私が
勝負する馬を選ぶとき、心の奥底にある考えとして・・・
「目立つ前に仕留めたい」という思いがある。
その結果が、初ダート馬だったり、休み明けの馬だったり、去勢初戦の馬だったり、前走惨敗馬だったりする。
この4条件がすべてそろった例が、2019年2月11日(祝)東京3Rのバスタキヤである。
購入を後押ししてくれたのが、父:エンパイアメーカーであり、馬主:ゴドルフィンであり、厩舎:木村厩舎である。
私は、馬券には相性が大事だと思っていて、成績はそんなにズバ抜けているほどではないのだけれど、その割には買うと来ることが多い人や馬に時々出会う。
あくまでも感覚なだけかもしれないけれど、良い出会いがあるのってすごく大事。
それが自分の馬券のオリジナリティになり、武器になるから。
ただ、その出会いが悪いと悲惨な結果が待っている。
なので、良い出会いを見つけないといけなくて、今の自分はそれを見つけられず彷徨っているという感じなのだろう。
では
なぜ見つけられないのか。自分の行動を振り返る。
まぁ、私の力不足。努力不足だったかな。
昔の自分は気になることがあれば、1年分くらいのデータを一通り調べ直すくらいのことはやった。
単勝の平均配当とか配当分布とか、自分でEXCELに入力して分析した。
そんなに大それた分析ではない。でも合計値や平均値だけでなく、気になるデータを見つけたら、もう少し詳しく分析してみたりしていた。
あとは最近、レースリプレイを見ていない。
昔の自分は中山競馬場で1日36レースの馬券を買い、リアルタイムでレースを見続けた。
今は馬券を買ったレースは見るが、他のレースは結果だけ見ることが増えた。
そんなうちに、予想する際の想像力がすごく乏しくなってしまったのかもしれない。
もし、パドックも返し馬も調教もコメントも見ないというのであれば、レースリプレイと馬柱が馬券の命綱となる。
レースリプレイをみたうえで馬柱を見ることが、豊かな想像力の源泉になるのかなと思う。
レースリプレイを見るのもなかなか苦しい作業なのだが、やはりどこかでしんどい思いをしないと勝利の切符はつかめないし、自信を持って馬券を買えない。
なんか理論的には正しくないんだけど、理論を超越する力が働くのが競馬。
そんな馬券を決められるように精進あるのみ。