でも、真に分かり合えなくても、まずは存在を認めあうこと、生き様を認めあうことが大事なのかなと思った。
私は一度も車いすに乗ったことがない。
だから、今の時点で車いすを使って毎日生活している人と真に分かり合うことはできない。
でも、存在を認め合うことや、生き様を知ることはできる。
私は感受性に乏しい人間だが、パラリンピックの開会式はなぜかチャンネルを変えられなかったし、国枝選手の金メダルのニュースを聞いたときは、本当によかったと思った。
もう少し思いを馳せると、菅首相にたどりつく。
あれほど世間を騒がせた、オリンピック・パラリンピックもまもなく幕を閉じる。
まったく根拠のない「安全安心」だったが、それでも途中で取り下げていたら、パラリンピックの開会式も、国枝選手の金メダルもなかったかもしれない。
それを思うと、分かり合えはしないが、菅首相の最後まで貫いた思いを認める気持ちは大事なのかなと思う。
前書きが
長くなってしまったが、土曜競馬は的中1つどまりで、40,800円の敗北となってしまった。
痛恨の馬券も多かったし、心を苛立たせるレースもあった。まぁ何度痛い目にあっても懲りずに賭けてしまう私が一番悪いのだが、暁という漢字を見ただけで嫌な気持ちになるのだ。
必死こいて予想しているのだが、普段自分が書いていることと馬券がちゃんと一致していなくて、終わってみたら大後悔という毎度毎度の結果である。
自分でやらかしておいてなんなんだが、土曜日に大敗してしまうと、日曜日の予想の負荷がさらにきつくなる。ただでさえも勝つのは大変なのに、負け分を挽回することも同時進行しないといけないのは、ものすごくパワーがいる作業である。
それでも、なんとかするしかない。
買う金額は、全15頭均等なのだが、私の中で一番思い入れが強いのは、札幌6R・メイショウオニテ。
斤量面で分が悪いが、なんとか前走のような競馬で活路を開いてもらいたいと思う。あと自分のなかで、ここ2~3週葛藤があって、2週間競馬を休んで、夏競馬の最終日にメイショウオニテが出てきたら、去年暮れのヒロミのように馬連や3連系も絡めて一発大勝負を賭けようかということも考えたりしていた。
でも結局ダラダラと続けてしまい、結局は普段通りのスタイルで行くことにしたのだが、どういう結末が待っているか。
あと、狙いから外したのが小倉4R・メイショウユウスイ。
3連闘でさすがに上がり目はないとジャッジしたのだが、どうしても不気味な存在。もし1着にでもなったときの自分の落ち込みは想像したくもない。
やっぱり前走買って、今回買わなかった馬が先頭でゴールを駆け抜けたときのやってしまった感というのは、実に気分の悪いものである。
しかし、どこかで断ち切って新しい馬を見いだしていかないといけないのも事実で、本当は楽しい競馬も、恐怖や自己嫌悪との戦いになってしまっているのが最近の私の週末。
それでも最後までドロー目指してあきらめずに結果を見届けたいと思う。
日曜・新潟
2R ヴァンシャンテ(菅原明・武井)
3R アズマスティーブ(宮崎・松永康)
8R ウォーロード(原・和田勇)
11R ヤシャマル(菅原明・尾形)
12R アセンダント(戸崎・田島)
日曜・小倉
2R カジュフェイス(秋山真・森田)
3R ショコラルビー(斎藤・吉村)
4R リアングロワール(高倉・杉山晴)
6R スカイドゥエラー(高倉・杉山晴)
10R クリノフラッシュ(和田翼・橋田)
日曜・札幌
4R ノックトゥワイス(ルメール・大竹)
5R カンナリリー(団野・鹿戸)
6R メイショウオニテ(菱田・石橋)
6R ジャガード(亀田・和田雄)
12R アルテラローザ(藤岡佑・藤原英)