競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

勝ち続けるために必要なこと

日曜競馬は

18,000円賭けて18,400円の払戻、的中7つ。まずは明日の返済日を乗り越えることができた。

土日トータルは10,000円弱のマイナスという現実は消えないが、プレッシャーがかかる状況の中でのヒリヒリした勝負はちょっと楽しかった。

全レース予想を公開して、プラス収支を出せたのは初めて。

奇策はとりあえず成功と言えるのかな。

東京では、吉田豊騎手が2R・3Rと連勝。うまくハマってくれた。

阪神では、横山武史騎手が2Rで来てくれた。メインはアチャーだったが、午前中の早い時間に1個決めることができたのが大きかった。そうでなかったら、ちょっと楽しかったなんて言ってられなかった。

福島では、斎藤新騎手が3勝。10個勝負した甲斐はあった。

ただ

福島の予想については、ちょっと引っかかるところはあった。

3Rで秋山真一郎騎手のスマートムーラン(単勝470円)、8Rで角田大和騎手のブルーロワイヤル(単勝680円)を仕留められなかった。

私の予想を毎週見てくださっている方であれば、なぜこの2頭を買わない?と思った方もいるだろう。

今日は秋山真騎手と角田和騎手の2人で3勝、単勝払戻金の合計は1,600円。

一方、斎藤新騎手の単勝払戻金合計は1,850円。

結果としては今日の馬券の買い方は正しかったと考えたい。

今日の勝負を終えて感じたのは、好きな騎手、好きな馬っていう考え方は馬券収支的にはよくないのかなぁということ。

やはり勝つためには、好き嫌いという考え方は取っ払って、あくまでも客観的にジャッジしていかないといけないのかなと。

昨晩、各騎手の騎乗馬のラインナップを見たときに、一番いいなと思ったのが斎藤新騎手で、勝ち数的にも配当的にもプラス収支を出せそうだと判断した。

あとは10頭の騎乗馬のうち、負け確定と思う馬がいなかったのが選んだ理由。

角田大和騎手や秋山真一郎騎手は、中には負け確定と感じる馬がいて、それが主役にできなかった理由。

でもどんなに手堅く予想しても全レース的中はありえないわけだから、負け確定と分かっていても、他に勝てる馬がいたら主役にするというのもありかなと思った。

そのへんのさじ加減は、今後経験を積んで上達していくしかない。

ところで

突然、前記事で今日は◎◎騎手が主役とか綴り出して、何考えてんだコイツと思った方もいるだろう。

しかも東京は城戸騎手が主役?何言ってんだ、と思われても仕方ないレベルである。

ただひとつだけ伝えたいのは、私は騎手だけを見ているのではない。

以前の自分はそんな感じだったが、戦績・きゅう舎・馬主・コメントを考慮して(といっても齧った程度だが)絞り出した結論だ。

実は、騎手というのは予想の要素のなかで扱いづらい面もあるし、扱いやすい面もある存在だと思っている。

扱いづらい面を語ろうとすると無限に話が広がってしまうので、今日は扱いやすい面だけ。

・1レースに2頭以上乗ることがない。

・1日に2場以上乗ることがない。

きゅう舎や馬主だと2頭出しとか、複数の競馬場に出走することがあるが騎手の場合はそれがあり得ないというのが一番扱いやすい面である。

戦績やコメントと比べて、騎手は名前を見るだけというのあるし。

あと、こういう予想を試してみようと思ったのは、全レースを事前予想する立場だからこそできる予想のやり方かなと思ったからである。

やはり他の賭け手と同じやり方で予想をしていたら勝てない。じゃあ自分だけのっていうのはムリかもしれないけれど、皆ができないようなやり方でやってみようじゃないかという思いがある。

永島まなみ騎手の直線競馬での、あの乗り方である。

あの乗り方も、昨年のアイビスSDの菅原明良騎手の乗り方がきっかけになったかもしれないが、勝利に漕ぎつけたのは永島まなみ騎手である。

先週は

大井競馬にもチャレンジしたのだが、やっぱりその時も予想の柱として扱いやすいのは騎手だったりする。

特に御神本騎手という拠り所があると、そこから少しずついろんなことに気付いたり、判断を下せたりするようになった。

大井競馬だと、コース取り(特に最後の直線)をどうするかが結果を分けることが多いらしくて、僕は外のほうが伸びると思っていたんだけど、僕が馬券勝負したときは御神本騎手は内を回る選択をすることが多かった。

だから内枠の馬の評価を下げる必要はないなと思った。

これが正しいかどうかは正直言って分からない。でもやっぱり人間って弱い生き物だから、どうしても拠り所は必要かなと。

極論言ってしまえば、正しいか間違っているかなんて関係ないんだ。

拠り所があることで、まだやれるって思えること、頑張ろうって思えること、次の一歩を踏み出すこと、それが大事。

傍目から見れば厳しい状況でも、本人がまだやれると思っているのであれば、誰もそれを止めることはできない。

でも難しいのは「やりたい」=「やれる」ではないということ。