日曜競馬は
1つの的中にとどまり、土日トータルで18,600円のマイナスとなってしまった。
非常に苦しい状況に追い込まれているというのは認めざるを得ない。
とはいえ、先週日曜日からの連敗を28で止めた。
その後また4連敗中だが、月曜競馬では早い時間に最初の的中を決めてどんどん追い上げるのみ。
休みが
終われば、また仕事かと思うと憂鬱な気持ちになるのは私も例外ではない。
仕事にはいろいろ難しい要素があるのだけれど、その一つに人間関係の維持管理がある。
維持管理というと、設備のメンテナンス的なイメージがあるのだが、人間関係も一種の設備なのかもしれない。
それもちょっとしたことで壊れやすい、実に面倒な設備。
馬券にもいろいろ難しい要素があるのだけれど、ひとりでやっている限りは人間関係の維持管理はないのでね。
でも
予想の維持管理も人間関係に負けず劣らず難しい。
私の場合、前走買った馬を次走も買いたくなることが多いのだが、前走の予想がいい加減だと、それは次走にも悪い影響が出てしまうことを意味する。
なので、ある日のいい加減な予想がきっかけで、とどまることなく悪い影響が拡大してしまうということがあり得る。
ならば前走買った買わないは関係なく予想すればいいじゃないか?
うーん、僕の考え方のクセというか、粘着質な性格なのか分からないけれど、それはなかなか難しい。
いろいろルールを作って工夫してはいるのだけれど、やっぱり自分の信条にそぐわないルールで馬券を買っても、全然楽しくないし結果も出ない。
自分の考え方のクセと自分の信条と予想技術をうまく融合させることができた人が勝ち組になれるのかな。
単勝の払い戻し率は80%。つまり20%控除されるわけだから勝つのが無理なんじゃないかという人もいる。
とはいえビジネスの世界においても、法人企業は税控除や社会保険料の支払いがあったりする。
淘汰される法人企業も多いが、この厳しい世界を勝ち抜いている企業があるのも事実。
なので馬券においても、割合は限りなく小さいけれど勝ち組は存在するはず。
そのかわり、その数十倍、数百倍の負け組の存在が必要になってしまうのだが。
今は私も負け組。でも明日からは勝ち組に。
馬券と言う名の
麻薬に手を出してしまって30年。その割には麻薬のことを未だによく分かっていないという現実がある。
そろそろ自分の中で、ちゃんと結論を出して死ぬまで貫き通さなきゃ、負け組のまま一生を終えることになる。
もう麻薬をやめることは無理なわけだから、うまく麻薬と付き合う方法を見出さないといけない。
まず、初騎乗の騎手が乗る馬は買わないべし。
人によっては、そういう馬を狙うことが得意な人もいると思う。そういう人は今のままの買い方でよいのだけれど、僕は買わないべし派である。
やっぱり初騎乗だと、試し乗りみたいな感じで勝ち負けと程遠い結果を見せつけられることが多いんだ。
あと好勝負に持ち込んだ場合でも、あとひと押しが足りないと感じることがある。
一番記憶に残っているのが、2022年2月12日(土)洛陽ステークス。
ダーリントンホールが最後の最後にエアファンディタの鬼脚に屈したレースである。
鞍上は北村宏騎手で、初騎乗。
北村宏騎手と木村きゅう舎の相性の良さと馬の力を考慮して選びに選び抜いた馬券だったのだが・・・
10,000円が55,000円になると思った瞬間、暗転。
行き場のない苛立ちというか、抗えない力に屈した瞬間。
自分の無力さを、あの時ほど強く感じたことはない。
なので騎乗機会2回目、3回目を狙うというのが私の信条というか考え方のクセになりつつある。
他にも、後追いはあまり好きではない。
前走で買わずに好結果が出た馬を、次走で買うのは嫌だなと思う。
