競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

借金300万、これが現実

ついに

私のカードローン残高は300万円に達してしまった。

 

f:id:lifespring:20200824225427j:plain

 

そして、土日的中ゼロ。

この絶対負けられないタイミングで、この有様だ。

 

f:id:lifespring:20200824225950j:plain

 

なんか、2万多くない?と思う方もいるだろう。

あまりの苦しさに、最後のチャンスとなった札幌12Rに追加投入してしまった。

あれほど、やらないように気をつけていた最終ドカンである。

馬連で勝負したのだが、前が遠い3着だった。

もう、終わりだね。

言いたいことは

いろいろある。1番枠で散歩を決め込んだ、あの騎手と調教師はなんなんだろうと思うし、それに対して制裁一つ科すことのないJRAに本当に腹が立つ。

とはいえ、結局は自己責任。いやならやるなと言われたらそれまでである。

なので、気持ち的にも、そして何よりもう金銭的に限界で、昼休みにPATサービスセンターに利用停止の旨を伝えた。

くわしくは別記事でまとめたいと思うが、JRAから数日後に届くであろう書類に必要事項を記入して投函すれば、強制的に馬券を買えなくなる日がやってくる。

まぁ、競馬場での馬券発売が再開されれば馬券を買えてしまうのだが、それでも今の自分にとっては1ヶ月でも、数ヶ月でも断ち切ることが必要である。

ただ、もう中山競馬場に行っても、下辰そばを食べる楽しみもなくなってしまったし、クリスタルコーナーもないとなれば、未練もそれほどない。

新しくなった東京競馬場は、もう僕にとっては競馬場とは思えないし。

唯一の心残りは、直線競馬で西田騎手の単勝馬券を決められなかったことだが、もうそんなことも言ってられなくなった。

これも自分が蒔いた種である。

まだ

書類を投函したわけではないのだが、この気持ちを表現するとしたら「運転免許返上に近い感覚」なのかなと思う。

まだ運転することは不可能ではないのだけれど、ちょっと判断力が鈍ってきたり、こすってしまったというような危険な兆候が出てきて、ここで止めておかないと、本当に取り返しのつかないことになりますよ。という状況である。

まぁ私の場合、こすってしまったどころではないのだが。

あと、もしかしたら西田騎手が、かつて騎手免許を返上したときも、こんな気持ちだったのかなと思う。

不本意ながら、返上せざるを得ない状況に追い込まれたとき、どんなに苦しい夜を過ごしたことか。どんなに不安だったことか。

実は

もう1週早く、競馬をやめなければいけなかったのだが、なんかきちんと心の整理をつけないまま、日にちが進んでしまい、今回の痛恨の事態を招くことになってしまった。

そして、45歳と半年になろうとしているのに、今になって事の重大さに気付いた次第。

情けない話である。

とはいえ、やってしまったことはもうどうにもならない。

今朝のNHK総合おはよう日本で、パラリンピック精神に関するニュースをやっていたのだが、ルートヴィヒ・グットマンの言葉が、心を後押しした。

「失ったものを数えるな、あるものを最大限に生かせ」

ただ、それだけ。