最近は
いろんな券種を彷徨い続けているが、やっぱり自分は単勝が好きなんだなと思う。
そのルーツを探ると、日本競馬論序説という本に辿り着く。
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もう私の手元にないのだが、馬券の基本は単勝というのが頭にこびり付いている。
単勝を当てられないと競馬では勝てないと書かれていて、単勝を当てようともがき続けていたら、10代の少年は46歳のおっさんになっていた。
あとは、社台の一口会員での経験かな。
2着から8着でも賞金は出るので、それは嬉しいことなのだが、やはりウィナーズサークルでの口取りが最高の幸せである。
単勝馬券を決めて、ウィナーズサークルに向かうときの高揚感といったら。
賞金的には
2着3回のほうが1着より稼げるという現実があるのだが、やっぱり1着は尊い。
狙った馬が勝てば的中というのは、白黒はっきりつけたい私の性格と合っているのかもしれない。
あとは払戻率が80%(=控除率が20%)というのも他の券種と比べて魅力だ。
とはいえ、全頭買った場合の回収率は7割に届かないというのが現実。
だからJRAの控除は20%だけど、AIなどの勝ち組からも控除されていると仮定すると、他の券種と比べてのアドバンテージは、実はないのかもしれない。
ひょっとしたら他の券種より、厳しい戦いが繰り広げられているかも。
とはいえ、馬連や3連系では、私の頭ではキャパオーバーしてしまうし。
私の思いを一番託しやすい馬券なのは間違いない。
あと、単勝オッズとの付き合い方というか、距離の取り方がいまだ分からない。
本当は見ないほうがいいのかなと思う。
でも、先週の日曜中京のように夜間発売が無い場合、当然オッズも出ないので、心のよりどころがなくて、予想が難しかったのは事実。
勝つ馬を見つけるのは大事だが、最終オッズがどうなるかを予見できる力もほしい。
最後に1日・1場あたりの資金配分。
2019年は1場につき6頭、各10,000円ずつという、今思えば狂気の沙汰としか思えない買い方。
今後に向けて考えているのが、1場につき25,000円。金額は10,000円、5,000円、2,500円のいずれかから選べるというやり方。
30倍の馬券を10,000円買うのは精神的プレッシャーに耐えられないけど、2,500円なら手を出せるかもしれない。
本当であれば、オッズなんか気にせずに来ると思ったらぶち込まないといけないのだけれど、自信を失った今の自分には到底ムリな話。
なんとか少しずつでも自信を取り戻して、狂気の沙汰と思われるくらいの馬券も買える一方で正攻法の馬券も買える、勝てるギャンブラーになりたい。