競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

派遣登録1ヶ月で感じたこと

2021年9月

競馬を続けた結果、カードローン残高320万に達した私は、派遣登録することを決意した。というか、せざるを得なくなった。

決意してから1ヶ月。まだ全くの新参者という立場ではあるが、2箇所の派遣先で4回の仕事を経験するまでの感想を綴ってみたいと思う。

結論から言ってしまうと、この1ヶ月で状況は何も変わっていないが、派遣登録して本当によかったと思っている。

不安だったことや、これからの不安も含めて書き綴ってみたいと思う。

まず

何かしないとと思って参照したのが、en-japanのホームページだった。

そこで気に入った仕事があって画面を進めると、まず派遣会社への登録が必要なことを知った。

なのでメールを送って、派遣会社の登録説明会に申し込むのがはじめの一歩。

私の場合、午後半休の日に説明会があって、予約を当日の朝に入れた。

説明会は約2時間くらいだった。説明とstaff証の写真撮影、あと働くにあたっての希望を簡単な面接形式で伝えるという感じだった。

説明会は3名参加で、うち2名は20代くらい。でも40代で登録している人もたくさんいるとのこと。

派遣登録の方法としては、有期雇用(シフト表を提出する)と、いわゆる日雇い派遣(都合のよいときに都度申し込む)があるそうだ。

でも現在、いわゆる日雇い派遣は原則禁止で、本人年収500万以上等の条件を満たす場合のみ認められるとのこと。

なので、翌日に前年の源泉徴収票を持参し、後者を選択できるようにした。

登録後は

毎日メールが送られてきて、申し込みたい仕事があれば連絡するという形式。

私の場合、金曜日の午前に翌日(土曜)の仕事ができる旨の連絡をしたが、私の希望した仕事はいっぱいと言われてしまい、他の仕事を紹介された。

場所も遠いし、説明だけでは仕事のイメージがわかない。安全靴が必要という時点でラクな仕事ではないなというのは想像がついた。

でも、最初から断るという話もないと思い、派遣会社を信じて、もうどうなってもいいやと思い、受けることにした。

派遣としての初仕事、当然派遣先もはじめての場所。

余裕を持って出発したつもりだったが、近くまで来ても入口が分からなくて、派遣会社だけでなく、派遣先にも電話をしてしまった。

それでもどうにかギリギリ間に合って、「○○から来ましたlifespringです。本日はよろしくお願いします」と伝えることができた。

この日かな、一番気持ち的にキツかったのは。

いきなり、水のペットボトル運びからはじまって、汗が滴り落ちるのに拭う暇もないという状況が待っていた。

その後も、当然のことながら初めてのことばかりで気を抜く暇は一切なし。やる気ない態度なんか取るわけにもいかないし、ちょっと油断していたらフォークリフトが通り抜けていく。

とにかく元気に、説明をよく聞いて、ひたすら頑張るのみという感じだった。

長い1日だったけど、始まればいつか終わりが来る。どうにか乗り切った。

翌週

勤務票(勤務実績を記載して、派遣先の方からサインをいただいた紙。これが働いた証明になり、給与を請求できる。)を持参し、派遣会社の人と話をした。

大変でした、と話をしたところ、大変だったでしょ?と言われた。

もしかしたら、私は試されたのかもと思った。

でも、そうやって実績を積み重ねるしかないのかなと思うし、もしそれで信用してもらえるのであれば、どうしても通らないといけない道なのかなと思う。

何より私は、もう選り好みできる立場ではないのだから。

その後、もう一度同じ派遣先に行ったのだが、やっぱりキツくて。

それでも3回目も同じ派遣先での仕事を申し込んだのだが、そうしたら派遣会社の人が他の派遣先を提案してくれた。

ただなぁ、また初めての先で緊張するよなと思っていたら、あそこでやれたら今回の先は間違いなく大丈夫です。と言われて。

派遣会社の人を信じて、行ってみたら違う大変さはあったが、最後までやりきることができた。翌日も同じ派遣先で仕事させてもらって、1ヶ月で4回の仕事をこなすことができた。

目的は

借金返済のためだったのだが、人として勉強することが多かったというのが率直な思いだ。

派遣の仕事というと、人間関係の煩わしさがないというイメージがあったが、とんでもない。

むしろ逆である。初対面の人とコミュニケーションを取らないといけなくて、その上、他の人に頼らずに自分の力で頑張るしかない。

もちろん仕事のやり方はきちんと教えていただいたし、こんな初対面の人間に対して教えてくれるなんて感謝しかないし、逆に、こういう説明の仕方をすれば伝わるんだなというノウハウを教えてもらった気がする。

不器用な仕事ぶりであっても、声をかけてもらうことはあったし、しんどいなと思いつつ、頑張らないとという気持ちになったのは確かだ。

2点

気をつけたいことがある。ひとつは、ケガをしないこと。

もうひとつは、決まった仕事はキャンセルしないこと。

あとは収入面とか、体力面とか、いろいろ心配なことはあるけれど、仕事させてもらってから考えるでも遅くないのかなと思う。

最後に副業バレの不安について、私見を。

私は、もうバレてもいいやという気持ちで踏み出した。

仕事をしているのを見られてしまうというのは、勤務場所を気をつければ大丈夫なのかなと思う。

あとは、市区町村から会社や個人に届く、特別徴収の納入通知書からバレる可能性がある。

ただ、年間の収入額が印字されているのは個人用のみで、会社用の通知書には毎月控除する住民税額しか記載されていない。

さらに個人用の通知書は、最近はシーリングされている自治体が多く、シーリングされていれば会社の人間は、年間の収入額を見ることはできない。

勘の鋭い人であれば、住民税額を見ただけで違和感を感じる人もいるかもしれないけれど・・・

さらに手を打つとしたら、ふるさと納税をすることか。

いわゆる寄付金控除の適用を受けることで、住民税額を減らすことができるので、ここまで徹底すればバレる確率はさらに減らせると思う。

理想は本業での収入を増やすことなのだが。別な道があることを知っておくのも悪くない。