競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

思いは通じた!しかし憂鬱な夜はやって来る

8週ぶりに

競馬で勝った。

日曜阪神1R 単勝11番人気のグレースゼットで一発決めることができた。

ゴール前まで半信半疑だったが、勝った瞬間のあの快感はやっぱり最高だ。

あと、土曜東京2R テーオーダンケルクの的中も個人的には大きかった。

なにせ、東京競馬は4月27日(土)の的中を最後に、72連敗という屈辱的な敗北を喫していたからだ。

なので、私の中では今週はとにかく東京競馬を当てたいという一心だった。

何か、重い石をやっと肩から降ろすことができたという感じだ。

そして、テーオーダンケルクは父ダンカークで、日曜のグレースゼットは、父親が同じダンカークだということで目をつけた一頭。

こうした1つの的中が次の的中を導いてくれるという、私にとっては非常に嬉しい結果となった。

しかし

正直言うと、気分は晴れない。

やっぱり明日の朝、あんまりよくない報告を上司にしないといけないので、とても気が重い。

冷静に考えると仕事は1週間前に比べると状況はだいぶよくなっているのだが、やっぱり気が重い。

競馬で負けてさらに追い打ちというのが、一番最悪だと思っていたので、その点は本当に助かった。

とはいえ、グレースゼットの次の的中が出なかったことが、ちょっとまだまだなのかなという思いがある。

日曜東京1Rのアテンフェアリー(単勝1,360円)、東京10Rのアントリューズ(単勝390円)、阪神11Rのサラス(単勝1,420円)は決めたかったなという後悔の念が強く残る。

このへんを取れないと、センスのある馬券とは言えない。

アントリューズは、「道悪がちょっと」というコメントに心を揺さぶられて見送ってしまった。

全くやる気のかけらも感じられなかった、○山騎乗のロフティフレーズを買うくらいだったら、東京2戦2勝のアントリューズだろうと思う。

昨日の自分に何やっているんだと「喝(ジャジャン)」を入れたい。

390円の配当だが、これを決めていれば今週は合格点だった。

今日の教訓としては、○山は最近成績がよいらしいが、私の中では完全にNG騎手認定だ。とにかく相性が悪すぎる。本当に買うと腹が立つ騎乗ばかりしてくれる。

とにかく今後、○山が人気になりそうなレースがあれば、徹底的に穴馬を探して、なんとか撃破してやりたい気持ちでいっぱいだ。

根本きゅう舎からデビューして、ここまでの地位を築きあげたのは大したものだとは思うので、本当は応援したいのだが・・・

ただ

やっぱり、満ち足りた気持ちもある。

グレースゼットが逃げるんじゃないかという推理があって、本当にそのとおりになったときに、なんか少し手ごたえを感じた。

私は、あんまり枠順というのを重視していなかったのだが、浦和競馬に何回か参戦したことで内枠の有利さを思い知らされた。

浦和競馬と中央競馬のコースを並べて語るのが正しいかどうかわからないのだが、浦和の場合、外枠だとなかなかハナが奪えないし、力のある馬でも道中外々を回ってしまうと、結局最後に脚をなくして、内側を丁寧に回ってきた馬にやられるというシーンを何度も見てきた。

私は「内枠は包まれたらおしまい」という恐怖があって、外枠のほうが好きだったのだが、なんか最近は、内枠で包まれてもいいからコースロスしないで回ってきてほしいという願いのほうが強くなってきた。

と同時に、普段前に行かない馬でも、内枠を引いたことで陣営が普段と作戦をかえて、多少無理してでも前に行こうとするのではないかとも考えるようになった。

私のなかで内枠に対する恐怖心というのが、どんどん消えてきているのだ。

じゃあ、なんでダービー当てられなかったんだ?と言われてしまうと、意気消沈してしまうので、そこは触れないでいただきたい。

とにかく明日を、そして1週間を乗り切って、また楽しい週末を迎えたいものである。