今朝
ベランダに出たら、ひんやりした風が吹いていた。
もう今年の夏は完全に終わったと思った。
散々な洗礼を浴びた私の夏競馬も、昨日で終わった。
なんとか夏競馬の負債を取り戻したかったが、力及ばずである。
結果は
48万円投資して、払戻は35万6千円。的中は7レースであった。
これを見ると完敗であることは認めざるを得ない。
しかし、私の中の競馬に対する炎は消えそうにない。ちょっと強くなった。
まず火曜日の阪神でプラス収支にできたことが大きい。
12万円が16万7千円になった。的中は2レース。
ちょっと振り返りたい。
まず、最初の的中は4Rの障害未勝利 ニホンピロボーラー。
正直、単勝1,210円は驚きの好配当だったし、ニホンピロの馬で的中したのがうれしかった。
2週前、新馬戦で一度は本命にしようと決意した、ニホンピロヘンソンを私の弱気の虫のために捨ててしまい、単勝3,200円を取り逃してしまっていた。
あのときは前日に単勝55倍のギンゴーの単勝を取り逃しているうえに、本当に負けが込んでいて私の心はすでに崩壊していた。
ニホンピロヘンソンは安達厩舎ということで気になっていたが、単勝オッズを見て私の心は他の人気馬に揺れてしまった。
ニホンピロの馬なんて、昔の勢いはないしなぁ(馬主さんごめんなさい)
安達厩舎もここ数週は好調だが、いきなり新馬勝ちするかな(先生ごめんなさい)
しかし、結果は完勝。ますます私の心は傷だらけになった。
そして今回
出馬表を見て、真っ先に気になったのがニホンピロボーラーであった。
先行力はあり飛越は問題ないようだ。折り合いが課題とのことだが、夏休んでいる分だけ、他の馬と比べてフレッシュなのではというジャッジをした。
その結果、熊沢騎手の好騎乗もあり、先頭でゴールを駆け抜けた。
即PATで購入するまで、オッズをみなかったこともよかったかもしれない。
弱気の虫が発動することなく、自分の決断を馬券に反映できたと思った。
過去の失敗を糧にできたと思った。
もう一つの的中は、6Rの500万下 タガノリアン。
タガノの馬は来ると大きいイメージがあり、取りたいと思っているのだがなかなかうまくいかない。
今回は人気だったが、しっかり的中できてうれしかった。
あと鮫島良太騎手が乗っても勝てるような馬が、降級同条件となれば、私の中では文句なく買いである。
あと
買わなかったことを惜しまれるのは、1Rの2歳未勝利 ファイアーボーラー
障害戦でメイショウボーラーの産駒を狙ったなら、芋づる式にファイアーボーラーも買いたかった。
メイショウボーラー産駒なら、初ダートは条件好転だし、北海道の2歳未勝利で5着・4着なら力は上だろう。
狙ったビオレイメルも初ダートの変わり身に期待しただけに、ちょっと悔やまれた。
最後に
友道厩舎はさすがだなと思ったのが、3Rの3歳未勝利 パープルヒストリー
中野銀十オーナーのパープルの馬は私も好きなので、真っ先に目に入ったのがこの馬だった。
2月の3歳未勝利の4着は、夏の3歳未勝利の4着と比べて価値は遥かに上だ。
しかし6ヶ月休養というのは、どうしても評価は下がる。
気になって気になって仕方なかったが、結局は買わなかった。
結果は2着。もう1戦あれば勝てるところだったが、こういう厳しい条件であってもしっかり仕上げてきたのはすごいなと思った。
この馬は、たぶん地方で圧勝してJRAに戻ってくると思う。
もし友道厩舎に再入厩することがあれば、初戦から狙えそうだ。
こうして
競馬に向かってみると、やっぱり楽しくて、輝いていて・・・