競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

回収率2割弱かよ・・・

この土日だけで

さらに12,100円の負けを積み重ねてしまった。

15,000円入れて、2,900円の払戻。何をやっているんですか?という思いしかない。

お札を屑籠に入れることはやめられたものの、コインを屑籠に入れる作業を淡々と続けてしまった。

チャリン、チャリン、チャリン

ダメだね。全然見立てが悪い。惜しい競馬はあったけど、どうせダメなんだろうという気持ちしか湧いてこなくて。

カイアワセは、自分としては見立てを変えてみたつもりだったのだが、一歩及ばなかった。終わってみればフシアワセ。

最近

エーアイが強すぎて、当たってもオッズが急落してしまって・・・という嘆きの声をよく聞く。

ただ私の場合、回収率は2割弱で的中率に至っては1割弱である。

エーアイとの戦い以前に、自分との戦いに負けているとしか言いようがない。

単勝なら的中率2割。これくらいでやっとエーアイに文句を言える資格ができるんじゃないかなと思う。オッズが急落しすぎだよって。

机上の計算なら、5レース予想して5倍の配当を1個的中で回収率100%。

簡単だよなと思うんだけれど、いざやってみるとこの有様だ。

競馬で回収率100%を目指そうと思うのであれば、どんなに悪い時でも半分は回収しないとなぁ。

流れが悪い時に、どこまで踏みとどまれるかというのが、その人が持っている底力なのかもしれない。

エーアイには悔しいっていう感情はあるのかな?

ちょっと

ここからは気分が悪くなる話を書こうと思う。

あんまり読みたくないなと思う方は、ここで×を押していただきたい。

付き合うぜという方は、最後までよろしくお願いしたい。

今日はなかなかブログの筆も進まないんだ、正直言って。有料ブログなら詐欺と言われても仕方ないくらいのレベル。

幸せと不幸せの話である。

世の中には2種類の幸せの素と、2種類の不幸せの素がある。

①.自分が生み出せる幸せの素

②.他人の犠牲によって成り立つ幸せの素

③.自分で招いた不幸せの素

④.他人に押し付けられた不幸せの素

自分の場合だと、③と④が多すぎて、①を生み出せる気にもなれず、なんとかして②で満たしたいと思うが、結局③と④がさらに増えてしまうというのが現状だ。

なんか④だけ日本中に充満していて、②はどこに行ってしまったのだろうか?と思うのは私だけか。

もしかしたら②は人間ではなく、エーアイが貯めこんでいるんじゃないかと思ったりして。

でも悲しいかな、エーアイには心がないので幸せの素をいくら持っていても幸せにはなれない。

そして不幸せの素だけが世の中に残ってしまっているのかなと思うんだ。

エーアイが存在しているがために、仕事を失ったり、年収が下がったりしている人のどれだけ多いことか。

馬券でも同じこと。お金を失い、的中時の払戻金が下がって悔しい思いをしている人がどれだけ多いことか。

競馬の仕組み上、どうしても負ける人が出る。全員勝利はあり得ないのに、全員敗北はあり得る。それは仕方ない。

ただ、マークカード塗るのが精一杯なおっさんと、光速のごとく投票完了してしまうエーアイが同じ土俵で戦うのは、あまりにも理不尽だ。

戦争で言えば、竹ヤリと核兵器での戦いといった感じである。

ただ、百歩譲って競馬は仕方ないかな。だって、やらないという選択もできるのだから。ものすごく苦しいことだけれど・・・

問題は、今の日本社会が馬券勝負の勢力図と同じ状態になってしまっていることである。

大した努力もしていないのに、いい思いをしている人がいる一方で、どんなに努力しても辛く切ない毎日を過ごしている人がいる。

もともと上流だった人が超上流へ、もともと中流だった人が下流へ、もともと下流だった人は超下流へといった感じだろうか。

ワンランクだったら、頑張り次第で上がれるかもしれないが、ツーランク、スリーランクとなると、さすがに無理。

首相は、分厚い中間層の復活を叫んでいて、私もそのとおりと思うが、超上流が強すぎてなかなか状況は改善されない。

そうして手をこまねいている間に、心は日々荒み、世の中はどんどん不安定になっていくのかなと思う。

いろいろ

社会を嘆くことを綴ってしまったが、ここは競馬ブログである。

もう一度話を馬券に戻す。

私が思いを馳せるのは、もし清水成駿氏だったら、どう考えるかなと。

渾身の孤高の◎が的中したとしても、ゆま牧場の本命馬と合致していたら・・・

清水成駿氏も、さすがにガックリするだろうなと思う。

紙の競馬新聞と、エーアイ。

ここでもやっぱり、竹ヤリと核兵器の戦いか。

もう、たぶん、競馬データを使っての勝負ではエーアイには勝てないだろうなと思う。

となると、ゲリラ的な作戦しかない。

一点突破でエーアイの喉先を抉るようなやり方だ。

例えば、浦和競馬のパドックとかだと、関係者同士の些細なやり取りを見ることができる。

その中で、あっこれ、ちょっと期待してもいいのかな、と感じるシーンがあって。

その馬で単複を買ったら、2着に来てくれた。

競馬データだけでは、買えなくはないけど、僕にとってはなかなか買えない馬券。

八百長ではない、いわゆる勝負気配を本場で嗅ぎ取る。

あとは、馬主の奥さまやお子さんの誕生日とかも役立つのかなと思ったりして。

そんなときに、ビシっと決めてくれて優勝写真で武豊騎手と一緒に収まることができたりしたら・・・とか思うと。

なんとか来週こそはいい思いができるよう、もっと研究するしかない。地道な研究があってこそ、インスピレーションの切れは増すと信じて。