競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

憎しみや負の感情で勝利は摑めない

日曜競馬は

5個の的中にとどまり、18,000円購入し、10,300円の払戻。

土日トータルでは13個の的中で、36,000円購入し、25,350円の払戻。

結果として、10,650円の敗北に終わった。

第4回東京競馬が開幕して3週。

・1週目:36,000円投入、12,900円払戻、23,100円敗北

・2週目:36,000円投入、30,500円払戻、5,500円敗北

・3週目:36,000円投入、25,350円払戻、10,650円敗北

・合計:108,000円投入、68,750円払戻、39,250円敗北

ちなみに回収率は63.6%、競走馬に例えると掲示板が遠い成績である。

少しでもいい状況を作りたい、せめて借金の毎月の利息分だけでも稼ぎたいという願いも虚しく感じるばかりである。

土曜はまだ善戦したという手ごたえがあったが、日曜は本当にチグハグな予想になってしまった。新潟なら今村騎手の取捨、東京ならデムーロ騎手の取捨、阪神なら川田騎手の取捨がうまくいかなかった。

とは言え、これは私にとって残念ながら日常茶飯事。仕方ないことと思っている。

私は

自分の思いを貫きたいと、このブログに何度も書いてきた。

でも実際に終わってみれば貫けてないじゃんということの繰り返しである。

何が悪いのだろう?何が原因?

冷静に考えてみると、貫くための情報も分析も金銭も足りていないし、何より自分の思いが多すぎるのかなと。

恥ずかしながら書くが、この土日の予想は睡魔との戦いに負けたというのが現実だ。

記事を9時に更新するとお知らせしていたが、金曜の夜も土曜の夜も予想が完成しないまま布団に入ってしまい、早朝に予想しようと思ったが目覚めてみれば8時過ぎ。

そりゃ、隙だらけの自分の思いも何もあったものじゃない予想になってしまう。

実際、馬柱を分析してしっかり仕留めたと言える予想は皆無なんじゃないかな。

・前走買って的中した馬だから

・読者さんが一口所有している馬だったから

・馬主さんが林正道さんだから

そんなのばかりである。

日曜競馬だって終わってみれば最後の最後まで挽回するチャンスはあったわけだ。

東京最終では田中勝騎手の一発。過去の2走の内容だって全然悪くない。休み明けというのが不安要素ではあったが・・・

目をつけて迷って、結局捨てたんだったら仕方がないんだけど、レースが終わってから存在に気付くようでは終わっているよな、自分・・・

京都最終では、Him Rock Racingの馬が勝った。昨日は同馬主のラッキークローバーを買っていたのだが、今日は買えず。

メインでは佐々木きゅう舎の馬を買っておきながら、最終では買えていないという実に無様な予想。

なかなか馬券のリズムがかみ合わない、たまに買っても不快感しか残らない騎乗をしてくれる田辺騎手を嫌ってしまったのが理由なので仕方がないんだけど。

実は

ここからがタイトルにも綴った今日の本題である。

自分としては、自分の気持ちを捻じ曲げなければいけないので、すごく嫌なことだし、もしかしたら次の土曜日には、僕は心が弱いので、やっぱり憎しみや負の感情を貫いた馬券を買っちゃうかもしれないのだけれど・・・

でもやっぱり「憎しみや負の感情を抱えていては勝利は摑めない!」と未来の自分に対して声を大にして叫びたい。

田辺騎手もそうなのだけれど、僕は原優介騎手が大嫌いである。

50歳近いおっさんが、20歳そこそこの若者に対してそんなことを言うこと自体がダメだっていうのは分かっている。

理由は過去記事にも書いているのだが、2021年の新潟・雷光特別でのガッツポーズがきっかけだ。

お前のせいで辛い思いをしている人間がいるのに、たまたま大外枠引いて勝っただけなのに、さも自分の実力で勝ったみたいな態度しやがってと思ったものである。

私は原騎手のことについては報道されていること以外は何も知らない立場なので、そんな人間が他人のことを評価しちゃいけないということは重々分かっているんだけど、なんかね、どうしてもね、僕はガッツポーズ肯定派なんだけど、あのガッツポーズだけはどうしても不愉快だった。

しかも僕にとっては、雷光特別ってとても大切なレースだったので、レースそのものを汚された感じすらした。

その思いを馬券に表現してしまったのが、土曜新潟7R・ラッキークローバーと、日曜新潟6R・ドラミモンと、日曜東京8R・シーオブドリームス。

前走はともに原騎手が乗っていて、今回は角田河騎手、今村騎手、そして山田騎手に乗り替わり。乗り替わって1着になってほしいと思った。

私にとっては憎しみから生まれた予想であり、馬券である。

しかし終わってみれば14着、6着、5着。原騎手が乗ったときより着順が下がってしまった。こういう馬券を買ってしまうことで自分の馬券スタイルを自らで崩すことになってしまった。

あとついでに言ってしまうと、僕はバローズの馬も嫌いで。それでも日曜は我慢して出走3頭を買ってみたのだけれど、結果は出なかった。

どう

考えるべきなのか。

自分の思いを貫くのはいいと思う。でもその中に憎しみや負の感情が絡んでいる思いは、少しずつでもいいから、ひとつずつでもいいから消していく努力をしていくべきだと思った。

やっぱりその方が馬券収支的にもいい方に出るし、気持ちも晴れていくから。

上に書いた、林正道オーナーの馬も実は以前は嫌いだったというか苦手だった。

でも、そんな気持ちを抱きつつ時々買っているうちに的中することも増えてきて、今ではどちらかというと応援したい気持ちになっている。

応援したいというレベルまでは行かなくてもいいと思う。好きでも嫌いでもないくらいでいいんだと思う。

でもこれって馬券道に限った話ではないなって思う。

今、僕が悩んでいる仕事そのものや、人付き合いでも同じことが言えるんだよな。

別に無理して笑顔いっぱいで仕事する必要はない。やりがいを感じる必要もない。

別にやる気に満ち溢れたふりなんかしなくていいから、実力以上の成果を出そうとしなくてもいいから。

どんなときも平坦な気持ちで、とにかく一歩ずつでも前に進もうという気持ちだけは忘れないで。

どんなに苦しいことも、始まればいつか終わりは来る。

どんな結果が出ても事実は事実と受け止めて、じゃあこの先どうすればいいって考える。

人生ってその繰り返しなんだと思う。いのちがある限り。