競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

競馬歴30年で一二を争うくらい悔しい日曜の夜

悪夢の

日曜日だった。

どういうことかというと、予想している中で気になったけど単勝を買わなかった馬が次から次へと先頭でゴールを駆け抜けていったからだ。

土曜日が5頭で930,000円、日曜日が7頭で1,270,000円取り逃した。

まぁ計2,200,000円分・全部取るのは難しいとしても、1つでも2つでも取りたかった。

結局、自分で自分のことを信じきれていないということだ。

どうせ、外れるんだから・・・と内心思ってしまっているということだ。

このブログでは、「やるべきことはやった」とか「自分を律する」とか「一発決めたい」とか「勝利目指して驀進あるのみ」とか偉そうなことを書いているが、結局は自信のない負け犬の遠吠えと同じなんだなと思った。

なんか少しは仕事でも成果が出せるようになって、自分も40代半ばを迎えるようになって、やっと大人になってきたのかなと感じてきたのだが、どうせ自分なんて・・・という負け犬根性というか自分に対する疑念が心の奥底に根強く残っているのかなと。

悲しい現実を突きつけられたような感じだ。

まず

第一の悲報は、日曜・新潟1Rのカップッチョだった。

私は昨夏、こんな記事を書いた。

lifespring.hatenablog.com

夏は、ミルファームの馬が活躍する時期である。

なのに私はこのレース、全く走る根拠が見当たらないサウンドサンビームを、関西馬で戸崎騎手が乗るからという理由だけで◎をぶちこんでしまった。

時計的には、サウンドサンビームのほうが上ではあるが、よくよく見るとサウンドは重、カップッチョは不良馬場でのものだ。これで判断してはダメだ。

あとサウンドは2戦目、カップッチョは3戦目だったのだが、戦績が浅いサウンドの2戦目の変わり身を期待してしまった。

確かに、2戦目→3戦目より、初戦→2戦目のほうが一変の可能性は大きい。

とはいえ、新馬よりペースが速く厳しい競馬になりやすい未勝利戦を経験しているカップッチョのほうを重視するという考え方もできるだろう。

ちょっといろいろ長々書いてしまったが、自分の予想スタイルに沿っているのなら、ここはミルファームで江田照騎手のカップッチョだろうということだ。

単勝3,440円と聞いて、パソコンの前でうなだれてしまった。

その後、続々と悲報が飛び込んできた。

本当であれば、自分の予想スタイルを貫いていれば吉報になったのに・・・

札幌3R・スコルピウス(単勝1,340円)

ゲバラが勝った新馬デビュー組。その後4戦連続で◎にするも、今回は抜け。しかも鞍上はグレースゼットで助けてもらった菱田騎手。

小倉3R・ニホンピロランド(単勝1,540円)

→昨日はエイシンヨッシーを2着に持ってきた小牧騎手。よく乗せてもらっている服部きゅう舎で、まだ3戦目でフレッシュな状態。買えなかったか・・・

小倉4R・ドンドンキードン(単勝1,520円)

→今回初ダート。オルフェーヴル産駒で小倉巧者の浜中騎手で、非常に気になったが・・・せっかく小倉はいつもより1頭多い7頭買えたのに◎を入れられなかった

新潟9R・ローズテソーロ(単勝1,970円)

→昨日取ったネリッサ同様、前走フローラS組ということで非常に気になったが、結果として無印になってしまった。芋づる馬券を実践する絶好のチャンスを逸した。それに次のレースは武藤雅騎手を買っているのに、なぜここは買わないんだ!自分に喝!!

札幌10R・リープフラウミルヒ(単勝1,750円)

→4Rでは丹内・相沢きゅう舎コンビでマイネル軍団の馬を買っているのに、なぜかこちらはスルー。ちゃんと自分の気持ちを貫け!これも喝喝喝!!!(ジャジャン)

新潟12R・エターナルヴィデス(単勝1,140円)

→このレースはどうしても当てたくて、人気のアモレッタを買ってしまった。(普段、予想前はオッズを見ないのだが、見てしまい、やっぱり人気だから確勝級だなと思い買ってしまった)。こうやって当てに行くとロクなことはないと何度も痛い目を見ているのになんで同じ過ちを繰り返してしまうのだろうか?しかも戸崎の超クソ騎乗(怒)騎手の文句は言わないと以前ブログで書いたのだが、もうがまんならない。家族の前でも怒りを露わにしてしまった。(妻もレースを見ていたので、ある程度は僕の気持ちは分かってくれたようだが)

他に土曜日にも5頭ほどいるのだが、もう僕の精神が耐えきれないのでやめる。

特に赤文字で書いた3頭は、何としてでも取りたい馬券だった。もう終わったことだということは分かっているが、この夏ずっと後悔し続けることだろう。

特にカップッチョについては昨年、きつい思いをしながら綴ったミルファームの記事を、1年後に実際の現場で生かせないというのは本当に過去の自分に対して申し訳ないし、情けないし、悲しいし、悔しい。

でも、まだ夏の新潟開催は続く。下を向き続けている場合ではないと自分に言いたい。

そして

今週は残念ながら、土日通算勝利にあと10,000円届かなかったが、今晩は家族3人で鰻重を食べに行ってきた。

息子が実は鰻重が好きというよりは、鰻のタレがかかったご飯が好きなだけという悲しい現実を知ってしまったのだが、大人は美味しくいただけたので幸せな気持ちになった。

ひとつだけ自慢をさせてもらいたい。

もう本当に噛み合わない予想だったが、唯一、完璧に決めることができたのが、小倉10R・コロラトゥーレである。前走◎にしたものの11着で、3ヶ月半ぶりの出走だったが、今回も敢然と◎を打てたのは自分を褒めたい。

川須騎手も、本当によく最内を抜け出してくれた。コースロスのない1番枠をきちんと生かしてくれた騎乗だった。うれしかったなぁ。

コロラトゥーレと川須騎手を信じたことで、惨敗が惜敗になった。

「また借金が増えただけじゃないか」というコメントがあれば、そのとおりですと認めるしかないが、231,000円の負けが10,000円の負けで済んだのは、大感謝である。

そしてこれが私の今年100個めの的中馬券となった。

最後に

このブログだが、通算100,000アクセスを突破した。

昨年の今頃は月に約1,000アクセスだったが、先月は約19,000アクセスいただいた。

特に日曜は1,500アクセス以上いただくこともある。

まぁ本当に私の情けないというか、どうにも救いようのない週末を綴っているが、これを読んで、気を紛らわしていただいたり、楽しんでいただければと思う。