競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

今日は3着内なし!今の馬券スタイルの限界を露呈

JRA最終日は

有馬記念デーに引き続き、的中なしに終わった。

この最終週に、今まで隠れていた課題が噴出したような感じである。

特に今日は、1頭も複勝馬券にすらならなかった。

文句もあるし、反省も必要だし、今宵は寒くつらい夜になりそうだ。

正直言って

やっぱりオッズ(予想オッズ)を見ないで予想をするのはつらい。

今日も、中穴だろうと思った馬が、単勝オッズ40倍を超えているというケースが何度もあった。

中山なら2Rのカピテル、阪神なら1Rのレッドシャドー、3Rのタニノヨセミテ、11Rのカラクプア。

そういう読み違いをしている時点で、他馬との比較が全然できていないということになるし、狙った馬そのものが的外れということなのだろう。

もちろん他馬(特に人気馬)を気にしすぎると、結果的に無難な馬券になってしまうので、塩梅が難しいのだが、この4頭は狙いすぎな一人よがりな馬券になってしまったと言わざるを得ない。

次に

初ダート馬へのこだわりが大きすぎるというのも課題だなと思う。

中山なら3Rのランテーナモア、阪神なら2Rのウインクルジニーが該当する。

たしかに初ダートの馬を狙って、何度もいい思いをしてきたし、若い頃は手を出せなかった初ダート馬を買える度胸がついたのは、40代半ばにしてなんだが、成長の証だと思う。

でも一変する要素は、他にも休養明けとか、馬具の使用とか、脚質転換とかいろいろあるわけで・・・

今日の中山2R・ワセダウォリアーは、休養明けのダート2戦目で、ちょっと気になったのだが、ついつい初ダートの馬に流れてしまった。

デムーロ騎手で23.5倍もつくわけで、この馬券を取れるかどうかが、今日の運命の分かれ目だったような気がする。正直、レース結果を見て、しまったと思った。

あとは

クソ野郎という騎乗もあった。

中山10Rのミッキーブリランテ、12Rのノーブルカリナンである。

坂井と福永。私の中では信頼していた騎手なので、より事態は深刻である。

特に坂井は、10月21日東京代替開催のキラービューティでの仕事が本当に素晴らしかったので、本当に応援したい騎手になったのだが、これでは・・・という感じである。

ただ騎手というよりは、きゅう舎かなとも思っている。

とはいえ、矢作きゅう舎は名門きゅう舎である。今年の5戦は日本→海外→日本→海外→日本という過酷な条件で、リスグラシューを1年間走らせてしかもGI3勝というのは、絶対にすごいと思う。

ただ、私の馬券としての相性は最悪だった。

買えば全く無気力な調教競馬で惨敗したうえに、他の気になった馬に勝たれてしまうし、外すとズドンとやられる。

本当に私にとっては、ストレスがたまりまくる目障りなきゅう舎であるといわざるを得ない、2019年の実績である。

あと中山12R・ノーブルカリナンの、ただ乗ってるだけ騎乗ってどうなんだろうと思う。

もしこれで私が競馬そのものに対し失望感を抱き、来年以降競馬をやめてしまったら、JRAは1年間で、今年の私の投入額1,728万円分売り上げを減らすことが確定する。

もっと、ああいう無気力騎乗に対しては、JRAの制裁というよりは、次のレースのパドックで厳しい声を浴びせる必要があるのではないかと思う。

初めて競馬をやる人が、ノーブルカリナンの馬券を買ったら、もう競馬に対して大金を入れてくれないだろうし、私たちのような熱心に競馬に参加し続ける人に対して「こいつらバカなんじゃない?」と嫌悪感を持ってしまうのではないだろうかと思う。

そうして、年収の3倍以上の金をドカドカつぎ込むファンからも、せっかく興味を持って初めて足を運んでくれた競馬ファンからも見放され、競馬人気は見えないところで下火になり、ギャンブルに対しての視線は厳しくなり・・・という悪循環をたどるということも、あり得ないことではない。

