日曜競馬は
2つの的中にとどまり、土日トータルでは敗北となった。
せっかく土曜日にいい流れを作れたのに、ぶち壊しである。後悔しかない日曜の夕方である。
まぁ馬場悪化で波乱続出かと思われたが、その読みが外れたのが一番の敗因。
小倉8Rで最後まで迷ったタガノウィリアムが1着になった時点で、今日の負けは覚悟した。
あと、いろいろ分析しているつもりなんだけど、やっぱりまだ見えてないな、見落としばっかりだなというのがレース終わってからの感想。
中京10Rのメイショウテンセイとか、森裕騎手で2戦2勝だったら、最終的に買う買わないはともかく、気付きもしないようでは勝利はないよな。
小倉10Rのガリレイも、太宰騎手を徹底的に狙っていくのはともかく、去勢したことに全く気付かなかったというのもダメだなと思う。
そういう小さなミスが、どんどん積み重なってジリジリ負けを増やす展開になってしまった。結局最後まで流れを取り戻すことはできなかった。
チグハグさも
相変わらずだ。もう自分でもうんざりだ。
短評で「ダンカーク産駒」と書いたら、他のレースでダンカーク産駒が快勝したり、「ゴールドシップ産駒に合う馬場だ」と書いたら、他のレースでゴールドシップ産駒が快勝したり・・・
どうにも注意散漫だなと思う。本当に悔しい。朝の時点ではこんな惨めな事態は全く想定していなかったのにな。
自分でも
分が悪い勝負をしているなとは思う。
本当であれば、追い風が吹いている馬や騎手や関係者に乗って、うまく的中を重ねていくというのが勝ち方の王道なのだと思う。
でも、私の性格というか何というか、追い風が吹いているところに途中から乗るというのは、どうにも気が進まない。
飲み会の例で言うと、なんか二次会から参加するような感じで、どうにもアウェー感があるんだな。
二次会からの参加でも楽しめるかもしれないが、やっぱり一次会から参加してこそだと思うし、下手すると二次会はテンションダダ下がりで、一人当たりの会費だけグンと上がったりするんだよな。まさに養分。
さらに運が悪いと、悪酔いした人の介抱までしないといけなくなったりして。
やっぱりシラフの状態で一次会から満喫したいものである。
競馬で言うシラフとは、まだ調子に乗れていないけどこれから追い風が吹こうとしている馬や騎手や関係者のことと思ってもらえればいい。
そういうところに顔を出して、気持ちのよい乾杯(好配当の的中)をしたいなと言うのが私の思いである。
と思いながら毎週取り組んでいるのだが、なかなか。
それどころか、そんな気持ちとは裏腹に、無意識に二次会から参加してしまって、気付いたら、他人のゲロの後始末をしていたということがしょっちゅうである。
楽しい時間なんて飲み会でも競馬でも一瞬。
そう思うと、一次会を存分に楽しんで二次会には寄らずにまっすぐ帰って自分の時間を楽しむというのが、できる大人であり、勝てるギャンブラーなのかなと思う。
もしね、一次会でいい感じの男女の雰囲気になったのなら、大勢の二次会に参加するのではなく、ふたりだけの二次会に誘い出すのができる男。最高に気持ちのよい夜が待っているかもしれない。
今日の競馬で
唯一、一次会に参加できたのが中山2Rのデリシュレーヌである。
高橋文雅きゅう舎、加藤徹オーナー、大狩部牧場という組み合わせは、思い起こせば昨年の京成杯で直線一気にぶち抜いたクリスタルブラックの関係者である。
短評には「前走2着を素直に信頼」とだけしか書かなかったが、ふと昨年のことを思い出して買ってみた次第。
不思議なもので、馬柱をいくら見てもなかなか的中しないのに、こういう論理的根拠が乏しい馬券に限って意外と決まったりするものである。
朝の10時台に最初の的中が来て、これなら今日もいい勝負ができるなと思ったが・・・
その後はなかなか的中が来ず、なんと次の的中は16時台という有様。
ロバートソンキーがなんとか1着でゴールを駆け抜けてくれた。
そして私の最後の望みが、中山12Rのアシェットであった。
デリシュレーヌと全く同じ関係者である。
私の願いがどこまで届いたか知らないが、アシェットと大庭騎手は好スタートを決めて、いつになく積極的な競馬をした。
大庭騎手は他の騎手とは一線を画して、馬場が荒れた内ラチいっぱいを選択した。
そして4コーナー、ただ1頭内ラチを選択したアシェットと、外を回した9頭との差が一気に開いた。
6馬身くらいは開いたんじゃないかと思う。
残り200メートルを切っても思いのほか差は詰まらず、アシェットもまだ少しは手ごたえが残っているようだ。
うわ、このまま残るかもと一気に私のテンションは上がった。ふたりだけの二次会に持ち込めるのか!
正直、勝ったと思った。
しかし、最後の最後に失速、私のアソコも失速してしまった。
それでも3着に頑張ったアシェットと、大庭騎手の心意気には感謝の気持ちで一杯。
100円馬券でも、これだけ熱くなれるんだなと思った。
こうして
明日からつらい平日が再びやってくるかと思うと気が重い。
でも、それ以上に次の土日を楽しみにしている自分がいるのも確かだ。
こうやって未来への希望というか、明るい光が見えることが、自分の支えになるのかなと思う。
これだけ楽しんだんだ。次は自分が頑張る番。