競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

もう1週あがくことにする

木曜の夜である。

今、とてもブルーな気持ちである。

自分で蒔いた種なのだが、もう全然やる気が湧いてこない。

仕事でも、全然気持ちが入らなくて、そのうえイヤなことも重なって。

なんでこんなに虐げられないといけないのだろうかということばっかりである。

とはいえ、会社から出ても憂鬱な気持ちは続く。

電車に乗って、資格試験の参考書を開くもぜーんぜん頭に入らない。

人間ドックで、変なものが見つかったこともやっぱり気になる。

でも胃カメラなんて飲みたくないし。

そんな私が

一番おだやかな気持ちでいられたのは、昨年の単勝馬券の分析をしていた時間である。

lifespring.hatenablog.com

なかなかいい知識を仕入れることができた。

と同時に、私はかなり間違った情報を前提に勝負をしてしまっていたようだ。

あれ、この厩舎こんなに成績よかったの?

美浦栗東で勝利数の差が509勝も?

いろいろ分析をしていると、新しい発見がたくさんあった。

そのたびに、面白かった。楽しかった。明るい気持ちになった。

そう思うと

先週の日曜日に大騒ぎしておいて、なんだよという話になるが、もう1週あがいてみたいと思う。

この1週間で、予想の前提となる知識を入れ替えることができた。

そして、もう1週あがいてみようと思った瞬間に、すごいモヤモヤして苛立って落ち込んでいた気持ちが、スッと楽になった。

実は日曜の夜、息子の些細な一言に思いっきりブチ切れてしまった。

その後、息子は妻のところに行ったのだが、そこでも怒られてしまったようで、普段は怒られるとメソメソ泣くだけの息子が

「怒らないでよ。僕、寂しくなっちゃうよ!」と大声で叫んだのだ。

こんなことを続けていたら、息子の心には大きな傷ができてしまう。絶対断ち切らないとと思った。

どうすれば心を穏やかにすることができるかと考えた。

私が苛立った理由は、負けたからではなく、もう競馬ができないという焦りというか追い詰められた気持ちになってしまったからだと思った。

悔しい話だが、負けることにはもう慣れた。負けても表面上は気にしていないように振る舞うことはできているつもりだ。家でも仕事でも。

それなら、地獄のような苛立ちや落ち込みを繰り返しながら週末を過ごすよりも、思いっきり馬券にぶつける方がいいと思った。

あと、金はどうするんだという話になるが、まだEカードで借りることができる。

その返済は3月末だし、銀行のカードローンを利息が一番低いところに1本にまとめるにしても、Eカード分くらいは完済しておかないと進む話も進まない。

それなら本当に片道切符になってしまうし、利息も高いのだが、もう突進するしかないという思いである。

変な話だが、借金に追われてどうしようかと思いながら仕事も競馬も頑張るという状態のほうが、楽しい気さえしてしまうのだ。

もう出馬表も見てしまったし。