昨日
7月23日は、二十四節気の「大暑」。1年で一番暑さ厳しい時期である。
私の今週の中央競馬は、まさに「大熱」そして「大負」。本当につらく長い土日となってしまった。
・土曜日:複勝15番勝負で、45,000円投入、9,000円払戻。的中1
・日曜日:単勝15番勝負で、150,000円投入、48,000円払戻。的中1
トータルで195,000円投入、57,000円払戻。的中2、▲138,000円という結果。
前記事の
コメントにも書いたが、ハッキリ言って自滅である。
ここ1週間、単勝と複勝をウロウロして、カッと熱くなってしまって賭け金を後先考えずに上げて、まだ分析する時間が残っているのにサッサと投票まで済ませてしまった。
それで後になって、ちょっと穴を狙いすぎたと後悔。さらに結果を見て後悔することも多々。
分析力も馬券力のひとつだが、気持ちをコントロールする力とか、じっくり粘って予想することも大事な馬券力の一部。
そういう意味でも全然ダメだった。
実は今は、
そんなに気持ちが落ち込んでいない。
福島最終を取れたからかな。単勝480円。完封負けと1勝14敗では全然違う。
でも一番の理由は、まだ事実を受け止め切れていないからだと思う。たぶん明日の朝になって猛烈な後悔が襲ってくるような気がする。
でもやっぱり痛恨極まりない予想があったし、不運だなと感じるレースがあった。
あの・・・
実は僕は、今、相当がんじがらめのルールで馬券を買っている。
理由はただ一つ、同じ馬をダラダラと買わないようにするためである。
メイショウオニテであり、ゲバラであり、ビリーバーであり・・・
そういうのが競馬の楽しみなんじゃないの?と感じる方もいるだろうし、私もそうだと思っていたが、やっぱり今の日本同様、今の私の状況が待ったなしになってしまって。
原則、騎手2戦目の馬を狙うというもの。
そして特に、初騎乗の馬は絶対に買わないことにしている。
しかししかしだがしかし(ストマック氏の台詞である)・・・
土曜福島6R・新馬戦では、ビリーバーの弟であるデイドリームビーチが先頭でゴールを駆け抜けて、単勝はなんと2,690円。
マジかよ、と思った。
そういえば、ミルファームの馬の単勝馬券も全然取れなくなった。
今年ここまで9勝のうち決めることができたのは、トキメキの1勝のみ。
事あるごとに買うようにしているのだが、そういうときに限って買っていないミルファームの馬が来てしまったこともあって。
僕の馬券をあざ笑うかのような結果が、毎週のようにどんどん突きつけられて、僕の心はどんどん荒んでいくのである。
他にもね
前走まで買っていて、今回買うのやめた馬が勝ってしまうケースが本当に多くて。
だから「騎手2戦目」で買った馬がダメだったときは「騎手3戦目」までOKにしようとか、どんどんルールが継ぎ接ぎだらけになってしまって。
あとレースによっては(特に2歳未勝利では)「騎手2戦目」の馬があまりにも多いので、1戦目で2着・3着の馬は購入対象外にしてしまった。
そうすると対象馬は減るんだけど、みすみす当たり馬券を逃すことになってしまって。
ルールというか自分の考え方の柱になるものを作って、感情に流されない馬券を組み立てようと思っても、次から次へと課題が勃発してしまって。
そういうことにあたふたしていると、「騎手2戦目」で素直に買えばいいときに、いろいろ考えすぎて、仕留めきれない。
自分で首絞めておいて、苦しいよ、助けてよと叫んでいるようなもので、全く何をやっているんだかと思う。
日曜競馬で
ガックリ来たことを各場で1つずつ綴る。
まず福島だが、8R・ミストルティン。単勝1.6倍が最下位15着に沈んだ。
運とか流れとか、そういうの嫌いなんだけど、そういうのを感じざるを得なかった。
俺さ、福島ダ1700で残り1000メートルのハロン棒を40秒台で通過するレースを初めて見たよ。メインのジュライステークスでも42秒台だよ。
こういう逃げ馬を買ったときに限って、なんだよこれって思った。
また、世の中の忌まわしい部分を押し付けられた(養分になってしまった)ような気がしたよ。そんでなくても氷河期世代は、普段からそういうの押し付けられてばっかりなのに。
