まず初めに・・・
私は、この6週のうち5週、競馬に参加してしまい、約20万円なくしてしまった。
1週目:▲100,000円
2週目:▲50,000円
3週目:どうにかやめた
4週目:△74,000円
5週目:▲40,000円
6週目:▲80,000円
この6週間で改めた感じたことは、やはり自分の気持ちの甘さというか、真の勇気のなさというか、視野の狭さというか、アイディアの乏しさというか、努力不足というか、とにかく自分が未熟だということであった。
もちろん、競馬をやめられない未熟さというのが一番だ。
しかし、いろいろあって競馬場に足を踏み入れたら(IPATにログインしたら)、一旦やめることは取っ払って的中に向かって集中しなければいけない。
仕事だって、家庭や体調面でうまくないことがあっても、会社にいる以上は仕事に集中しなければいけないのと同じである。
やはり40代半ばに差し掛かって、いまだ平社員であるというのは、その時点でやるべきことに集中できない(集中しているつもりでも、どこか緩んでる)ところなのだろう。
まだまだ必死さが足りないのかも知れない。
もっともっと、もがかないといけないのかもしれない。
ただ、自分の気持ちのコントロールが壊れそうになっている今、自分はやはり競馬を止めないといけない。
仕事や妻や息子に対して力を尽くさないといけない。
本当に、的中は目前なのだけれども・・・
今回の
ブログでは、夏競馬の思い出として4週目の勝利のこと(自慢)を書く予定だったのだが、今日の負けとセットで書かざるをえない事態になってしまった。
ミルファームのこと・・・と書けば、新潟競馬をよく見ている人であれば、心あたりがあるかもしれない。
あと、他の週の顛末も、読んでくださる方のなにかの足しになるかもしれないので、このブログでまとめたい。
もう書いている途中で、めまいが止まらないほどショックな夜である。
憂鬱とか、そういうレベルをさらに超越した夜である。
もう生きる望みがない。
1週目
以前のブログに書いたとおり、福島最終週でのゲッカコウの激走に僕の心は刺激されてしまった。
そして猛暑や仕事でのストレスも手伝い、中山競馬場に足を運び、久しぶりに馬券を手にしてしまった。
そうして負けを積み重ね、紙の馬券だけで▲50,000円。
それだけならよかった。
しかし、家に戻り、IPATにログインしてしまった。
これはよくなかった。
IPATにログインは、今年初めてである。
競馬場に行かないと馬券を買えないルールにしておけば、まだ歯止めが利くのだが、IPATでログインを自分で認めてしまったら、もうこの先どうなるかは火を見るより明らかだ。
しかも、馬券面での決断も最悪だった。
気になる馬を外して、安全牌で戸崎騎手からの馬券を買ってしまった。
しかし戸崎騎手といえ、馬がサッパリではどうしようもない。向正面で終戦となった。
気になる馬とは、ポントスである。
アイビスサマーダッシュでは、杉原騎手のレジーナフォルテから行って、私の馬券は散ったのに、最終はポントスが激走し、馬連は高配当となった。
ポントスは万年500万下の馬だが、東京で2着に来たことがあったり、はまればこのクラスでも馬券になる可能性はある。
しかし、夏に弱いとかコメントを見ると手が出なかった。軸にする勇気がなかった。
行きどころのない怒りだけが残った。
2週目
やめなければという気持ちとリベンジするしかないという気持ちが私の心の中でせめぎ合っていた。
そんな中、実家でウイニング競馬を見ていると、田中勝春騎手と大久保洋吉元調教師のインタビューをやっていた。
レパードステークスのエングローサーの取材である。
重賞50勝目まであと1勝ということを知り、馬券を取りたいなと思った。
ユニコーンステークス3着なら、勝負にはなる。
そしてインタビューでは、田中勝春騎手の初重賞のときの話になった。
京王杯オータムハンデのオラトリオの話になった。
私は、もう懐かしくて懐かしくて仕方のない気持ちになった。
田中勝春騎手といえば、とにかく東京で大外から追い込んでくるイメージしかない。
青葉賞のサマーサスピションとか、調子に乗ってしまうと1日5勝くらい平気でやってしまう。
しかし、今振り返ると、ちょっと情に流されてしまったかなとは思う。
エングローサーから勝負したが、ちょっと力が足りなかった。
ただ、この週はレースリプレイを、寝る直前に見るようにしたので、最終レースの衝動買いは防ぐことができた点で収穫だった。
喜びの4週目
4週目も、ボロボロだった。
札幌記念は田中勝春騎手の重賞50勝を夢見て、マイスタイルから勝負した。
ただ、これは展開が向かなかった。
マイスタイルは早めの仕掛けで4角先頭。見せ場は作ってくれたので仕方ない。
本当は、このレースだけだったのだが、いけないとは分かっているが、最終レースの衝動買いに向かうことになった。
新潟の最終レースは直線1000メートル戦だった。
牝馬限定・18頭立ての難しそうなレースだが、1頭の馬が気になった。
