惨敗後の
週明けは、昼ご飯をおにぎり一つとか節約するのが最近の流れだったが、今日はとんかつ定食を食べた。
なんでしょうね、週末の競馬に向けて、月曜から金曜の過ごし方というのも大事な要素かも?と感じたからである。
競馬のない日でも、週末の競馬で勝つためにできることはないのかな。
特別登録を見るなどの競馬に関することではなく、気持ちを整えたり、テキパキと仕事を片づけたり。
馬券で勇気を振り絞るためには、普段の仕事や生活においても勇気を出してチャレンジしてみることが必要だったりして。
普段やれていないことを週末だけいきなりやろうとしても、なかなか難しい。
セックスだっていきなりはできない。妻に教えてもらって少しずつ、少しずつ・・・
日曜の
最終レースが終わった直後から、次の土日に向けての勝負は始まる。
いやいや、競馬は中央だけじゃないんだ、地方もあるんだという方も多いだろう。
もちろん両方で勝てるのなら一番いい。
でも私の場合、地方競馬についてはまだまだ初心者、未格付レベルである。
えっ、中央競馬についてはどうなのかって?
仮に重賞勝ち以上を勝ち組と考えるのなら、リステッドで勝ち負けレベルという感じだろうか。
それはさておき、昨晩(日曜の夜)は本当に気持ちを制御するのが大変だった。
どうしても高知競馬が気になって気になって仕方がなかった。
19時頃から、映像を見て、楽天銀行に残っていた900円を赤岡騎手の1番人気の複勝に賭けてみた。
そうしたら4着になった。
1,080円になるはずが、0円になった。
もうその事実が許せなくて許せなくて。
一発逆転ファイナルレースにぶち込んでやろうと思った。
ただ、楽天銀行にはもうお金が無い。
PayPay銀行でSPAT4を申し込むか、PayPay銀行から楽天銀行に振り込むかのどちらかである。
とはいえ、一発逆転ファイナルレースの馬柱を見ても、さっぱり分からない。
過去4走見ても1着とか見当たらないし、初ダートの馬がいるわけもない。
でも、ぶち込みたい。気持ちのよい一発を決めたい。
とは言っても、ここで10,000円使うなら来週に回したほうが・・・という気持ちも湧いてきて。
さらにはここでPayPay銀行のSPAT4を申し込んだら、明日から毎日シャブ漬けならぬ川崎漬けだなと思って。
結局、締め切り時間を迎えた。自分の意志で断ち切ったというよりは、ダラダラと時間切れを待つしかなかったという感じ。
終わってみれば、やらなくてよかったというのが結論。勝ったのは普段買うことのない濱騎手。今回買えるわけがない。
高知は900円の損失で済んだ。
でも、900円あれば結構いろんなことできるんだよな。
金曜の夜は
疲れ切って予想ができず、土曜の朝7時に起きて予想するのが精一杯。
それに比べると、日曜の夜は平日の疲れが取れて時間もたっぷりある。
体調がよくて予想の時間があれば勝てるというわけではないんだけど、でもなんとかならないかなとは思う。
いちおう日曜の夜に特別登録は発表されるのだが、そんなの見たってまだ実感が湧かない。
日曜の夜に、どんなに競馬の研究をしても明日儲かるわけではないと思うと、湧いてくるのは虚しさばかり。
金曜の夜に頑張れば、土曜日儲かるかもしれない。
土曜の夜に頑張れば、日曜日儲かるかもしれない。
一昨日、昨日、なんでもう少し頑張れなかったのだろう、なんであの馬を買えなかったのだろう。
また明日から仕事か、と思うのと同時に、2日前の会社帰りの希望に満ちた自分の心を思い出す。
なのに無力な自分、結果を出せない自分、同じ失敗を繰り返す自分・・・
そんな自分が生きていくためには、来週の競馬を目指して、そして来週の勝利を目指すしかない。
そのためには辛かろうがなんだろうが、月曜から金曜まで走り切るしかないんだ。
ときには(いや頻繁に)人間関係で苦しむこともあるだろう。
どうすればいいかって?
他人をコントロールすることはできないわけだから、自分ができることを精いっぱいやるしかないだろう。
あれ、馬券でも同じことが言えるのでは。
ときには(いや頻繁に)馬券が当たらず苦しむこともあるだろう。
どうすればいいかって?
結果をコントロールすることはできないわけだから、自分ができることを精いっぱいやるしかないだろう。
馬券とかそういう不確定なことに全てを捧げるなんて愚かなことだ、と世間一般の人は言う。
でも、世の中に確定していることなんて、ごくごく一部なんじゃないのかな。
恋愛とかそういう不確定なことに全てを捧げるなんて愚かなことだ、って言ったら人類滅亡の日は近い。
好きになってもらえるか分からないけれど、精いっぱい相手に尽くす、精いっぱい気持ちを伝える。
うまく行かないことが多いんだけど、それだけにうまく行ったときの喜びは大きい。
ビジネスだって、芸術作品だって、みな同じ。
私の毎週の予想だって、仕事の成果物でもあり、唯一無二の作品でもある。
ずっと抱き続けてきた思いや、ひらめき、もしかしたら心のざわつきによって微妙に仕上がりが変わる。それが命取りになることもあれば、大きな実りになることも。
もしかしたら陶芸や酒造などど通ずるかもしれない。
競馬は馬同士の勝負、馬券は人同士の勝負。
馬のことは分からないけれど、馬券は他人との戦い。自分を整えて、鍛えて、そして信じて、精いっぱいやり続けるしかないんだ。それはAIが相手でも同じである。