で、他のレースでは逃げ馬を買えていない現実があってさ。それは逃げ馬を買うことを徹底しなかった自分に責任があるんだけど。
なんか、ただの1敗じゃない、何10敗にも相当する負け方をしてしまっている自分が本当に惨め。
世の中の不幸を受け止める係から抜け出せないでいる自分が本当に悔しい。
変わりたいのに変われない自分が本当に悔しい。
札幌だと、9R・マジカルステージの単を買えなかったことかな。
前走は買っていたんだけど、なんかイマイチな競馬で。
オツウの産駒なので気にはなっていたし、騎手2回目だったんだけど、1回目に吉田隼人騎手が乗った時3着だったので、そこで狙い馬の対象外になってしまった。
ルールを弄ったばっかりに、つまりは対象馬を減らして手抜きをしようとしたばっかりに、取りたかった馬券をみすみす逃してしまった。
この馬の単勝7.0倍を取れなかったのは、気持ち的にキツかったな。
ミストルティンは自分の力や判断ではどうしようもできないのだが、マジカルステージは、自分の思考回路次第で的中までもっていくことができた。
今週はじめて経験したわけじゃないんだけどさ、なんか自分なりの処方箋が見つからないうちに、またイヤな思いをしちゃったな。
最後に小倉。西村淳騎手とうまくコミュニケーションを取ることができなかった。
まぁコミュニケーションと言っても、一方的なものなのだが。
買うタイミングが違うんだよな。
中京記念のベレヌスは仕方ないんだよ。これはビリーバーばりにしつこく追い続けていない限り、僕のつたない馬券力では仕留めることは難しい。
でも12R・ユウグロスファクタを買ったのなら、8R・テーオーシリウスも、もっと気にしてほしかったなと昨日の自分に言いたい。
でも、秋山真騎手のタガノバルコスが気になっちゃったから仕方ないか。
でも、やっぱり前に行く馬を大事にするというか気にしないといけないよな。
この馬の単勝9.9倍を取れなかったのは、気持ち的にキツかったな。
秋山真騎手とか、戸田きゅう舎とか、ミルファームとか・・・
そうやって追いかけ続けるのも競馬の楽しみなんじゃないの?と感じる方もいるだろうし、私もそうだと思っていたが・・・
そういう感情と決別しなきゃいけないのかな、もう感情を捨てて生きていくしかないのかな。
でも
僕には多分無理だと思う。
だって競馬歴30年は、そういう感情とともに歩んできたのだから。
どうすればいいのかな。
人間だから好き嫌いはある。それはいい。
でも、いつまでも好き、いつまでも嫌いでは進歩がないのかなと思う。
これ競馬でもそうなんだけど、会社でも同じことが言えるのさ。
気心知れた人であっても、ときには厳しいことを言わなきゃいけないことがある。
嫌いだなと思う人でも、定期的にコミュニケーションを取るべき。それによって感じ方が変わるときもあるし、そんな人も、自分を変えようと頑張っているかもしれない。
一つの行動や結果だけで、人を評価してはいけない。そんなことを最近職場で感じたこともあって。
競馬の話に戻るが、2019年の年末時点では大嫌いだった矢作きゅう舎も、今はどちらかというと応援したいきゅう舎になった。
あと、福島最終の的中がただの1勝でなかったのは、私が最も現時点で嫌っている原騎手を、ねじ伏せた勝ち方だったこともある。
でも、こんな感情を抱き続けていたら、今後も痛い目に遭い続けることになるだろう。
応援することはOK、頑張ってほしいという感情もOK
でも、やっぱり客観的な視点で評価していかないと。
福島3R・ステキナココロ(祖母がライフスプリングだから)、小倉8R・タガノバルコス(秋山真騎手だから)、札幌2R・ブレディバンチ(戸田きゅう舎だから)・・・
恥ずかしながら、この3頭は感情に流されてしまった馬券である。
さて
来週の馬券どうするか。でもその前に明日の朝、悔しさを振り切ることができるか。
▲138,000円のうち、少しでも勉強代になったと後から振り返って言えるように。
これからどうするか。前向きな気持ちになるためには、前向きな言葉を口に出し続けるしかない。
来週の土曜日こそ、気持ちのよい勝利を決めたい。