競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

どん底からの出発

1月6日(月)

シアワセデスの負けを確信した瞬間、私は心底気持ちが沈んでしまった。

中央競馬開幕2日間で、1勝23敗。

当たったのは、中山1日目1Rのオイデヤスダイジンの単勝360円のみ。

新年早々、408,000円のマイナススタートとなってしまった。

元旦から4日間、川崎競馬に身を捧げ、連休最終日はJRAに身を捧げ、月曜競馬の結果に一縷の望みを託したが、もうまったく手の施しようがない状態になってしまった。

反省とか怒りとか、そういう次元を突き破ってしまって、もはやどうやって生きていけばいいのだろうかという状況に陥ってしまった。

ブログも書ける気分になれなかったし、そもそもブログを開いたのも5日ぶりである。

死にたい

とは思わなかったが、猛烈な後悔と不安が四方八方から押し寄せてきた。

この年末年始、息子や妻に何もしてあげられなかった。

けっこうショックだったのが、私は1月6日(月)が仕事始めだったのだが、駅の改札をくぐったときに、電車に乗るのが今年初めてだと気付いたときだ。

私は車を持っていない。

ということは、息子や妻をどこにも連れていっていないわけで、なんかすごいむなしい気持ちになった。

息子を近所の公園に連れていったことはあった。でも妻には何をした?

よく考えてみれば、外食すら1回もしていない。

たしかに「どこも混んでいるからねぇ」という会話はした。

でも、元旦からずっと妻は普段と同じ家事をこなしていたということだ。

私が競馬で、ひとりで熱くなっているあいだに・・・

それでも、私が競馬で一儲けしていれば、まだ救いはあった。

しかし、もう年末年始の地方競馬での顛末は、見るも無残な結果だ。

仕事始めの寒い朝、駅のホームで決めた。

次の週末は、息子と妻のために何かしよう

息子に向けては、具体的な計画が決まった。

妻に対しては(息子も含めてだが)外食に連れ出すつもりだ。

競馬については

かなり意識改革が必要だと感じた。

これまでは1日6レースのうち、1レース当ててプラスを叩き出せればと思っていた。

でも振り返ってみると、こんな考え方をしていたばっかりに、かなり無駄な馬券を買ってしまったと、今さらながら思っている。

確かに超大穴を決めるには、結果的に無駄な馬券を買うこともある。

でも、もはやそんな余裕はないし、単勝万馬券とか狙ってとれるものではない。

一発も決めたいけど、と同時に6レース全部当てるくらいの買い方をしないと、もう破綻は目の前というところまで来てしまっている。

火曜日から金曜日までの

4日間。

本当につらかったし、仕事のときも競馬での大敗は頭から離れなかったが、とにかくやり遂げた。

銀行のカードローン残高も目をそらしたい数字だったが、事実は事実として受け止めて、この週末の競馬で最悪の結果が出た場合のことも考えた。

とりあえずメンタル面においても、体調においても、いいコンディションに持ち込むことはできた。

コンディションがいいからと言って、必ずしも勝てるわけではないが、少しでも勝てる可能性が広がればいいなと思っている。

そして、やっと予想が終了し、投票まで完了した。

できるだけのことはやった。結果はついてくるはずだ。

1月11日(土)1回中山3日

1R タピオカ(木幡巧・牧)

5R ブラックマジック(マーフィー・戸田)

6R ココリモアナ(北村宏・古賀慎)

7R チェリートリトン(小林・小西)

10R グラスボイジャー(木幡巧・牧)

12R サンディレクション(武藤・高木)

1月11日(土)1回京都3日

2R ホッコーアカツキ(幸・西浦)

3R シャルロワ(福永・梅田)

4R エンプティチェア(松若・音無)

7R ビオレイメル(坂井・本田)

10R ミヤビパーフェクト(福永・笹田)

12R サイモンミラベル(岩田望・梅田)