福永騎手は、今日はGIも勝ったし、最高のパフォーマンスで1年間を終えたと満足な気持ちでいっぱいだろうが、そういうときこそ最終レースまで、がめつく、1円でも多く稼ぐ気持ちで、そして福永騎手の馬券を持っているファンを思って乗ってほしかった。

さぞかしいい気分だと思うが、こうして強い苛立ちや、憤りを感じているファンがいるということもまた事実である。

GI勝った後に、ケガしたくないって思うんだったら、最終レースの騎乗依頼受けるんじゃねぇよ!友道きゅう舎のノーブルカリナンの騎乗依頼が来たら、本当に嬉しいと思う騎手がお前の周りにはたくさんいるんだよ。分かっているのか?

かつては私の愛馬を勝利に導いてくれた騎手だけに、余計に残念である。

そして私は来年も競馬を続けてしまうのである。結局は負け犬の遠吠えなのである。

内枠の

イヤな面が出てしまったとも言える。

私は今年、浦和競馬に何度か足を運ぶ中で、一番教訓になったことは、しっかりコースロスなく回ってくることの大切さである。

なので今まで避けることの多かった内枠の馬を肚を決めて買うことができるようになったし、それでいい思いもかなりすることができた。

でも、内枠で前に行けずに包まれれば、よほどの力差がない限り終戦である。

年に何度か(いや何十度か)いやな思いをする覚悟は、どうしても必要だろう。

ヤングジョッキーシリーズ

について、このレースをきっかけに小林騎手のブレークを期待したのだが、残念ながらという結果になってしまった。

ただ1番人気でマークされる立場は、さすがに辛かったかなと思う。今回の騎乗については否定的な見解が多いようだが、仕掛けが早かったとはいえ、勝ちに行く競馬をしてくれたことを認めたい。

今の時点で、技術とかには全然期待していなくて、とにかく変に抑えた不完全燃焼だけはやめてほしかったので、僕は外れても、既に消化できている。

あとは、この経験を来年にどうやって生かすか。

アウェーの浦和で勝てているのだから、もっと乗れるはずだ。来年はタノムヨ。

しかし、馬券的には、地方騎手を買うべきだったなと思う。

やっぱり週5日、みっちり競馬をやっているほうが有利だろうし、このJRAの高額賞金は魅力だろうなと思う。

そこは冷静な視点で判断しないといけないと反省。

知らないから買わない、分からないから買わないではいつまでたっても成長しない。

知らないんだったら勉強するんだよ、分かったか!(自分に対しての怒り)

最後に

阪神12Rについては、どう考えているかを語らせてもらう。

これは、私にとっては、何があっても西田騎手のバーミーブリーズしかありえない。

もう、他の馬を買っているようであれば、僕は僕でなくなってしまったことを意味するといっても過言ではない。

たしかに、この馬は全3勝が福島。初めての阪神。昇級初戦。と苦しい材料が多い。

それでも、西田騎手がいなければ、バーミーブリーズがいなければ、私はきっと今年の途中で泣く泣く競馬を止めざるを得なかっただろうと思う。

仕事や毎日の暮らしで辛いことがあっても、西田騎手の活躍や技を見ることで、何度乗り越えることができたか。

たかが競馬で思う人も多いと思うが、バーミーブリーズ、ピカピカ、カシノブレンド、フジマサアクトレス

本当に競馬をやり続けてよかったと思えた瞬間が、そこにはあった。

1年の最後にふさわしい、今年の自分を象徴するような馬券、そして結果になった。

あと3連単とか、6頭BOXでも全然ダメで。

やっぱり自分は単勝で来年も戦っていくしかないと、迷いが吹っ切れた結果となった。

馬連は、浦和競馬に参戦した時のみの気分転換にしようと思う。

2019年は

17,280,000円投入して、16,591,000円の払戻。▲689,000円という結果に終わった。

この事実を受け止め、来年こそは年間収支プラスを決めたい。

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