杉原騎乗のスノードーナツである。
ちょっと成績が足りないかなとも思ったが、直線巧者の馬なだけにここ勝負は明らかだ。
昨年もそういえばこの馬から勝負して、3着に好走している。
そのうえ、1週目のアイビスサマーダッシュとポントスの失敗を取り返すにはここしかないという思いで勝負した。
スノードーナツは好位を手ごたえよく進み、残り400から進路がパカっと開き、そのままグイグイ伸びた。
クビ差だったがキッチリと抜け出していた。馬連は逃したが単勝1,740円は私の心を潤すのに有り余るものだった。
その週は本当に私の心は澄んでいた。自分のやってきたことは間違いがなかったと思えて心底うれしかった。毎日レースリプレイを見た。
ミルファームの馬で馬券をとれたことも嬉しかった。
5週目
鮫島良太騎手との相性の悪さを痛感。前回のブログを参照。
哀しみの6週目
スノードーナツで馬券を当ててから、ミルファームのことで頭がいっぱいになってしまった。
そこで見つけたのが、2年前の新潟2歳ステークス2着馬、オーバースペックである。
最終レースの雷光特別に出走することを知り、この馬で一儲けして、競馬に一区切りをつけようと思った。
しかし、どうもかなり人気になりそう(結果的には1番人気)
なので、他にミルファームで買えそうな馬はいないかと探したところ・・・
10レースの飯豊特別にビリーバーが出走することを知った。
こちらは、ほどほどの人気で十分勝ち負けになりそうだ。
この2レースで勝負しようと思った。どちらか一つはいけるだろうと思った。
レース映像は、両方が終了してから見ることに決めた。
夕方
最悪の結果が待っていた。
順番は前後するが、雷光特別のオーバースペック(5着)は、納得せざるをえない結果だった。
netkeibaを見ると、岩部騎手の騎乗が叩かれているが、外枠をひいた時点でこういう展開もあり得るかなとは思っていた。
ただ重賞2着の底力で、最後の最後に突き抜けるのではないかという望みもあった。
なによりも週半ばで決めた予想を、直前に変えられるほど柔軟な性格ではないことは自分でよく分かっている。もう心中するしかなかった。
本当に最悪だったのは、飯豊特別のビリーバー(2着)だった。
買っていた馬券は
3:スマートシャヒーン
10:メイショウアリソンに各4,000円
11:ジュンヴァルロ
13:ラベンダーヴァレイに各1,000円
結果は、勝ったのは14:ブロワで馬連配当はなんと38,590円。
ミル丼の完成である。
もちろん、ブロワもミルファームの馬であることは把握済み。
しかし全く人気がなく、近走がさっぱりで出るだけとジャッジしてしまった。
なんで杉原騎手は勝てそうなビリーバーじゃなくて望みの薄いブロワなのだろうかとは気になったが・・・
気になったのなら、競馬新聞でも買いに行って、分析すればよかったのではないか。
ブロワの買い材料を無理くりでも探せばよかったのではないか。
よくよく見ると、新潟500万勝ちは杉原だったし、今思えば、本線では買えないかもしれないけど、丼馬券は大好きだから抑えの1,000円なら全然買える・・・
私はスノードーナツの的中で満足してしまっていたのかもしれない。油断である。
さらにもう一丁、杉原で儲けさせてもらおうという勢いが必要だったのではないか?
ミルファームで頭がいっぱいになっているのだから、馬券もミルファームで心中でよかったのではないか。
もう本当にちぐはぐな馬券で自分の頭が爆発しそうである。
1,000円でも買っていれば385,900円だったと思うと、生きる気力も湧いてこない。
いやなことも楽しいことに塗り替える気力も生まれるのに!
もう的中まであと一歩なのに!
しかし
これが私の実力であり、現実である。
このように競馬で頭の中がかき乱され、家族や仕事にも影響が出かねないような状況では、やはり競馬をやめないといけないと思っている。
競馬は楽しい。本当にワクワクするが、もう一度年明けの気持ちを思い出すしかない。
競馬をやめようと必死にもがいていた自分が今の自分を見たら失望するだろうな。
同時に、賭けごとから足を洗うことの難しさをまた思い知ることになった。
或る意味、今回の失敗馬券で、自分の力不足は納得した。
やはりダービーの的中は、ある意味奇跡だったのかなと思うし、幸いにもまだ儲けたお金の半分は残っているので、足抜けするとしたら、ここがラストチャンスだと思う。
どうにか来週から、きっちりやめたいと思う。
最後に
当ブログも4,000アクセスを超え、月に1,000アクセスいただくようになりました。
特に日曜日の夜に見ていただく方が多いようです。
今日も長く、思いをぶつけただけの内容を読んでいただき、感謝いたします。
ちょっと今日は、これだけ書いてもいまだに後悔の気持ちでいっぱいです。
よろしければコメントをいただけると、気持ちの励みになります。
これからも当ブログへ足を(手を)運んでいただけると幸いです。