またしても
日曜競馬ではプラス収支に持ち込めたものの、土日トータルではマイナスに終わってしまった。
6発的中で懸命に追い込んだが、届かず。
今日の競馬で一番悔恨の馬券が、東京1Rのアラカザーム。
前走も勝負した馬だったのに、1戦で見切ってしまった。この馬前々走の東京の内容がけっこうよかっただけに、ホント1戦で見切ってしまったのは悔やまれる。
このレースで買った、ニンジャゴーも前走中山の内容がよかったのは確かなのだが、今になって思えば、今日は東京開催なのだから、やっぱり東京の内容を評価しないと!
クゥ・・・
田中勝春騎手の豪快な追い込み勝ちを見て、しまったと思ったのだが時すでに遅し。前走5着なのに単勝47倍もついたんだ。
でもね、確か締切のとき見たオッズは61倍くらいだったような気がするんだ。
ということは、これも鼻高々になっているAI勝ち組似非ギャンブラーの餌食になってしまったということかと思うと、本当に屈辱の極みである。
しかし、AIはよく見ているなと思う。
アラカザームの前走の中山ダ1200の走破時計は1分14秒8で、時計的には同日・同距離の未勝利戦に比べると劣るのだが、牡牝混合戦で0.5秒差の5着なら悪くない内容。
やっぱり競馬ってタイム(だけ)じゃないんだなと思う。女子だけで走ったレースと、男女混合で走ったレース。タイムはイマイチでも、男たちに揉まれながら得た着順には価値があるということか。
そういうところまで考慮に入れているのであれば、もうAIには敵わないかもしれない。
もう朝10時過ぎの時点でブルー極まりない状況で、もう今日は惨敗だと思ったのだが、まぁよく耐えた方だとは思う。
あと
AI勝ち組似非ギャンブラーは、引退間近の調教師の管理馬についてどう考えているのかなと思う。
土曜は西橋きゅう舎、今日も松田国きゅう舎や湯窪きゅう舎や石坂正きゅう舎の馬が先頭でゴールを駆け抜けたが、こういう人情系馬券も仕留めてしまうのだろうか。
アナログ派としては、こういうところが腕の見せ所なのだが、なかなか難しいなぁ。
松田国きゅう舎の馬で1頭取ったが、他はレースが終わってから気付くという有様。
あと2週間、頭の片隅には入れておかないとだけど、新聞記事になったらもうみんなマークするよな。かえって余分な情報になってしまうかもしれないのが悩ましい。
今日は
東京8Rのトミケンボハテルが、私にとって気持ちのよい的中になった。
トミケンの馬は、けっこう来ると大きいので気をつけるようにはしているのだが、分かっていても買いづらい馬である。
今回は珍しく単勝を買えたのだが、その一番の理由が馬主が変わっていたことである。
富樫賢二氏から富樫アキ子氏になっていた。
富樫アキ子氏の馬主成績は空欄で、それ以上は調べなかったのだが、もしやと思った次第である。
本当に
言うのは易し、行うのは難しなのだが、やっぱり気になった馬は買ったほうがいいとつくづく思った。
そしてもう一つ、人気のある馬と人気のない馬で迷ったら、人気のない馬を買ったほうがいいと強く感じた。
本当に手堅く的中を積み重ねることも大事だし、そのほうが楽なんだ。
でもやっぱり、根拠はないんだけど気になるなという馬がいれば、不安だし計算も立たないと思うんだけれど、レース後の気持ちを想像してなんかいい結果が待っていることがイメージできれば、思い切って足を踏み入れたい。
それが唯一のアナログ派の勝利への道なのかなと思う。
とは言え
結局何も変わらぬまま、サラ金の利息がまたジワリと増えるだけの土日。そして明日以降もそれは続いていく。
仕事だって、仕事そのものだけでなく人間関係にも振り回されながら、また新しい1週間がやってくる。
実は、昨日の土曜の夜は実家で私の誕生日パーティーを少し前倒しで行ってもらった。
両親からもらった1万円を預かり、自分で駅ビルまで買い出しに行った。
お寿司とトンカツとケーキを買ったら、4,136円+2,750円+2,250円で計9,136円。
残った864円は土曜競馬の負けを埋めるのに使わせてもらったのだが、1万円あれば家族5人がお腹いっぱい楽しく食事ができるのである。
僕はこれまでに、なんというお金の使い方をしてしまったのかなと思う。
仕事のストレスとかは確かにある。でも仕事で言いたいことも言えないとか、スケジュールが迫ってくる恐怖とか、そういう心の蟠りを競馬に持ち込むのは間違い。
やっぱりそれは仕事の場で解決しないといけない。
競馬で勝てば気持ちも変わるだろうと、金曜日の夜は1週間の仕事でボロボロになりながらも微かな希望を抱いて会社を出るのだが、結局傷を広げて月曜の朝を迎えることが何度あったことか。
それでも自分の気持ちをなんとか保つために、自分の考えを正当化したり、時には浦和競馬に足を運んでみたりしたけれど、それは結局問題の先送りにしかならなかった。
少しは年収は増えたのだけれど、結局それ以上の金がどんどん流れ出していく毎日。
息子は4月から小学生、腕も少し太くなったし、誕生日パーティーでも乾杯の音頭をとってくれるようになった。
こんな父親でもきちんと育ってくれているんだと思う反面、もっと色々な経験を積ませてあげないといけないし、これからどうやってお金を用意すればいいのだろうかと思うと暗澹たる気持ちにもなる。
妻や息子には「誕生日プレゼントはいらないよ、一緒にみんなでご飯とケーキを食べるだけで幸せだから」と言ったのだが、実家からの帰り道に妻からもらったのが、なんと美浦トレセンの近くにある大杉神社から取り寄せたという勝馬守と蹄鉄型のキーホルダーだった。
俺、こんなのもらう資格ないよと妻に言ったのだが・・・
本当にどうしたものかと思う。
とにかく今の自分にできることは、まずは死を選ばないこと。とにかく生きること。
次に、自分のことについてはとにかくお金を使わないこと。
そして1円でも多く稼ぐこと。頑張るしかないんだ。