競馬を続けた先にある世界

ギャンブル障害を抱えながら、それでも競馬で勝ちたい思いを捨てられない40代おっさんのブログです。

日曜競馬は勝利、それでも土日ではまたも敗北

散々

JRA競馬ファンに甚振られ続け、最後の最後に少しだけ抵抗できたという土日の競馬だった。

土日トータル7勝65敗、2,120円のマイナス。

毎週こんな感じなわけだから、馬券で勝つための知識も仕組みもメンタルも、全然足りていないんだなというのを感じた2日間だった。

もう土曜に惨敗してしまうと、日曜は無理めの馬券を買わないといけないことになってしまい、ますます厳しい戦いになってしまう。

以前も書いたが、もう本当に土曜日の予想が甘いんだよな、結局は。

金曜までの仕事が終わって気が緩むのは分かるんだけど、もっと心を鬼にして厳しく予想しないといけない。

結局そのしわ寄せは、日曜の夕方にやってくるわけだから。

最悪の

事態を救ってくれたのは、日曜東京12Rのボンボンショコラで、馬の頑張りにも騎手のペース配分にもきゅう舎の仕上げにも感謝なのだが、いろんな気持ちがある。

まずガックリ来たのが、締切10分前で単勝37倍くらいついていたんだけど、終わってみたら21.4倍だったこと。

ゴール後、グリーンチャンネルで表示される最終オッズを内心すごく楽しみにしていて、40倍くらいかな、もしかして50倍くらいまでハネていたら・・・と思っていたら、なんと21.4倍に急落。

まぁ土曜の深夜では13倍くらいだったし、まずは当てないことにはと思うが、土日トータルプラスまであるかと希望が膨らみまくっていただけに、ズコーって感じになってしまった。

田頭オーナーがガッツリ買ったとかなら、まぁいいんだけど、AIがガッツリ買ったのだとしたらイヤだなと思う。

やっぱりギャンブルって、賭け手同士で心と知識をぶつけ合って金の奪い合いをする競技なんだと思う。

そこにAIという飛び道具が加わってくると、なんだかおかしなことになるなと思う。

ちょっと前だと、機械が買い目を出してくれるけれど、それを見た人間が最後に決断して購入してという流れがあって、チキンハートな人間だと、機械が出した買い目を信じ切ることができなくて勝ち切れないということもあったと思う。

でも、今は購入までAIがやってしまうとなると、圧倒的な知識と鋼の心を持ったAIに私のようなアナログ人間は吹き飛ばされてしまうというのが現実なのだろう。

AIに対抗するには、人情とか心理状態とか、データ化されていないものを活用するしかないのかなと思う。

今回の

ボンボンショコラについて、どうして買ったのか・買えたのか。私の勝手な拘りがほとんどなので参考になるところだけ摘んでもらえれば。

まず、安い馬できっちり勝つ(稼ぐ)田頭オーナーの馬は、とりあえず気にはしている。安い馬だからなのかどうかは分からないが、レース映像を見ていても、とりあえず目いっぱいの競馬をしているというのは伝わってくるんで。

勝つ負けるはともかくとして、とにかくレース中やれるだけのことはやってくださいというのが、賭ける方からの願い。

いろんな事情があるのかもしれないけれど、賞金だけでなく出走手当や騎乗手当だって、みんな馬券代から捻出されているわけで。

ダメと分かっても全力を尽くす、最悪全力を尽くしたように見せるだけでもよいので。

そこを疎かにすると、私が賭け金50分の1で競馬を続けるしかなくなったように、JRAだって賞金が50分の1になることだってありえると思う。

そうすると、未勝利戦の1着賞金は10万円となり、最高峰のジャパンカップでも1着賞金は600万だ。

だいぶ脇道にそれてしまった。だから、私のようなこじらせオヤジはタチが悪い。

あとは浦和からの転入馬は気にするというのも、私独特の視線か。

実は一番気になったのは、今日の藤岡佑騎手の騎乗馬。

土曜は中京で、日曜は東京11Rと12Rの2鞍のみ。東京新聞杯に乗りに来たのかなと思ったが、初騎乗でしかも14番人気のプロディガルサンのためにわざわざ来たとは思えなくて。

となると、実はボンボンショコラのため?と思えてきたのだ。

1300メートルは関西にはない条件なので、わざわざ東京まで来る理由にもなるし、これは陣営もやる気があるし、藤岡佑騎手も全力で乗ってくれるだろうという結論に達した。

田頭オーナーの馬を買うのは、結構勇気がいるのだが今回はそれも乗り越えることができた。今まで何度も穴が出たときに買えずに悔しい思いをしたので、やっと夢が叶ったという感じである。

ただ

重ね重ねになるが、なんで21倍まで単勝オッズが急落してしまったのかなと思う。

最近、こういうことがすごく多くて。

イカサマをやっているわけではないと信じているが、あらぬ疑いをかけられないようにするためにも、JRAとして何らかの説明が必要な時期にきているような気がする。

あるいは、ゲートが開く前に確定オッズを表示するだけでも、スタート後も馬券を売っているんじゃないか?という疑念だけは晴らすことができる。

あの締切画面から、確定オッズが出るまでの間に何かやっているんじゃないかと感じてしまうのは、今の日本を覆うコロナ禍、政治不信、経済への不安から来るもの。

公正競馬が担保されるのであれば、別に1分前まで馬券を買えるようにしなくても、締切を早めても、ファンは支持してくれると思う。

あと、もう少し言わせてもらえれば、無観客競馬中は、競馬場入場者の馬券購入は禁じてもらいたい。

私はパドックとか返し馬とか見ても分からない派なので、どうでもいいのだが、やっぱり予想においての重要な要素だとは思う。

99.9%の人はテレビの競馬中継で一瞬しか見れないのに、競馬場に入れる人はずっと見れてしまうのって、よくよく考えれば大問題だと思う。

本場に自由に入場できる状況で、自分の判断で場外だったり電話投票で済ませたりというのは全然かまわないんだけど、本場に入場できる権利が制限されている現状においては、ちょっとどうなのかなと思う。

抽選で入場人数を絞るとかは仕方がないと思えるのだけれど、無観客競馬っていうのは非公開の議会と同じ状況だと思うんだ。

でもなぁ

まずは、自分の問題をなんとかしろっていう話だよな。そのとおりです。♪競馬も完敗、サラ金枠も満杯、仕事の悩みも一杯♪ な45歳おっさんの日曜の夜である。