土曜中京1R
朝、スマホを見ているとデムーロ騎手と山田騎手乗り替わりのニュースを見つけた。
えっ、山田騎手の馬を買ったときに限って乗り替わり?と思い、詳しく読むと台風による新幹線運転見合わせによる影響によるものとのこと。
で、誰が乗る?と思い、読み続けるとなんとなんとの川田騎手。
イヤイヤイヤ、これはどういう結果が待っているのだろうかと興味深々でレースを見てみると・・・
川田騎手、もう完璧すぎる騎乗だった。前走ダメだった発馬をバッチリ決めて、道中は馬に負担をかけないレース運び。馬もそれに応えるかのような物凄い手ごたえ。
これで単勝510円もつくのかと思った。
もしも山田騎手だったら、どういう結果だったのだろう。永遠の謎。
ただ、ひとつ言えるのは加用調教師は勝ち負けできる馬を山田騎手に用意してくれていたということ。
山田騎手は本当に悔しいだろうなと思う。
午前10時頃、中京競馬場に着いたとネットの記事で読んだ。彼の気持ちを思うと私まで泣きたくなる。
最初は、何やっているんだよ、もっと早く美浦を出発しておけよ、台風来てるのは分かっているんだから!と思った。
でも詳しい経緯を知るにつれて、これは仕方ないな、山田騎手は責められないなと思った。
私も先週は天気に振り回されて、妻とひと揉めしたのも、最悪のタイミングで大雨が降り出してしまったことが事の発端だ。
先週も今週も台風が来ていることは事前に分かっているのだけれど、それでも想定以上のことが(しかも悪い方に)起きてしまって後悔・・・というのが、日本中で起きているのだと思う。
またこういう書き方をすると叩かれるのだが、今、多くの人はコロナ禍で毎日の生活でも精神的にもいっぱいいっぱい。
でもそんなことお構いなしに台風や地震はやって来る。
なかなか余裕のある行動なんてできない、どうしてもギリギリの判断になってしまう。
今になって思えば、あと3時間くらい早く出発していれば・・・と僕も思うし、山田騎手もそう思っているかもしれない。
でも、山田騎手のような立場であれば調教騎乗だってこなさなければいけないし、自きゅう舎の仕事もあるだろう。
その自きゅう舎でも、なんか突然もう一人、自分より若造が押しかけてきて、自分に回ってくるはずだった馬も奪われ、そのうえあと1年5カ月で、その自きゅう舎も解散・・・
いろいろ言いたいことはあるだろうけど、グッとこらえて頑張っているんだろうなと思う。
減量最終年度の5年目△、25歳。タツリュウオーとの出会いと加用調教師との出会いは、この夏の努力の賜物。
なんとしても手放したくないチャンスだったと思うが、再び任されたフェルヴェンテの手綱をとることはできなかった。
タクシーの中でラジオを聴く彼の気持ちを慮ると、本当にね・・・
1着賞金の取り分26万円は、今後努力を続ければ取り戻せるだろう。でも勝ち負けできる関西馬に乗れるチャンスを摑むのはなかなか難しい。
それでもタツリュウオーの手綱をとることができたのが救い。7着だったけど一瞬ながら見せ場はあった。
疲れはピークだろうが、まだ日曜の競馬がある。精一杯頑張っているのは分かっているのだけれど、頑張ってほしい。
こんなとき、武豊騎手や川田騎手が励ましの言葉をかけてくれていればいいなと思う。
土曜競馬は
5発の的中を決めることができた。
自分の守備範囲の馬券は全部取れた。
プリモスペランツァは3回追いかけた甲斐があったし、エゾダイモンは2走めでキッチリ変わってくれた。
あと、プリーチトヤーンはこの近走で単勝700円しかつかないのか・・・
ただ前回、横山琉騎手が乗った時はリメイクに真っ向勝負を挑んでの3着。それを基準に考えれば妥当なオッズなのかもしれない。
さて、日曜競馬。
願望でもよいから、自分の思いを貫く予想を続けたい。
日曜・中山
2R ドライカプチーノ(岩部・萱野)
3R アイワナアイドル(福永・戸田)
8R セルジュ(菅原明・中川)
11R テーオーロイヤル(菱田・岡田)
12R ニルカンタテソーロ(山田・小手川)
日曜・中京
1R ミリタリータンゴ(平沢・中竹)
3R ナムラデュラン(秋山真・大橋)
10R ゴダイリキ(ルメール・牧浦)
11R ヴェローナシチー(団野・佐々木)
12R ゲンパチミーティア(坂井・矢作)