やっぱり先物買いで狙い撃ちするのが自分にとって理想であり、それができないのであれば、次走でどんなに来そうだと思っても手を出さないのが自分の信条。
でも、やっぱり目先の勝利が欲しくて手を出してしまうのだけれど。
それでうまく美味しいところだけ頂ければ、まだ救いはあるのだけれど、それもうまくいかないことが多いのが悲しいかな現実。
この土日
24レースチャレンジして、唯一の的中が日曜東京8R・リアグラシア。
10か月の休み明けだったが、強い相手と戦ってきただけあってここでは力が違った。
川田騎手・木村きゅう舎の組み合わせで単払540円は嬉しい。
重賞戦線まで進んでくれると、いいなと思う。
上に書いたような馬券戦術だと、2歳未勝利で2回目騎乗の馬の中から、先々まで出世しそうな馬を見つけて、オープンまで追いかけていくというのが理想像。
でも当然ながら2回目騎乗の馬が多くて、チョイスがなかなかうまくいかないのが現実だ。
さて
残り1日、残り12頭で、30.6倍分の的中を掴み取らないといけない。
回収率250%超えと考えると難しい案件ではある。
でも勝利の可能性がある限り、もっと言ってしまうと敗北が確定しても、そのマイナスを少しでも小さくできる可能性がある限り、戦うのみ。
馬のことを知らないのに、よく言うわと思う方もいるだろう。
しかし戦う相手は馬ではない。自分以外の賭け手との戦いである。
机上の計算では、自分以外に賭け手が17人いて、1人から10%ずつ回収率をむしり取ることによって私が回収率250%を実現することが可能だ。
でもどうせ削り取るなら、私の敗北を喜んでいる人間から徹底的にむしり取ってやりたいという思いもある。
このブログを読み続けていただいている方なら既にお見通しだと思うが、私は臆病なくせに自己顕示欲が強い、心がねじ曲がった人間である。
自分の幸せのためには、誰かを不幸に陥れないといけないと考える人間である。
不幸に陥れるとは言わないまでも、誰かの幸せを減らさないと自分の幸せは増えないと考える。
人としてどうなのかとは思うが、馬券に限ってはこれが現実。
もともとがそういう気性だったのか、競馬を続けていくうちにそうなったのか、借金が増えていくうちにそうなったのかは分からないんだけど。
競馬と借金という麻薬の泥沼にハマってしまった人間の生き様である。
月曜・東京
1R キョウエイゲイル(高倉・田中克)
戸田きゅう舎のフリッパーと迷ったが関西馬のコチラを抜擢、吉と出てほしい。
2R ウヴァロヴァイト(横山武・萩原)
レベルの高い新馬戦で2着。あっさりまで。
7R イモータルフェイム(横山武・鹿戸)
ダートに変わって成績一変。1勝クラスは通過点。
8R ノックトゥワイス(大野・大竹)
未勝利突破のメドを立てた大野騎手が久々手綱。大竹きゅう舎は今週この1頭。
9R ワンデイモア(ルメール・国枝)
母はダートで活躍。激変に賭ける。
11R グレイトウォリアー(菅原明・藤原英)
欅ステークスでは初騎乗の菅原明騎手で2着。頭まである。
月曜・阪神
1R ミルトハンター(鮫島駿・中竹)
前走ハイペース逃げの経験が今回生きる。
2R ゼットスティール(和田竜・川村)
母はダートで2勝。
3R マテンロウウェイ(川田・中内田)
川田騎手と中内田きゅう舎のコンビを素直に信頼。
6R マジックスピーチ(今村・飯田祐)
前走は前残りの競馬で3着まで追い込む。今村騎手2戦目&休み明け2戦目で。
9R デアリングオウカ(松山・杉山晴)
未勝利馬だが初出走の前走で見せ場あり。
9R セルバーグ(今村・鈴木孝)
前走は前残りの競馬で3着まで追い込む。今村騎手2戦目&休み明け2戦目で。