夏競馬が
終わって、毎日の仕事をこなしつつ、秋競馬モードに気持ちを切り替え中。
そこに、御神本騎手に関するニュースが入ってきた。
大井競馬所属の御神本 訓史騎手は、騎手調整ルームに関する開催執務委員長指示事項に違反(調整ルームへの入室遅延)したため、令和4年9月5日(月)付けで戒告処分となりましたので、お知らせいたします。
また、当該騎手は、入室遅延の理由である物損事故により精神的に不安定であり、安全な騎乗ができないと判断されるため、特別区競馬組合競馬実施規則第39条第1項第1号の規定に基づき、令和4年9月8日(木)まで騎乗変更となりました。
腕は、南関東でもピカイチだし、乗り方も美しいしガッツポーズも美しい。
浦和でのJBCクラシックを見て、本当にカッコいいと思った騎手。
インタビューを聞いていても、とても応援したくなる。
でも本人にしか分からない、いろんな心の揺れ動きがあるのかな。
9月2日(金)の浦和最終日も騎乗変更になっていて、何か苦しい気持ちになってしまったのかなと。
延々と続く競馬の開催。そう考えるとサラリーマンと同じだし、そのうえ危険度はサラリーマンと比べ物にならない。暑さ寒さとの戦いもある。
とにかくまた競馬場で御神本騎手の手綱を見られればという気持ち。
さて
私のカードローン残高は3,812,000円になった。
借りられる上限の400万円まであと188,000円という崖っぷち状態が続く。
そのせいか、気持ちは大丈夫なんだけど、身体に影響が出てしまっている。
とにかく身体のあちこちが痒みに襲われる。
不思議なことに、家を出てから仕事が終わるまでは大丈夫なんだけど、会社を出て気が緩むと、段々痒くなってきて、一番ピークが風呂から上がって布団に入ってから。
痒いところをひととおり掻きむしって、苦しみながら眠りにつくという毎日だ。
今のところ、顔や手といった他人に見える部分は大丈夫なんだけど・・・
これがもし他人に見える部分にも広がってしまったら、さすがに隠し切れない。
もしかしたらそうなってしまったときが、借金をカミングアウトせざるを得ないときなのかもしれないと思う。
仕事、積み重なった借金、そして馬券でなかなか結果が出ない現実。
どこまで踏みとどまれるか。どこまで巻き返せるか。
このように
借金が心と身体の負担になっているのは事実である。それは認めざるを得ない。
でも一方で、慣れてしまったからかもしれないが借金に対してビクついているかというとそうではない。
借金をしていない人が思い浮かべる借金まみれの毎日のイメージと私の現状はだいぶ違うような気がする。
銀行から電話連絡が来ることもない。だから会社にいるときは仕事に集中できる。
というか、今の会社で仕事に集中できることが自分にとっての生命線ともいえる。
多分400万まで借りることができたのは、サラリーマンでかつ、1つの会社で勤続25年という実績があるからだと思う。
仕事に集中できなくなったときが、自分にとってのジ・エンドなのかなと思う。
幸いにも、明日も仕事頑張ろうという気持ちはキープできている。
他にも、利息が月20,000円未満というのも、カードローンを抱えている身としては恵まれたほうなのかなと思っている。
月20,000円は確かに大きい。だって年間だと240,000円だし。
でも、世間一般の40代おっさんサラリーマンの小遣いの枠内だと考えれば、少し気持ちが落ち着く。
そもそも僕には小遣いはないのだけれど。
なので借金が重くのしかかっているのは事実なんだけど、そんなに怖いとは感じていないのが偽らざる現状である。
まぁ400万の上限に達してしまったら、こんな呑気なことは言ってられないのだろうが。
ずいぶん
遠回りをしてしまったが、借金よりも怖いなと思うこと。
それは、時の流れの速さである。
えっ、もう9月かよ。ウソだろと叫びたくなる。
1月の大井での悪夢、エクロール、ダーリントンホール、コロナ罹患、リリーブライト、ウインマイティー、ビリーバー・・・
何度も何度も失敗を繰り返しているうちに、冬が過ぎ、春が過ぎ、そして夏も終わろうとしている。
これだけの時間と機会があったのに、何の改善もできずに過ぎてしまった日々。
それを考えただけで苦しくなる。
大勝できれば嬉しいけれど、それよりもまずは負け犬・養分からの脱却。
全然できていない現実。
借金は挽回できても、過ぎ去った日々は挽回できない。
焦る・・・
そして、そういうことを繰り返しているあいだに、両親はまもなく80歳。
父は約10か月後、母は約2年後・・・
このまま2人だけで過ごさせてよいのだろうか、大丈夫かな・・・
それよりも、まだ元気なうちに、もう一度温泉旅行に連れて行きたい。
今年1月に行こうと思ったが、コロナ禍のせいで全てがぶち壊された。
コロナも憎いが、コロナ禍はもっと憎い。
もう2年半だよ、私に限らず、みんなもう待てないと思っている。
特に高齢者、あと高校生、あぁ大学生も・・・
ある意味47歳のおっさんなんかは、まだマシなのかな。
45歳からの3年間を失いました、とか言ってもそんなに惜しいとは思わないから。
それでも
47歳ともなると、残りの人生1日たりとも無駄にはできないなという思いは強まる。
20代や30代の頃には、全く抱かなかった感情だ。
だから、以前よりも先延ばしすることはなくなった。
仕事に関するレスポンスは、今が一番速いかもしれない。
今までは、終わればOKと思っていた仕事も、どうすれば速くかつ正確にできるだろうかと意識するようになった。
今の意識や行動で20代からやっていたら、もう少し出世していたんじゃないかな。
今頃バリバリのオープン馬だったかもしれない。
それでも過去は取り戻せないわけだから、1勝クラスでも、C3クラスであっても、しっかり結果を出し続けることが大事。
オープン特別で惨敗を繰り返すよりも、素敵な将来が待っているかもしれない。
今年だって、まだ4か月ある。