今朝、6日ぶりに
パソコンを立ち上げた。
久しぶりにインターネットを見ると、新しい記事がたくさん並んでいて、とても新鮮だった。
なぜ、そんな長い間パソコンを見る気持ちになれなかったのか・・・
それを綴るには、先週の日曜日のあの悪夢を振り返るしかない。
やっと、文章にしよう(しなければならない)という気持ちになった。
このブログを
よく見ていただいている方は、すでにご存じだと思うが、私の先週の競馬の成績は38戦1勝という悲惨極まりないものだった。
記事に記載した36戦のほかに日曜の東京最終と京都最終にも手をだしてしまったことによるものだ。
日曜日の16時頃は、多くの競馬ファンにとって魔の時間だ。
勝負の大勢が決するなか、どうしても最後のあがきをしたくなる。
当初、予定していなかった勝負を迫られることがある。
しかも、それは無謀で玉砕的な勝負だ。
先週の日曜東京12R 丹沢ステークス
私は15番人気のテイエムディランに勝負した。
ほとんどの場合
本命馬の実力通りの走りによって文字どおり粉砕されるのだが、そのときは違った。
なんと、13番人気のカラクプアが、直線一気の末脚で優勝した。
特大ショック
が私の心を襲った。完全に粉砕した。
せっかく高配当の使者が、日曜夕方の東京競馬場に舞い降りてきてくれたのに、私はそれを取り逃してしまった。
カラクプアは前走4着である。
なので、私も気になった。本当に気になった。
あんまり深く考えずにそのまま買っておけばいいものを、着順だけで釣られるのもなんだなぁと、変なプライドを持ってしまって、結局捨ててしまったのだ。
レース後、私はカラプクアの前走映像を見た。
超特大ショック
が私の心を襲った。本当に死にたくなった。
ただの4着ではなかった。ものすごく価値がある4着だと思った。
馬柱的には、通過順位④④④④で、そのままなだれ込んだだけの4着かなと思っていた。
しかしハイペースの中4番手につけて、4角では積極的に仕掛けるもプロスパラスデイズに前をカットされて後退。
これまでかと思われるのも、態勢を立て直して妨害されたプロスパラスデイズを差し返して4着。
前を行っていた3頭は全て着外というなかで、この4着はすごい。
前走馬柱だけでなく、前走レースを見ておけば、間違いなく買えると思った。
私の家は
マンションの角部屋である。
息子の部屋の窓を開けて、窓にある棚に上がると、下が見える。
柵が一本しかないので、ちょっと体のバランスを傾ければいいんだなと思った。
死ねるな・・・と思った。
もっとも、私は新卒で入社した会社にしがみついているような度胸のない人間なので、踏みとどまったが、今思うと、窓を全開にして身体を乗り出そうとしていたあの状況は、ちょっと危なかった。
自殺した人のうち、何割かは踏みとどまるつもりだったのに、誤ってバランスを崩してしまって・・・という人もいるんじゃないかと思った。
そんな心境だったので
まったくブログの記事を作成するという気持ちにもなれず、衝動的にパソコンを片付けてしまった。
今日、アクセス履歴を確認したところ、先週の日曜日は過去最高となる1,166アクセスをいただいていた。
もしかしたら、カラクプアショックを受けた方が多かったのかなとも思った。
そして月曜日からは、つらい仕事が待っていた。
朝早いときは7時から、夜遅いときは22時まで、気の休まる時間がなかった。
厳しいリーダーの下についたので、めちゃくちゃ怒られた。
パワハラで訴えれば、8割がた勝てるんじゃないかと思うくらいだ。
でも、もう懸命にやるしかなかった。
競馬で負けまくっている以上、私や家族が生き続けていくために残された選択肢は仕事しかないのである。
会社を出たら、寄り道もせず家に帰り、食事と風呂と歯磨きを済ませたら、すぐ寝た。
それを5回繰り返した。
そして、私は競馬をやめるべきか、やめざるべきか、1週間考え続けた。
もう人生で何度も繰り返したことだが、本当に悩んだ。
その結果
土曜日の朝6時、私はパソコンを立ち上げ、JRA-VANを起動した。
そして契約解除していた馬三郎を再契約し、1時間ほど前に即PATで投票を済ませた。
これが結論である。
【土曜東京】
1R ゴー(松岡・伊藤伸)
5R ナランフレグ(戸崎・宗像)
7R クワトロダッシュ(木幡巧・牧)
9R ナムラアッパレ(藤懸・高野)
12R カウントオンイット(三浦・高野)
【土曜京都】
2R ブラボーフェスタ(幸・浅見)
3R インナーハート(岩田・吉村)
8R シティーポップ(川田・角居)
9R テイエムチェロキー(岩田・杉山)
12R モザイク(荻野極・奥村豊)